うっTと植物たち。

地獄の植物たち

キイレツチトリモチ観察後

時間に余裕がありましたので、雲仙(長崎県雲仙市)へ。

伊王島から80kmくらいあったかな~

思いのほか距離がありました ^-^;

雲仙地獄

雲仙岳の「呼吸」を観察できる場所。

高温の硫化水素が地表の岩石を溶かして白い泥にしています。

「地獄」とはこのような場所なのだろうな~と思いました

もう、悪いことは致しません(謎)。

しかし、このような過酷過ぎる場所にも植物はあるもので

独特の生態系が形成されております。

クロマツ、恐るべし!

その他の樹種としては、硫化水素に強い

ツツジ類、シャシャンボなどが目立ちました。

九州の火山に登ると、ミヤマキリシマの大群生がみられます。

シャシャンボの果実はリンゴに似た味。

ブルーベリーの台木としての利用が有名かな。

西日本の痩せ山では普通にみられます。

 

一番驚いたのが、この植物!

カヤツリグサ科の「ツクシテンツキ」

グツグツと煮えたぎっている沼のへりで旺盛に生育しています!

九州では、温泉が湧き出す場所(地獄)にみられる特有の植物です ( ゚Д゚)

辺りは硫化水素が噴き出したり、強酸性になっていたりして

ほかの植物はまず生育できません、、

閻魔様もビックリされていることでしょう ^-^;

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