レンゲツツジの大群生地があると聞いて冠高原(広島県)へ。
レンゲツツジは西日本ではやや珍しい存在ですので
これはみておかねば!とむかったのですが。。
ツツジの案内板どころか冠高原と書かれたものすらありません(汗)。
かつてはスキー場などがあり賑わっていたのだと思いますが・・
現在は廃墟が残っているだけで、何もありません;
高原という雰囲気もありません (;´Д`)
お菓子屋さんあった!
ワタクシ、普段はあまり甘いものは食べないのですが
お菓子を購入し、群生地に関する情報をお聞きすることに。
そしたら・・
もう群生地とは言えなくなっていますよ。
草が生い茂っていて入ることもできないかも。
って、ええ (;´Д`)。
しかも、至るところに「クマ出没注意」の看板が・・;
しかし、片道200kmをレンゲツツジみるために
出てきたのですよ(汗)。
花をみずして帰れないでしょ。
群生地は徒歩で目指すことに(車両進入不可)
登山口は、地元の方に教えて頂かないとまずわかりません・・
牧場の牛舎の裏手をぬけたところに
山に通じる細道があり、これはわからない(汗)。
山林を歩くこと10分。
えーー!!
登山口にはバーがしてあって
進入禁止となっていました、なんてこった (;´Д`);
結局群生地へ行くことはできませんでしたが
レンゲツツジは少しですが、みることができましたよ♪
オレンジシャーベットのような美味しそうな花♪
(※有毒です)
蕾の集まりが蓮華のように見えることから「レンゲ」ツツジ。
そう言われてみれば見えなくもない。
最近の研究で、ツツジよりもシャクナゲに近い仲間
ということが分かっているようです。
職場の西洋シャクナゲ。
確かに花はシャクナゲのような雰囲気があります。
しかし全体的な姿はヤマツツジという感じですね~。
有毒であるために、シカや放牧したウシなどが食べず
周りの植物を食べるので、レンゲツツジ群落が発達します。
ところが、シカは狩られ、ウシの放牧がされなくなってしまうと
周りの雑草木が生え、レンゲツツジは衰退してしまう。。
まさに、冠高原の群生地はそんな感じになっているのでしょうかね。
花色は株によってかなり変異があります。
この株は黄土色の派手な花でした。
全体的には3分咲きといったところで
おそらく見ごろは来週~再来週になるのではないかなと思います。
この度は六日市IC(島根)から向かいましたが
離合の難しいグニャグニャ山道が20kmほど続きました (;´Д`)
帰りは吉和IC(広島)から高速道にのりましたが
こちらは車幅広く楽々。
もし冠高原へ行くならば、吉和ICからが絶対によいと思います ^-^。