HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

四国お花見ツーリング PART4

2010-05-10 22:27:23 | バイクロングツーリング


3月22日 3日目 PART4 ひたすら走る

ルート:江川崎→(R381)→窪川→(R56)→須崎東IC→(高知道)→南国IC→(県道45・R195)
→別府峡→(R195・県道19・28・22・16・R55)→徳島→(R11)→鳴門IC→(神戸淡路鳴門道・第二神明)
→須磨IC→(R2他)→六甲北IC→(阪神高速・西名阪道)→柏原IC→自宅
距離:473㎞





 今回宿泊したのは、江川崎にある「ホテル星羅四万十」。今から10年前、初めて四万十を訪問した時にも同じところで宿泊したが、その時はもっと質素な建物で宿泊費もリーズナブルだった。その後、建て替えされたのか、近代的なコンクリート打ちっぱなしのホテルになっていた。客間は四万十川を望む和室で、温泉は内湯しかないものの、こちらからも四万十川を望むことができる。夕食は、「四万十御膳」という、通常の会席料理をコンパクトにしたものとのことだが、量、味とも十分で満足した。久しぶりにワインを1本空け、早々に酔いが回ってしまい、このホテルの名物でもある「満点の星空」が見れなかったのが、残念・・・21時には就寝してしまった。



 一夜明け、今日は黄砂の影響もない穏やかな朝となった。改めてホテルの外観を見ると、どこかの設計事務所の作品だろう、かなり凝った造りになっていた。
 今日はもう帰る日、徳島まで走り到着の時間次第で、正月利用した「南海フェリー」で帰るか、鳴門大橋と明石海峡大橋で帰るか決めることにする。なにせ今いるところは、徳島とは正反対のところなのだから・・・
 R381を四万十川沿いに窪川に向かって走る。昨日、走ってきたルートとは違い、道路が整備されていて走りやすい。所々に沈下橋があるが、川幅が広く、ゆったりとした感じがした。途中、予土線の鉄橋と沈下橋が並んでいる場所を発見(トップの画像)!2、3時間に1本しか運行されない予土線の列車はさすがに来なかったが、桜が満開で、雰囲気のいいところだった。



 須崎東ICから高知道に乗り、南国ICで降り、R195を走る。この道は高知と徳島を結ぶ国道で、今もダート林道の残る「剣山スーパー林道」へのアクセス路として、以前から興味があった。さすがにR1200GSで林道を走る自信はないし、その林道自体まだ冬季通行止めなので、通れないが、沿道は温泉もあって、今まで走ってきた四万十とは、また違った景色が楽しめた。そういえば四万十では桜が満開だったのが、こちらではまだ咲いていない。ちょっとのことだけど、東へ移動したので、まだ気温が低いのだろう。山々はまだ冬のままだった。



 「別府峡温泉」というところで、昼食&温泉に入る。こんなところの昼食なので、正直期待はしていなかったので、「ビーフカレー」を注文した。店員さんが「それなら日替わり定食の方がお得ですよ」と言うので、その通りにしたら、サラダの他、山菜の天ぷらとデザートも出てきた。カレーに天ぷらが合うのかと思いきや、旬の山菜の天ぷらはなかなかいける。おいしくいただけて満足した。温泉は内湯だけだが、渓谷ののんびりした温泉で、麓の土佐山田から来たというおじさんと長話をする。「この辺りは平家の落武者の多いところ」だとか、「土佐の人間は金遣いが荒い」等、なかなか地元でしか聞けない話をたくさんしていただいた。



 そうこうしているうちに、別府峡温泉を出発したのが14時になってしまった。徳島まではまだまだ遠く、ずっと走りっぱなしになる。途中総走行距離2,000㎞を達成!そろそろ乗りなれてきたかな?正月の経験からR55は混むことが分かっていたので、途中から県道を使う。それでも最後は、R55に入って少しの区間だけど、渋滞にはまってしまった。残念ながら徳島港16時35分発のフェリーには間に合わず、橋を使って帰ることになった。



 3連休の最終日とあって、高速は大混雑。鳴門大橋を眺めることのできる淡路島南PAも大混雑、その後、明石海峡大橋も渋滞・・・おかげ様でのんびりと明石海峡を眺めながら渡れたのはいいものの、その後も渋滞・・・まぁ大きな声では言えないけど、バイクはすり抜けができるので、まだ車に比べればマシなものの、正直、疲れた。空いていたら、フェリーを使うより早く帰れるのに、ホンと最後は疲れ果てたツーリングとなってしまった。

 と、こんな感じで、「四国お花見ツーリング」が終わりました。まぁ最後の渋滞には参ったものの、久しぶりに四万十川を満喫し、ひと足先にお花見もできて満足しました。また連休がある度に長距離ツーリングを楽しみたいものです。



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