こないだの土、日は社員旅行で山陰方面へバス旅行に行ってきました。
ルートは、中国道から米子道蒜山ICで降り、蒜山→大山→米子→皆生温泉泊→境港→安来→米子から米子道で帰ってくるというもの。蒜山、大山へは、3年連続の訪問となりましたが、今回はちょうど紅葉の季節にあたり、観光バスに揺られて見ることになりました。
ヒルゼン高原センターより。天気が下り坂の予報でしたが、2日とも天気はまずまずで、標高の高い蒜山や大山はちょうど紅葉の季節となっていました。バイクで走ったら気持ち良さそうです。
大山まきばミルクの里より。昨年、一昨年と同じ地域に来て、観光客の少ないところだなぁと思っていましたが、それはあまり観光バスが入れないところを中心に回っていたからで、このような観光コースには、観光客が多いことを実感しました。人を入れずに写真を撮るのが大変です。いつもはB級スポットばかり回っているんだなぁと思いました。
日曜日は、境港へ行きました。皆さんが市場で蟹などの海産物土産を買い求めている間に、ボクは港へ。早朝は賑わっていたはずの港も、閑散としていてのんびりできました。イカ釣り漁船が1隻係留されていて、バックの「境水道大橋」とうまくフレームに収まりました。
その後、境港の商店街を歩きます。ここは「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメの作者、「水木しげる」さんの故郷で、商店街全体が「妖怪ロード」として、着ぐるみが歩いていたり、ブロンズ像が置いてあったり、妖怪グッズの店があったり、なかなか面白い商店街になっていました。「妖怪」なので、暗~いイメージがありましたが、この取り組みは結構観光客に支持されているようで、人通りも多く、地方の町おこしとしては成功していると思いました。ここでは、新しい名物(?)、「妖怪饅頭」を土産物としました。皆さん行く所で土産物を買われていますが、ボクの場合はバイク旅に慣れてしまっているので、土産物は最小限です・・・
日通の倉庫にも、「ゲゲゲの鬼太郎」の絵が書いてありました。小学生の時、毎週テレビで見ていたので、懐かしく感じます。
妖怪グッズの店など結構最近建てられたり、改装されたりしている店が目立った中、この駄菓子屋さんは昔の風情が残っている感じがして好感を持ちました。上の看板も時代を感じさせます。昔からここにあった駄菓子屋なのでしょう。
境港から足を伸ばして、島根県の「足立美術館」にも立ち寄りました。以前から、山陰の方に、「素晴らしい庭園のある美術館がある」と聞いていましたが、広大な庭園に圧倒されました。ここも有名なのか観光客が多く、しかも滞在時間が1時間だったので、のんびりすることができなかったのが残念です。館内何箇所かに喫茶店があるので、珈琲を飲みながらゆっくりとした時間を過ごしたいものです。
と、こんな感じで2日間を駆け足で紹介しました。バス旅行は、5年前(?)にスキーバスに乗って以来。↑の地元観光バス会社が所有する、最新式の三菱製トイレつきサロンバスで周遊しました。後ろが少々えぐいデザインのこのバス、なかなか車内はゆったりとしていて、シートも長時間の乗車にも関わらず、腰が痛くなることもなく、快適な旅行となりました。天井から液晶テレビが下りてきて(しかも前と真ん中の2箇所)、地デジやワンセグの他、衛星放送まで見れたのにビックリ!前から3列目に座っていたので、前面を展望していた感想・・・バスって思いのほか加速がよく、高速道路の追い越しもダイナミックに行い、あなどれない性能でした。これで船みたいな揺れ(高速道路の段差で何度も揺さぶられる)が無くなれば、もっとよくなるのにと思いました。