ななごの部屋(リウマチとともに)

リウマチのななごはレミケード→エンブレル→アクテムラに。インターネットはメルヘン入り口。2006.8/5より。

寺山修司の俳句

2006年09月01日 | 俳句

今日から9月、朝から、雨など降って体調不良で、

膝の腫れは相変わらずだが、めっきり涼しく過ごしやすい。

気を取り直して日々進化をめざし…

寺山修司の俳句の紹介をします。

1. 大落暉わが愚者の船まなうらに        大落暉(だいらっき)…入日、夕日、落日

2. 啄木の町は教師が多し桜餅 

3. 色鉛筆ほそり削られ祭太鼓

4. 旅愁とは雨の車窓に夜の林檎

5. テーブルの下の旅路やきりぎりす

6. 冬のコーヒー一匙分の忘却や

7. 青空がぐんぐんと引く凧の糸

8. 生命線を透かせば西日病室に

9. 冬海の青さ見下しペダル踏む

10. 望遠鏡振れば真青な冬が鳴る

           寺山修司俳句全集(あんず堂)より

きょうは、涼しいので虫の声もひとしお大きく聴こえます。

学生の皆さんは今日から新学期のところが多いのでしょう

避難訓練が行われたのでしょうか、

夏の疲れで寝込まないように、おいしいものをたべましょう。