HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

竜馬がゆく 全8巻

2011-04-23 22:15:13 | 日常・その他




 昨年大ブームを起こした、NHK大河ドラマ「龍馬伝」。幕末の志士、「坂本龍馬」の生涯を福山雅治が演じたことで、ボク自身、初めて大河ドラマを一話残さず、毎週見た。「坂本龍馬」のことは、当ブログでも何度か高知県桂浜の「坂本龍馬像」を紹介したが、以前の記事にも書いたように(記事はこちら http://blog.goo.ne.jp/k-hiro-t2901/e/084c5da9881490095965d16177db4ee8 )、33歳の生涯の中で、世の中を動かしたという事実は、同じ歳のボクにとっても「すごい」としか思えない。おそらく、龍馬が60歳や70歳で世の中を動かしたというのなら、この大河ドラマも見なかっただろうし、今日紹介する本も読まなかっただろう。平成20年に「龍馬像」を訪問した時、その銅像の下にあった看板を見て、「どんな生涯を送った人なのだろう」という興味が沸いたが、昨年は大河ドラマ「龍馬伝」を見たことで、龍馬の持っていた価値観や物事の進め方に共感した。龍馬は最後、「暗殺」されるのだから、決してハッピーエンドなドラマではない。しかも激動の幕末ということで、暗い場面も多かったのだが、明確な「目標=夢」があったのだなぁと思う。現在も「激動の時代」だけど、明確な「目標=夢」さえあれば、乗り越えられる気がする。

 さて、昨年末で「龍馬伝」も終わったけど、その余韻が忘れられず、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」(文藝春秋)を今年に入ってから読み始めた。これは全部で8巻あり、昨晩ようやく最後まで読み終えた。以前にも書いたように、ボクはあまり読書はしなかったが、これは興味のある本だったので、毎晩読んでいる時もあったほど読書に熱中した。大河ドラマとは作者が違うので、人間関係など微妙に違う場面があるが、「龍馬伝」を見ていたので、より一層「龍馬」のことが分かった気がする。「龍馬伝」以上に歴史的人物が出てくるので、もう一度読み直したら、さらに理解が深まると思う。

 それにしても、「龍馬伝」や「竜馬がゆく」を読んでいたら、「当時の若者は、これほどまでに将来の日本について考えていたのか」と驚いた。もちろん武士という身分がそうさせているものもあるが、今の時代においても見習っていきたい。


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