ミニトレインの最後の停留所は『マイドリング門』である。
このまま乗っていれば、最初に乗った場所に着くのだが、わたしはここで降りる。
右側にある建物は、オランジェリーといって、音楽会の会場として使われている

これは、振り返って撮った庭園(建物は何であるか不明)

マイドリング門で降りたのは、ここの方が地下鉄駅に近いからである。
しかし、わたしは自分がとんでもない方向オンチであることを失念していた
門を出てすぐに、どの方面に進んだら良いのかわからなくなる
朝入ってきた正門から出れば、おそらく同じ方面に歩く人が多いだろうから、迷わずにすむはずだった。
ここマイドリング門から出た人はわたし1人だけで、大通りを前に困惑する羽目になった。
近くを通る若い女性2人に「地下鉄駅はどうやって行けば良いですか?」と英語で聞くが、
「わかりません」と返ってくる。
たぶん彼女たちも観光客なのだろう。
とりあえず大通りを渡ると、見覚えのある駐車場らしき場所が見える。
そのまままっすぐ北へ進むと、地下鉄シェーンブルン駅に着く
駅そばの売店で、水を買う。
炭酸入りの水が案外美味しいことがわかったので、prickelnd(炭酸入り)にする。
地下鉄4号線に乗り、市街地へ戻る
予定では、6つ目の駅カールスプラッツで降りて、近くの土産物店でお土産を買う。
この店はガイドブックに載っている店で、外国人観光客は免税価格で買えるとのことである
自分用と、仲の良い友人への土産物を買いたいと思っていたのだ。
カールスプラッツ駅舎は、普通の地下鉄駅とは違う。
外から見ると、まるで小さな館のようなのだ(写真を撮っておけば良かった
)
それもそのはず、この駅舎はオット・ヴァーグナー設計である
パビリオン型の駅舎は、先ほどまでいたシェーンブルンや王宮の庭園にあっても違和感がない。
しかし、ここでもまた道がわからなくなる
ガイドブックの地図を見た限りでは、大通りを挟んだ駅の真向かいにその店はある。
そこで、近くの横断歩道を渡り、リングの内側に入る。
ビル街にてお目当ての店を探すが、それらしき店はない。
街なかでガイドブックを出すのはためらわれるので、スマホに入れておいた地図アプリを起動する。
わたしは最強の方向オンチだが、地図は読める。
アプリのおかげで自分がどこにいるのかわかったが、目的地がわからないことには変わりがない。
通りかかった男性が「どうしたのですか?なにかお探しですか?」と声をかけてきたが、
「大丈夫です、ありがとう」と答えて、駅まで戻る。
駅近くにはレッセル公園という小さな緑地がある。
日陰のベンチを見つけて、ガイドブックを取り出してもう一度場所を確認する。
日なたは脳が沸騰しそうな暑さだが、空気が乾燥しているので日陰にいればそれほど不快な暑さではない
後でわかったことだが、この日のウィーンは最高気温が39.5度であった
このまま乗っていれば、最初に乗った場所に着くのだが、わたしはここで降りる。
右側にある建物は、オランジェリーといって、音楽会の会場として使われている


これは、振り返って撮った庭園(建物は何であるか不明)


マイドリング門で降りたのは、ここの方が地下鉄駅に近いからである。
しかし、わたしは自分がとんでもない方向オンチであることを失念していた

門を出てすぐに、どの方面に進んだら良いのかわからなくなる

朝入ってきた正門から出れば、おそらく同じ方面に歩く人が多いだろうから、迷わずにすむはずだった。
ここマイドリング門から出た人はわたし1人だけで、大通りを前に困惑する羽目になった。
近くを通る若い女性2人に「地下鉄駅はどうやって行けば良いですか?」と英語で聞くが、
「わかりません」と返ってくる。
たぶん彼女たちも観光客なのだろう。
とりあえず大通りを渡ると、見覚えのある駐車場らしき場所が見える。
そのまままっすぐ北へ進むと、地下鉄シェーンブルン駅に着く

駅そばの売店で、水を買う。
炭酸入りの水が案外美味しいことがわかったので、prickelnd(炭酸入り)にする。

地下鉄4号線に乗り、市街地へ戻る

予定では、6つ目の駅カールスプラッツで降りて、近くの土産物店でお土産を買う。
この店はガイドブックに載っている店で、外国人観光客は免税価格で買えるとのことである

自分用と、仲の良い友人への土産物を買いたいと思っていたのだ。
カールスプラッツ駅舎は、普通の地下鉄駅とは違う。
外から見ると、まるで小さな館のようなのだ(写真を撮っておけば良かった

それもそのはず、この駅舎はオット・ヴァーグナー設計である

パビリオン型の駅舎は、先ほどまでいたシェーンブルンや王宮の庭園にあっても違和感がない。
しかし、ここでもまた道がわからなくなる

ガイドブックの地図を見た限りでは、大通りを挟んだ駅の真向かいにその店はある。
そこで、近くの横断歩道を渡り、リングの内側に入る。
ビル街にてお目当ての店を探すが、それらしき店はない。
街なかでガイドブックを出すのはためらわれるので、スマホに入れておいた地図アプリを起動する。
わたしは最強の方向オンチだが、地図は読める。
アプリのおかげで自分がどこにいるのかわかったが、目的地がわからないことには変わりがない。
通りかかった男性が「どうしたのですか?なにかお探しですか?」と声をかけてきたが、
「大丈夫です、ありがとう」と答えて、駅まで戻る。
駅近くにはレッセル公園という小さな緑地がある。
日陰のベンチを見つけて、ガイドブックを取り出してもう一度場所を確認する。
日なたは脳が沸騰しそうな暑さだが、空気が乾燥しているので日陰にいればそれほど不快な暑さではない

後でわかったことだが、この日のウィーンは最高気温が39.5度であった
