Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

3月4日土曜 チューリップ賞ほか レース回顧と反省

2023-03-04 | 競馬日記

 日差しが暖かくなって、通りもすっかり春の様相ですね。今日の中山と阪神のメインはGⅠレースのトライアル戦でしたが、どちらも荒れました。

 まず、阪神11R桜花賞トライアルのチューリップ賞から。朝の予想では、258枠が5番人気以内だったので、2枠3番ルミノメテオールを中心視していたのですが、午前の段階で、2枠の枠人気は5→6番人気に下がり、以後も変わらずでしたので、これは方針を変えて、別馬を立てることにしました。今日の阪神は10Rまでまったく平穏で、枠人気は1~3番人気枠が24/30=80%で、147枠よりも258枠が若干強めに出ている展開でした。つまり人気サイドで258枠を狙えというのが「天の声」です。となると、これは8枠17番のペリファーニアということになります。「天の意思」には逆らえないと思いつつ、怖々でしたが、まだ2戦目の同馬を軸にすることにしました。結果的に3着には来たので、ここまでは正解だったのですが、相手から下位人気枠の馬を切ることにしたので、7番人気枠だった7枠13番コナコーストと8番人気枠だった3枠5番ダルエスサラームなどは外し、代わりに1枠や5枠のウラ人気馬を加えました。最後にいい脚で突っ込んで2着に入ったコナは残しておくべきでしたね。ヘマな取捨をしてしまいました。レースは、5枠9番のモズメイメイが他馬の追撃を凌いで逃げ切りました。ラップを見ると、鞍上の武が巧い具合に途中ペースダウンして余力を残せていたことがわかります(乗れてますねぇ)。馬券予想の臨機応変は想定内でしたが、相手選びがやや雑だったかも知れません。10Rまで荒れることなく一見レースが平穏に推移しているように見えても、「マグマ」が溜まって、11Rや12Rで急に吹き出すことがあるので、警戒心が足らなかったと反省しています。

 さて、気を取り直して、すぐに中山11RオーシャンSの予想です。今日の中山は10Rまで三連複万馬券のレースが3回ですから、そこそこ荒れるレースもある「平均的」な流れで、これなら中位人気の7枠から入っても大丈夫そうな気がしました。ただ、あまり捻るのもどうかと思い、朝の予想で推したウラ人気のスンリ(9番人気)はあっさり下ろして、同枠のエイシンスポッターの方に狙いを定めることにしました。三連万馬券の「わたり」の人気は1113→10番人気と来ていたので、奇数人気から複数人気に移行したような気もしましたが、9・13番人気のスンリとオパールシャルムを相手に加えておきました。ナランフレグの単勝人気は時間とともに下がり、逆にヴェントヴォーチェの人気が時間の経過とともに上がり、とうとう2番人気になって、これは単純にルメール人気だけではないような気がしてきました。朝は切ると威勢のいいことを言いましたが、片意地を張ると失敗すると思い直し、ヴェントも一応相手には入れておくことにしました。ここまでは「正解」で、レースではヴェントヴォーチェが1着、エイシンスポッターも頑張って3着に突っ込んできてくれたのですが、2着には何と15番人気ディヴィナシオンが入って大穴を開けました。9・13番人気は買えたのですが、15番人気までは買えませんでしたねぇ。でも、改めて同馬のデータを見れば、ラピスラズリで勝ったジャスパージャックから0.3秒差の6着とはいえ、上がり33秒6は最速でしたし、何と言っても、今日のレースでは王者ナランフレグと同じ1枠でウラ人気の馬だったのですから、そのことに気が回れば、念のため買っておくかな、と思ってもおかしくなかったと反省しています。三連複113,200円、三連単580,400円ですから、こういうのを拾えるようにならないとねぇ。競馬は、本当に紙一重の距離が限りなく遠かったりしますが、そこが分かれ目です。

 明日はまだ弥生賞もありますので、今日の失敗を引きずらずにいこうと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。明日は何とか巻き返そうと思います。また、がんばりましょう。


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