サザンカがぼちぼち咲き始めましたね~ ^-^。
しばしば植栽されるので珍しい木という印象は皆無だろうと思いますが
しかしながら、自生となると九州と四国南部
そして本州(山口県)の温暖な地域に限られます。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されていますね。
萩市は自生の北限地となっています。
萩城跡から眺める指月山
萩城は毛利輝元が関ヶ原の合戦の後に築城しました。
指月山はわずか145mしかない低低山ですが
城内林として保護されてきたこともあって
稀にみる成熟した照葉樹林となっており
国の天然記念物に指定されています ^-^。
去年は12月に訪ねてほぼ終わりの状態でしたから
この度は少し早めに訪ねました。
ビンゴやった!!
指月山のサザンカは九州の個体とはまるっきり雰囲気が異なります。
もちろん同自生地内でも個体差はあるのですが
枝が細く枝垂れていてる株がほとんどで、花が完全に下向きのことも多い。
そして極小輪花の株が目立ちます。
せっかくだから指月山を登る ^-^;
山の形の通りアップダウンはありません。
アップ、アップ!で普段運動不足の方でしたらアップアップでしょう(笑)。
おもいっきり暖地性の樹種で構成された森。
非常に薄暗い林床。
長崎県あたりの離島の森に近い植生という感じがします。
無論、希少な動植物も多いです。
山頂には要害跡
ブッ文化財がボロボロ (;´Д`);
登山口の案内板には「山頂の眺望はありません」と書かれてありますが
そんなに悪くはないです。
そういえば萩城のお堀の水、テレビの企画で
全部抜いたはずでしたが・・
まだ得体のしれない魚がいるのね ( ゚Д゚);
長細いコイのような姿ですが
明らかにコイではない、目の位置が全然違う。
1mくらいあったかな・・ギョギョ (;´Д`);