北海道ツーリング・立ち寄った駅、第2回目の今日は、無人駅を中心とした小さな駅の紹介です。先週紹介した、大きな駅とは違って、こじんまりとしていますが、一部の駅舎は喫茶店が併設されていたり、足湯があったり、駅員さんがいなくても地元の方の手によってキレイにされています。1日の本数が数本の所でも、やはり駅は街の玄関口になっているのです。
さて、トップの画像は釧網本線の北浜駅。この駅はホームに立つと目の前がオホーツク海という大海原が広がる一方で、この駅舎は全国各地からこの地を訪れた旅人達の切符や定期券、名刺が壁や天井至るところに貼られています。ちなみに、昨年BSで放映された関口知宏さんの「列島縦断鉄道乗りつくしの旅」では、この駅舎内にある喫茶店の「ハンバーグ定食」が旅行中食べた中で一番おいしかった料理として、マスターと共に出演されていました。
↑留萌本線の終着駅、増毛駅。壁に掲げられた駅名表示板に重圧さを感じます。
↑釧網本線、川湯温泉駅。振り返れば硫黄山の荒涼とした風景が広がる駅。この駅舎はレトロな作りで雰囲気がいい。右端の方には無料の足湯が新たに出来ていました。
↑ログハウス風の釧網本線、細岡駅。ここは釧路湿原の中の駅で、喫茶店もない。ちなみに、周囲に店もない。しかししっかりとした作りなので、この中で駅寝は最高かも。もちろん終電後に寝て始発までに起きるマナーは守りましょう!
↑釧網本線、塘路駅。「釧路湿原ノロッコ」号が折り返す駅で、周囲には塘路湖、シラルトロ湖が広がる。釧路湿原の中の駅はログハウス風の駅舎が多く、風景にマッチしているのが特徴。
↑これが日本最東端の駅、根室本線東根室駅。以前はホーム1本だけの簡素な作りだったが、最近、駅前が整備されて、記念碑も建てられた。
↑日本最東端の駅を示す標章。7年前訪れた時にはこの横に、自分の名前を書いたのだが、消されてしまっていた・・・
↑もうすぐ廃線になってしまう北海道ちほく高原鉄道の陸別駅。駅舎は道の駅になっているので、無くならないと思うけど、構内は無くなるだろう。
↑同じくちほく高原鉄道の足寄駅。この駅も道の駅併設になっていて、近くに歌手の松山千春の実家があることから、記念館が入っている。ちなみに、この町はあの鈴木宗男氏の地元であり、この駅も含めてちほく高原鉄道の駅は立派な作りが多い。
というわけで、先週の予告通り、今回で昨年夏に行った北海道ツーリングの紹介はひとまず終了します。まぁまだ紹介しきれていない記事もあるので、それはまたその都度紹介するとして、次週4月からは↓のツーリングの紹介。2004年の10月に3泊4日(内フェリー1泊)で行ったツーリング。場所は想像にお任せしたいと思います。お楽しみに!
←草原の間に立つ岩がヒントです。
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