8月に入ってから梅雨が明けて、ようやく夏らしくなってきたと思うもつかの間、今週に入ってから、朝晩涼しく感じるようになってきました。もうこのまま秋に向かっていくような気配がします。さて、今日の信州ツーリングは、ツーリングコースとしても人気の高い国道の紹介です。
PART2 志賀草津道路
8月15日 2日目
ルート:カヤの平→(県道502・471)→志賀高原→(R292)→渋峠→(R292)→草津温泉
6時半にキャンプ場出発。朝もやのかかる中、昨日来た道を戻る。グリップヒーターはもちろんONの状態。ジャケットの下はトレーナーを着用。おおむね晩秋の服装でちょうどいい。早朝にも関わらず林道には駐車車両が多い。よく見ると、渓流が流れており、釣り目当ての車のようだ。
国道R292、「志賀草津道路」は今回で2回目。前回3年前に通った時は草津側から長野側へ抜けたので、今回は逆ルート。国道最高所の渋峠に向かって、どんどん標高を上げる・・・途中、横手山ドライブインの駐車場に入ると、遠くに雲海が広がっていた。
今回で信州ツーリングは3回目だが、こんな素晴らしい雲海を眺めることができたのは初めて。朝のキャンプ場の朝日といい、この雲海といい、早起きした甲斐があったというもの。しばし見とれる。
さらに上った所にあるのが、国道で日本一高所にある「渋峠」。標高は2,172m。3年前の訪問では、この場所のみ霧がかかって、展望が利かなかったが、今回はすっきりと晴れた。
上の写真を見て、最初「ゴルフ場が広がっている」と思ってしまったが、それは間違い。おそらく標高2,000m超の世界なので、森林限界が超えて、低木や草地が広がっているのだろう。下の写真の右側に火山の火口のような山があるが、これが白根山の「湯釜」なのだろう。
日本一標高の高い国道を下っていく。心なしか雲が近い感じがする。かなり気持ちのいい道である。
3年前は万座の方から上っていったので、草津方面へ行くのは今回が初めて。今回はパスしてしまったが、先に書いた「湯釜」、このツーリングから帰ってきて次の日の夕刊の旅行会社の広告に載っていて、この景色なら立ち寄ったらよかったと後悔・・・それを知らずに、この時はどんどん下っていく。
こんな感じで、草津側も素晴らしい風景。10年前に走った、「乗鞍スカイライン」(現在は一般車両通行止)にヒケを取らない、雄大な景色が広がっていた。次回は草津側から上ってみたい。