Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

昭和バー(仮)

2019-02-08 | 日記

改元まであと2ヶ月半ほどとなり、今や「平成という時代」を振り返る企画があふれている。

東京オリンピックと言えば202050年以上前の1964年のオリンピックは、もはや歴史の教科書の中の出来事なのである。

我々昭和生まれは、もうすぐ「2時代前の人」になるわけだ。我々が若い頃に、「明治生まれ」の方々に抱いていたイメージを、今後は我々が抱かれることになる。

「昭和って戦争のあった時代でしょ。電話はダイヤル式ってやつで、駅の改札で駅員が切符切ってたんだってさ、信じられないよねー」という感じか。いずれ近い将来は、老健では「ふるさと」じゃなくてみんなでサザンやら松田聖子やら世良公則&ツイストの曲を歌うのか。

いやはや。

そんなことでふと思ったのだけど、

昭和な皆さんが気楽に集まれる場所があったらいいかなと。

昭和人がどんどんシニアになっていき、一方では「高齢者の社会的孤立」が懸念されている状況。

ならば、昭和ならではの居場所を作ってしまえば。

名付けて、昭和バー(仮)。

例えば、

ユーミンやらカーペンターズやらのBGMの中、

昔のアニメや特撮もの(仮面ライダーとか)、バラエティーあるいはドラマ(あばれはっちゃくでも太陽にほえろでも)なんかをBGM的に流しながら、

昔の学校給食のメニューを提供する。もちろん先割れスプーンで。牛乳は瓶かテトラパックで。味噌汁とコッペパンを同時提供とか。

で、たまに皆でワイワイ議論してみたり。お題は、昭和から平成の懐かしエピソードでもいいし、新時代のナウなネタでもいいし、同世代だから健康講座を開講してもよし。バーに置いてある血圧計はご自由にお使いください。

という感じで、

楽しく過ごしながら皆で新しい時代を生きて、一緒に歳を取っていくのである。そんな場所。

皆様ご健康で。