うっTと植物たち。

ツバキの育種について語る

エスプレスメディア様の

園芸JAPAN11月号、発売中~。

 

この度はツバキの作出花について執筆させて頂きました。

作出花を知ってもらえる機会を頂きまして

大変ありがたく思います ^-^。

「園芸JAPAN」を初めて読ませていただきましたが

かなり内容がマニアックで、しかも内容が濃くて

園芸ファン(とくに古典植物ファン)にはたまらない雑誌ですね!

 

ツバキの早いのは9月から咲いておりますが

だいたいの品種は1月に入ってからになります。

私が作出に携わった品種もほとんどは早咲きですが

早い年でも12月からになります。

「赤間手毬」

この度、執筆させていただいた品種は「赤間手毬」

最初に品種登録したのが壇之浦

 

壇之浦と赤間手毬はテレビや新聞などに取り上げて頂いたこともあって

かなり大きな反響がありましたが

実は私的に良い花が出来たな~と思っているのが

三番目に品種登録した「下関千年浪漫」

そして、四番目に品種登録した「満珠」 ^-^;

 

下関千年浪漫

まるでオールドローズのような花姿で

花には爽やかな香りがあります♪

微香ではなく、しっかり香りますよ。

 

もうひとつが、まんまるの満珠

正面から見ると、真円に見えてしまうほどまんまるです。

花弁の幅が広く、椀型に重なるからですね。

さらに、通常のツバキは桜の花びらのような形の桜弁ですが

満珠は花弁に切れ込みがありません。

これも丸く見える理由のひとつですね。

外弁には細い白覆輪。

 

来年から、また新花つくりをスタートする予定でいます ^-^。

来年始めたとして、発表できるのは15年後くらいにはなるでしょうけど(汗)。

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