吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

「三度目の殺人」観賞の記

2017年10月06日 | Weblog
2017年10月5日(木)特別の宿題もなく、することもないので、”映画でも観にいくか”ということで、久しぶりに映画館行きとなった。昼まえの軽食&コーヒーを摂って、午前11時すぎ映画館イオンシネマへ向かう。ウィークデーだからか、シネマ館はがら空き。比較的うしろの方に席をとった。

映画は、是枝監督の「三度目の殺人」。原作は知らない。小説も脚本も読んだことがない。是枝裕和社会派監督と福山雅治氏タッグの映画らしい。殺人前科のある三隅の役所広司や咲江役の広瀬すずの好演が光る。弁護士重盛役の福山雅治を主人公にした法廷心理サスペンス劇。

”三度目の殺人”が、誰の、どの事件か、どの心理なのかが、ハテナになるストーリィだが、「殺人とは何か。罪とは何か。罰とは何か」などに加え、正義や真実とは何かなど考えさせられる。一度目、二度目、三度目とも、三隅殺人なのだろうが、三度目は本当に三隅なのか。咲江なのか、あるいは精神的に殺された重盛なのか解らない。

罪や人を裁く裁判官やそれを弁護する弁護士とは、何だろうか。そのような仕組みや社会にしたのは、誰なのだろうか。神様やキリストなのだろうか。裁くことと裁かれること、裁かれる人と裁く人は、どのように違うのだろうか。そのようにした人間社会について、考えさせられる。何ともわからないままに、帰宅した。
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