趣味の山野草に6年間連載執筆させてもらって
何度、徐福様や薬草について触れただろう。
めちゃ徐福伝説と不老不死の仙草に感心があるんですよ。
徐福伝説は日本各地にありますが
佐賀県佐賀市はもっとも有力な地のひとつです。
一行は伊万里湾に上陸し、黒髪山で不老不死の薬草を探しました。
その後も方々探し回りましたが見つからず
苦難の末に辿り着いたのが金立山ってわけです。
金立山
山頂で仙人がグツグツ煮ていた植物こそが
伝説の仙草「フロフキ」(カンアオイ)でありましたとさ ^-^。
2200年も前のお話です。
カンアオイ
金立山には、タイリンアオイとサンヨウアオイが自生していますが
フロフキはタイリンアオイのほうだとも。
徐福長寿館
多分、こんな真剣に長時間
読み物を眺めている人ってあまりいないと思います ^-^;
いつ訪ねても貸しき・・おおっと
しばらくして、学芸員さん(?)が「よかったら案内しましょうか?」
と気を利かせて声をかけて下さって。
「今日は大丈夫です、ありがとうございます」とお断りしたけれど
本心は「お願いします!」でした(笑)。
私だけのためにお時間を拝借するのがちょっと申し訳ないと思いまして。
次に訪ねたときにお願いしようと思います。
で、併設の薬用植物園を楽しむ♪
5百種5万株の薬用植物をみて学ぶことができます。
このやりっぱなし感がたまんね~(笑)。
こんなの大好物♪
ちゃんと説明がついている ^-^。
カラタネオガタマ
人気上昇中のハラン(アスピディストラ)
花
ちなみに徐福様は中国へ帰国することなく
普通の人間並みに日本でお亡くなりになっています。
残念ながらカンアオイに不老不死の力はないけれど
お供の中には数百年生きた人もいるみたいだから
彼らにしか分からない用法や調合があったのかもしれませんね ^-^;