金沢の南の多くのお寺が集まっている台地を寺町台地という。その中ほどに「がけの神社」という難しい字を書くお宮さんが有った。
拝殿
色の着いた綺麗な狛犬です。
拝殿の入口が開いていたので覗いて見ました。
両脇に小さなお武家さんが控えています。蘇我の兄弟でしょうか。
闕野神社(がけのじんじゃ)
祭神 天照大神
菅原大神
祭神天照大神は、延徳年間(1489~92)に闕野伊右衛門が、石川郡富樫郷泉野の新村領地を開墾した際、土中より出現したもので、これを祭神として祀り神明宮と称した、後に当地に鎮座し、明治元年(1868)、発掘者・闕野伊右衛門の姓をもらい、闕野神社と改称させる。
菅原大神(天神様は、前田家の家臣より明治維新の際、当神社へ寄贈勧遷されたものと伝えられている。大正5年(1916)、社殿等建物を改築し、指定神社となっている。
昔、当神社の境内で「宵詣り」という人に呪いをかけるものが流行し、本殿裏の欅の木には、無数の藁人形が5寸釘で打ち込まれた。この出来事を残念に思った参拝者の一人が、天狗の面を樹の幹と枝の間にかけ、悪魔払いをした。現在も一本の欅に残っている。また、昭和56年の豪雪で落下した面が本殿に安置され、厄除けの面、災難除けの面として信仰されている. 金沢市
真ん中に置かれているのは獅子のように見えるがどんな謂れが有るのだろうか。