今日は久しぶりに「鉄」の話題。こないだツーリングで立ち寄った「湯の口温泉」で見たトロッコ列車の
入換風景を写真で紹介しましょう。
6/26のブログでも紹介したように、和歌山県紀和町にあるこの温泉は、今話題の源泉かけ流しの温泉で、
昔ながらの湯治場の雰囲気がGood!ただでさえ昭和レトロが感じられる温泉なのに、この隅には鉱山の
作業員を運んだ「鉱内電車」が動態保存されているのです。蓄電池を積んだ機関車が木製の客車を牽引
するので、「電車」の名前が付けられていますが、雰囲気は昭和時代そのもの。今でも麓の瀞流荘という
ホテルからこの温泉まで10分で結んでいるのです。トンネルからのひんやりとした冷気が気持ちよく
感じられるこの「停車場」で、人力による入換作業の一部始終をカメラに収めたので、ご覧ください。
お客さんを降ろした後、一時バック運転でトンネル内に入ります。
運転手さんは手前のポイントを切り替えて、トンネル内で客車を切り離して、機関車は引上げ線へ入線。
運転手さんは再びポイントを切り替えて、客車のブレーキを緩めます。ここからの作業は見ていて大変そうでした。
運転手さんは、人力で木製の客車を動かします。運転手さんの背の高さと客車の高さに注目
この「鉱内電車」の小ささが分かっていただけるでしょうか少し下り勾配になっているのでしょうか。
運転手さんに押された5輌編成の木製客車は、そろりそろりと停車場へ入線してきました。
客車のブレーキをかけて、運転手さんは機関車へ移動します。
ポイントを切り替えて、引上げ線に入ったままの機関車をトンネル内に移動させます。
またまたポイントを切り替えて、停車場に停まっている木製客車に連結して、入換終了
帰りの「鉱内電車」の発車準備が整いました。
現在、日本全国でこんな長閑な入換風景が見れるのはいくつあるでしょうか?
紀州の秘湯で毎日繰り返されるこの風景、いつまでも残してほしいものですね。
運転手さんもいい方で、この「鉱内電車」のことやこの先に続くトンネルのことなど、話を聞くことができました。
次回来た時は、この「鉱内電車」で「湯の口温泉」へ来てみたいですね
気になる木製客車の室内はこんな感じです。木製の椅子に座布団が敷いてありますが、乗り心地は
どんなものなのでしょうか?
停車場にあった時刻表。1日6往復しているようです。
「湯の口温泉駅」の駅名票。「駅」よりも「停車場」の方が雰囲気に合うと思うのは、ボクだけでしょうか?
ちなみに麓の瀞流荘の「停車場」は「こぐちだに駅」と言うようです。
「湯の口温泉駅」の「停車場」から「湯の口温泉」を眺めます。一番奥の3階建ての建物内に温泉が
沸いています。手前に並んだ建物は、バンガロー。湯治で滞在するのもよさそうです。
「鉱内電車」の公式HPは こちら となっております。
この時行ったツーリング記事は こちら となっております。
奈良県からだと無理なく日帰りツーリングできる距離なので、これからの季節おススメです。
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