昨日の法話会は1日遅れのはなまつりだった。
9日はいつもの法話会の日。机の上にプリントが1枚置いてあった。
前には豪華な花で覆われた作り物があった。
今日は何があるのだろ。
「4月8日はおはなまつりです。今日は老人会の皆さんと1日遅れのおはなまつりをしたいと思います」
「皆さん順番にお釈迦様の像にあまちゃをかけてやってください」
お花に覆われたちっちゃな池の真ん中に、確かにちっちゃな立像があった。
よく見えないけど、これにあまちゃをかけるのか。
池の中にあるのはどうやらあまちゃのようだ。
屋内でやるので水(あまちゃらしい)をちいさなしゃくで
よく分かんないけど「頭はどこじゃいな」
水が?飛び散らないように注意しながらあまちゃ?をかけた。
まさかこんなものがあるとはしらなかった。
可愛い可愛いお釈迦様(失礼)です。
「お誕生日おめでとうございます」って挨拶するのかな。
いや、やはり両手を合わせて合掌。「まむあみだぶつ」ですね。
それから紙芝居が二つありました。
お釈迦様の生い立ちです。
「天上天下唯我独尊」お釈迦様はお生まれになって7歩あるいてそうおっしゃった。
というのは伝説。
生まれてから初めての経験だった。
はなまつりってこんなことするのか・・・・
それから紙コップで甘茶が振舞われた。
「ちょっと甘いけど、大丈夫です。お砂糖じゃないから糖尿病にはなりません」
今日はあまちゃを振舞われたから、お茶はでないのかな。
いえいえ、ちゃんとお茶も出ました。
老人会は年々人が減って・・・」
そうか。いつも老人会でおはなまつりをしていたのか。
住職は老人会の会長さん。
老人会の人は当お寺は初めてで、場所が分からない。
例のナビでお寺の場所を探した。
「道路に近い方がお寺の入口です」
誰が言ったのか知らないけど。
正面だと思っていたらどうやら裏らしい。
「ここホントにお寺?」
老人会の人が迷ってしまった。ナビって建物の形が映るらしい。
そう、正面は広く空いていて、お寺はその向こうにあるのです。
そう、お寺ってどこもそんなものじゃないのかな。
何もわからない人が、勝手に決めつけて、それを信じてくるのは、やはり老人という者かな。
若坊守(副住職の嫁さん)が赤ちゃんを抱いてお手伝い。
去年の大歳(大晦日に生まれた男の子)を抱いてお手伝い。
元気にはしゃぎまわっているのは今年一年生になった一番上の女の子。
ちゃんとお手伝いもしています。
家に帰って妻に話したら、
「あら、わたし子供の頃(あまちゃかけ)毎年してたわよ。お不動さんが近くにあるから。あんた初めてなの。」
ショック。
おはなまつりって不動寺の行事なのか。
花まつりはお花の話しじゃなかったのね。