ゼラニウム・ペラルゴニウムの「挿し芽」は
(亜低木みたいな種類はまあ挿し木と言っても違和感はないか~)
センテッドゼラニウムを含めて
苦手な梅雨時期はまったくつかないワケではないけど難しいなあ (;´Д`);
おおよその種類は高温期の多湿を非常に苦手としていますからね。
通常のやり方では切り口から腐ってしまう確率が高い。。
私の職場もそうでしたが、多くの植物園では
梅雨時期でも挿さなければならないことも多々ありますから
どこもかなりいろいろ工夫してやっておられましたよ。
私の前職場はオンボロで、自動開閉装置もレインセンサーも
ファンもすべて故障して作動しなかったので
より一般家庭での環境に近い話ができていると思います(汗)。
ちなみに最適期は4、5月で、次が9、10月上旬まで。
10月は遅いと冬がきちゃって、その後の生育がよくないです。
ぺラルゴの多くは春~夏咲きですから
そういった意味では花を楽しんだ後の9、10月挿しになりますよね。
いわゆるセンテッドゼラニウムばかりを集めた温室。
塊根塊茎種、多肉性種を除くと
園芸種、オリジナル、原種含め、200種類を20年近く育てていました。
現在はH植物園様ほか、各地の植物園で可愛がってもらっています。
なお、従来は切り口を乾かしてから挿すのが主流でした(今も?)
でも春挿しならば乾かさないほうが良いですね。
乾かすとかなり発根が遅れてしまいます。
インターネットを眺めていて著名な方が梅雨時期がベスト!と仰っていたので
ヤバイんじゃね?と思ってつい書いてしまった (;´Д`);
著名な方が仰ると、かなり影響力あるでしょう。
それが標準になってしまってはよくない事だよなあと思って。
怒られたら消します(笑)。
懐かしくなったから、当時育てていたチョッピリ珍しいのUPします ^-^;
マダガスカリエンセ
ラエヴィガツム
カエスピトスム
オヴァレ
カマエドリフォリウム
ああ、懐かしい(涙)。
現在は自宅で塊茎・塊根種にしぼって栽培を続けてます。。