かへる 東の国探訪記

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ワークショップ in Gmunden

2015-07-13 21:27:38 | フィギュアスケート
墺国スケート連盟主催のワークショップが先週開催された。
場所は、オーバーエステライヒ州のグムンデンという基礎自治体(ゲマインデ)である。
先ほどWikipediaで調べたら、ザルツカンマーグートに属していて、製塩が盛んであり、
夏のリゾート地でも有名だと書いてある。

スケート連盟のサイトには、シニアからノービス(の下)まで40名の選手が参加と書いてある
日程は7月8~11日で、イタリアからのゲストコーチと2人のコーチのもと、
テクニックやスケーティングスキル、パフォーマンスの他、オフアイストレーニングを学ぶらしい。
(わたしの拙いドイツ語では、ここまでしか読み取れない)

サイトの写真には、8人の選手が写っている
その中でわかるのは、ケルシュテン・フランク選手とマリオ・ラファエル・イオニアン選手、
それにユーリ・クラキン選手(アイスダンス)の3人である
他の選手は、体型からしてジュニアかノービスの選手と思われる。

ケルシュテンさんがFacebookにあげていた写真により、もっと多くのシニア選手が参加しているとわかった。
12名の選手がその写真に写っているのだが、
少なくとも4人はシニア男子であった。
マリオ君、マヌさんことマヌエル・コール選手のお馴染みベテラン勢の他は、
アルベルト・ミュック選手(昨季よりシニアに参戦)と
ジモン・ガブリエル・イオニアン選手(マリオ君の次弟)である。
おそらくこの4人が今年の選手権に出るのだろう。
マヌさんは、ワークショップの前に立て続けに写真をあげていたが、
それは自分専用のトレーニングルームの写真(建設中)だった
たぶんマンションかビルの一室を改造している模様で、マヌさん本人が部屋の内装をしていた。
再来月には28歳になり、某掲示板のスケート板によると『高齢者』にあたる年齢なのだが、
やる気は十分だと見えて嬉しい限りだ

他の写真に、ピンク色の目立つ練習着の女性がいるな、と思ったら、
ソチシーズンまで現役だったキラ・ゲイルさんだった。
彼女は英国出身で、バンクーバーシーズンに墺国代表で最終予選に出たが枠が取れなかった。
その時組んでいたドミトリ・マツユークさんの前の相手が、
クラキンさんの相方のバルボラ・ジルナ選手である。
キラさんとドミトリさんが組んだのは、バルボラさんが大学進学のため一度現役を引退したからである。
その後、プロで組んだクラキンさんと共に現役に復帰し(この2人はオフアイスでもカップルである)、
新しい相手と組んだキラさんたちと4シーズンにわたってライバルとなった。
現在は、キラさんはジルナ・クラキン組のコーチの1人である。
なかなか複雑な人間関係である

今週中頃には、米国でフィラデルフィア・サマー・チャンピオンシップが開催される
以前は、リバティ・サマー・コンペティションと言っていた。
この大会に、V君の教え子2人が出場する。
夏場でも結構大会があるものである。