かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

言葉もありません

2019-10-13 11:12:18 | ブログ記事
私は毎晩、宵の口に寝て夜中に目覚めるという一日ですが、
今日の夜中というか、超早朝というかの時間帯はテレビをつけっぱなしでした。

もう言葉がありません。

これほど広範囲に台風の被害があったことは今までなかったのではないでしょうか。

私は台風銀座と呼ばれている高知県の生まれですから、
大概の台風には驚きませんが、今回の台風には驚きました。

夜中に刻々と放映されるニュースを見ていると、
9月には行きたいと船の時刻表なども調べていた八丈島も映されていましたし、
この夏訪れた岩手県久慈市の久慈川の状況とかも映し出されていました。

まったく他人事ではありません。

9月に八丈島を訪れることをやめたのも、伊豆諸島に台風が襲来したからでした。

今回の台風19号は伊豆半島に上陸しましたね。

人里離れた地域に暮らしておられる方々は、どれだけ不安な夜を過ごされたことでしょう。

これから、どんどん新たな災害状況が入ってくると思いますが、
被災された方々が気の毒でなりません。

いまテレビには千曲川が映し出されています。

私は、数年前に短歌結社の全国大会が長野で開催されたとき、
夫に同行してもらって、レンタカーで千曲川に沿って走ってもらいました。

千曲川は「ちくまがわ」という呼び名の語感が好きで、憧れの地でありました。

島崎藤村の「千曲川スケッチ」が念頭にあったということもあったかもしれません。

その千曲川が氾濫して、いまむごい光景が映し出されています。

もう、これ以上書けません。

なぜ日本は、
いまこんなひどい目に遭わないといけないのかと
神様にお聞きしたい気持ちでいっぱいです。