先月、『ポピーのツボミが面白い』の記事を書きましたが、ポピーの花もまた面白いのです。
ポピーの開花はツボミが直立した翌日か翌々日です。
空が明るくなる早朝4時過ぎからジワジワ花が開き始め、2~3時間かけて全開となります。まるで羽化のようです。
開き始めの花びらは、しわしわのくしゃくしゃです。ちょっと早起きして、その様子を写真に撮りました。
そして、毎朝、地面にはこんな落とし物がたくさんあります。
曇りや夜になると花びらを閉じてしまう植物が多いですが、ポピーも夕方から閉じはじめます。
まず最初に中心に近い小さめの花びらが閉じ、続いて外側の花びらがかぶさるように閉じます(ギョーザ?)
下の黄色い花はマツヨイグサです。このかたは夜遊び人ですので、逆に夕方から花開くおかたです。
今年はポピーの色はほとんどが赤でした。 赤色は優性なのでしょうか。
狭い我が庭では色々な花を植えているので、真っ赤の花が大量にあると 存在感ありすぎて、考え物ですね。
うしろのジャーマンアイリスが 『あなた、目立ち過ぎよ』 と怒っていますし
わずかですが、赤色以外の花が咲きました。このやさしい色合いが好きです。
そして、花の終わったあとも面白いのです。こんなタネ (ケシぼうず) が出来ます。
ケシぼうずのお話は又、後日に。