今日から7月、今年も早いもので後半に入りました。奈良は梅雨真っ只中のじめじめとした天気ですが、例年参加している自転車レース、「ミッドナイトエンデューロIN岡山国際サーキット」に今年も参戦するため、にわかチャリダー(?)になってトレーニングを始めました。
手始めに6月6日に自転車レースに参加したものの体力の低下を感じ、こないだの日曜日は久しぶりにサイクリング、コースは、自宅→桜井→多武峰→明日香→自宅といつものバイクや車ならひとっ走りといった感じの約30㎞のコース。走りなれたコースを久しぶりに自転車で走ると、速度が全く違うから見える景色も違ってくる・・・田んぼに水が入り、小川のせせらぎの音も聞こえるし、今まで気付かなかった野菜の直売所なんか見つけたりして、学生時代していた自転車旅を思い出しました。
ただ、そんな景色が見えるということは、速度が大して出ていない証拠・・・県道37号線は、延々と上り坂が続きます。学生時代、一度だけこの道を自転車で走ったことがあって、今乗っている自転車よりも走路抵抗の大きいマウンテンバイク(MTB)で登り、さほど苦になった覚えはないのに、この日は、なかなか前へ進みません。途中↑の写真のところで一休憩して、麓から多武峰のコンビニまで距離にして4㎞を30分もかけてようやく到着。もう汗まみれで、持ってきたポカリを飲み干しました。
まだ、ここから談山神社を超えてその先の峠まで急坂が続くのに、息切れ。少しすると峠を降りてきた1台の自転車が横に並び、しばらく奈良の自転車レースについての話を聞きました。
地元の自転車レースの状況というのは、ほとんど知らなかったのですが、昨今の自転車ブームの影響からか、県内でも新たにレースが始まっているとのこと。聞けば紀伊山地の山岳路250㎞を1日で走破するものから、年間4戦の今年始まったレース、今月行われるヒルクライム大台ケ原など、気付いたら30分も話をしていました。
体力も回復して、最後の急坂区間にかかります。3月7日の記事で紹介した昨年末にようやく全通した峠道(記事はこちら)、もう何回も走っているので、ヘヤピンカーブの連続する急坂のコースという認識があったものの、多武峰までの上り坂で体が慣れたのか、結構軽快に(?)登れました。下りは思いっきり速度を出して、ダウンヒルを楽しもうと挑みましたが、残念ながらタイヤの細いレーサータイプの自転車は、以外と下り坂が苦手なようで、学生時代に乗っていたMTBの方が下りは安心して走れたように感じました。奈良盆地を眺めながら一気に明日香、石舞台に到着。観光客のレンタサイクルに紛れながら、自宅への帰路につきます。
久しぶりの自転車ツーリング。今回は無理をせず走ったので、まだ筋肉痛も最低限で収まりました。よく走る道ながら、自転車で走ることによって達成感や満足感が違います。7月末のレースまで、あとわずかですが、できる限りトレーニングを積んでいきたいと思います。
DATA 時間:1h35m38s 距離:26.26㎞
平均速度:16.4km/h 最高速度:50.6km/h