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孤独のモーニング
ドトールコーヒー亀有店
昨日深夜、NHK で 中島みゆき名曲集 という番組を見た。
様々な歌手がトリビュートして歌い、
それとは別に御本人もNHKの過去の出演映像が公開された。
独創的な世界観の詞と曲、歌い方で人気のアーティストとして
ご存知だと思うが、
個人的に数々の名曲の中で最もインパクトがあったのは
『世情』という曲だ。
世情 作詞曲:中島みゆき 1978
世の中はいつも変わっているから
頑固者だけが悲しい思いをする
変わらないものを何かにたとえて
その度崩れちゃ そいつのせいにする
シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと戦うため
難解な曲だ。この曲が発表されて間もない頃だったと思うが、初めてこの曲を聴いた時
[シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を流れに求めて]
という歌詞に強い衝撃を受けた。まさか、シュプレヒコール
という およそ歌の中にあるのはそぐわぬ言葉に。
恐らく中島みゆきさんが大学生当時の60~70年代の安保闘争の
学生デモをモチーフにして作られたと思われる曲だが、本当のところはわからない。
この曲の歌詞とドラマチックなメロディの展開で、中学2年から3年(1968〜1969)の
世の中の状況が思い浮かんだ。
家の近くに大学が2つあり、どちらも大学紛争でバリゲート封鎖されれば機動隊が排除に来て学生と激突。
そして検挙。
子供心にも世の不条理を感じていた。
かつての光景が走馬灯のようにかけめぐり、
聴いていて涙が出たのを覚えている。
10:30からアリオ亀有でウクレレレッスン。
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