鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
||||
![]() |
生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
|||
小説目次 | 最新(第59)話| あらすじ | 登場人物 | 15分で分かるアルフェリオン | ||||
あらすじを追加+掟破りの展開?への作者のコメントも

■ 以下、おまけのコメントです ■
第13話に続いて第14話が始まったとき、読者の皆様は、話の内容に違和感や唐突さを覚えたかもしれません。あたかも『アルフェリオン』がいきなり休載し(笑)、代わってアレスを主人公とする新しい物語が始まったかのような雰囲気でした(違います ^^;)。アレスの初登場の場面も、いかにも冒険ファンタジーのオープニングのようでした。ルキアンと比べ、性格の面でもアレスの方が絵に描いたような主人公タイプです。何だか奇妙…でしょうか?
しかし、うすうす気づいていた方もおられるでしょうが、「脇役的な性格設定のキャラ(=ルキアン)に敢えて主人公としての重責や運命を背負わせたら、どういう物語になるか」という天の邪鬼な発想が、この小説の根底には存在するのでした。ライバルたちの方がルキアン以上に通常の主人公っぽいキャラであっても、それはそれで計画通りです。ヒーロー的な脇役たちとの対比を通じ、ルキアンのもつ相対的な「弱さ」(特に人間面での)がかえって浮き彫りになります。
勿論、脇役のような主人公がずっと成長せず、脇役的ポジションのままで終わったら、わざわざ主人公に据えた意味がありません。この点は強調しておきます。
もうしばらく、アレスが派手に冒険したり戦ったりする一方、ルキアンは目立たない行動を続けます。悶々と自問自答したり空想したり。しかしその間に、ルキアンの心境は少しずつ変わってゆく……。まぁ、そんな「溜め」の時期があるからこそ、後々の爽快感(?)が増すのでした。
ともあれ今後にご期待ください。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )