11月なのに日中は日差しが肌に刺さるようです
暑い (;´Д`);
終わったはずのキンモクセイが再び咲き始めて
良い香りを漂わせているかと思えば
ノリウツギが次々咲き始めました ( ゚Д゚);
信じられん、もう意味分からん・・
自生地保護の観点から場所はピンポイントに書けませんが
北九州市門司区の端っこにて。
ヤツシロラン(の何か)の果実 ( ゚Д゚);
はあ?って一瞬目を疑いましたよね。。
10株ほどが点々と生えていましたが
探せばもっと見つかったかもしれません。
花を見なければはっきりしたことは分かりませんが
クロヤツシロランか、アキザキヤツシロランでしょう。
福岡県内では両種ともに数ヵ所でしか報告がない極めて稀な植物で
クロが県絶滅危惧ⅠA類、アキザキがⅠB類に指定されています。
門司での報告は見つかりません。
ヤツシロランといえば竹林内に生えるイメージですが
この度の場所は湿度の高い落葉落枝が積った地面です。
よくみると、竹の残渣も混じっていました。
ヤツシロランは地味なものが多い菌従属の野生ランの中でも
とりわけ目立たない花色な上に、花時期は丈が低く
竹の葉やその他植物で隠されていることもあって
もっとも見つけ難い部類です (;´Д`);
たいてい丈が伸びた果実期に気が付くパターン(汗)。
でも場所は分かったから、来年は花が確認できるかなと思います。
ヤツシロランの仲間やその他の菌従属栄養植物は
続々と未知なる種が発見されています。
今回のはその可能性は低いとしてもロマンがありますよねえ。
私も菌従属栄養植物のタイプ違いはいろいろ見つけています。