HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

北海道ツーリング17日目(8月3日)

2006-02-03 20:39:55 | バイクロングツーリング
                    ↑長旅もあと少し。20時30分舞鶴港到着。

 今日紹介するのは北海道ツーリングの最終日。7月18日に出発して16日後、ようやく本州の土を踏むことになりました。

 8月3日(水) 48935KM~49122KM 曇・晴
 コース:小樽→(新日本海フェリー)→舞鶴→舞鶴西IC→(舞鶴・若狭道・中国道)
      →吹田IC→(近畿道・西名阪道)→柏原IC→自宅(橿原)
 周辺地図:livedoor地図

 昨晩、23時50分に小樽を出航したフェリーは約21時間かけて、舞鶴に到着する。高速船のおかげで随分と早くなったけど、相変わらず船内はヒマ。行きの7月19日の投稿の時と同じく寝るだけの1日です。もう旅も終わりだから、行きの船内と違ってグッスリと眠れます。日本海航路は瀬戸内海の航路などとは違って、基本的に陸地が見えず、大海原が広がるだけ。行きはこの風景も見ると気分も高揚してくるけど、帰りはもう十分。とりあえず、午前10時30分頃に小樽行きのフェリーとすれ違うのが、数少ない、気分転換になるのです。


               ↑新日本海フェリー同士のすれ違い(ビデオカメラからのキャプチャ画像)

 まぁすれ違うといっても、どちらも時速60㌔出ているから、結構早い。2週間前は向こうのフェリーでワクワクしながら、こちらのフェリーを見ている自分がいたんだな。

 舞鶴到着は20時30分。空調の効いた客室から車両甲板に降りるとやっぱり蒸し暑い。う~んやっぱり北の大地は涼しかったんだなぁ。再びあの滑る長いスロープを降りて、本州の土を踏む。なんかホッとした気分。いやまだ舞鶴から自宅まで約180㌔走らなければならない。もちろん下道で帰ろうなんて思いはないが、チェーンが伸びきっているのが心配。とりあえず、高速道路は時速80㌔巡航ののんびりモードで帰ることにする。

 舞鶴道では1車線の区間があって、僕の後ろにはかなりの車の列が出来ていたけど、バイクに載せている荷物はもちろん北海道でツーリングしていた時と同じだし、「ホクレン」の旗も全部付けていたから、嫌がらせをする車もいない。まぁ「ホクレン」の旗なんて、北海道でツーリングをしたことのある人しか分からないアイテムだけど、「僕は今まで北海道を旅行してきたんだ!」というメッセージを伝えたいから、この旗をたなびかせて帰ることにした。思えば、今回のツーリングは、「もう社会人になったら長期で北海道の旅なんて出来ない」と思っていたけど、うまい具合(?)に会社が傾いてくれたおかげで行けた。今まで疲れて働いていた自分にいい療養を与えられたと思っている。

 無事に西名阪道の柏原IC付近まで帰ってきた時、軽い合図と共に僕のCBを追い抜く、サイドカー付きのゴールドウイング(GL1500)。昨日小樽で一緒に雨宿りをし、船内でも話をした方でした。同じ奈良在住の方だったので、帰る道も一緒だったのですね。このゴールドウイングは青い回転灯を両側に点けていて、夜のハイウェイでは異質だけど、北海道にはこの手のバイクはたくさん走っていて、同じ北海道を走ってきた者として、フィナーレにふさわしい光景だった。

 自宅に到着すると、もう日が変わる寸前。長旅の後にいつもホッとする場所が自分の部屋のベッド。なんだかんだで、一番落ち着いて寝れる場所です。

 さて、昨年の10月14日より毎週金曜日に連載した「北海道ツーリング」いかがでしたか。旅はこれで終わりですが、今回のツーリングではデジカメの他にビデオカメラも持っていった(どちらかというと今回はデジカメよりもビデオカメラの動画の方がメイン)ので、次回からは、ビデオカメラから取り出した画像を何回かに分けて紹介したいと思います。若干、画質は落ちますがお楽しみに!


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