旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

5月4日 最終日・リラの僧院

2016-05-11 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア


朝食は、ビュッフェ形式でした。
コーヒー,紅茶飲み放題。
パンとワッフル、ジャムなんかぐらいだったかな?
あんまし種類と量はありません。
あの値段で夕食・朝食付きだもの。贅沢は言えません。

リラの僧院は、ホスタル・モスタルのツアーでいきました。
レセプションのところに用紙が張ってあって、ツアーに行きたい人は記入する、というホスタルのツアーでは良くあるスタイル。
しかし、これヨルダンのアンマンでは、ぺトラへのツアーでは人が集まらず、というか私だけで、結局ツアーにならず,半額にもならず、個人ツアーとなり高くつきました。
2014年のGWだった。
日本人に人気の安ホテルだから、この時期だから日本人いると思ったのに。。。
あれはショックだったな。
でもリラの僧院は沢山いた。
前日に名前を記入したんだけど、当日レセプションに行ったら新しい紙になってて、昨日記入したよな~、と思ってみたら私の名前がない!?
慌てて、最後の一枠に名前を書きました。
参加人数は満席の8人。
大型のバンで行きます。

日本人は私と男性2人で3人、中国人の女性2人組み、カップルと一人の欧米人3人だった。
ツアーが遂行されてよかった。
あんまし心配はしていなかったけど。
ツアー内容は、こんなもん
・9時半に出発(遅れて10時ぐらいだった)
・途中のガソリンスタンドでトイレ休憩
・11時ぐらいに到着
・2時間フリータイム
・13時ぐらいにバンに乗って少し移動

その後、なぜか山登りが始まる
山登りするなんて、知らなかった。
前触れなし、突然山登り。
年寄りにはきついんですけど。こんなきつい登りだと言ってくれれば、上らないで待ってたのに。
外国のツアーって、こういう事よくあるわよね。
日本のツアーはありえない。
まず、「こういうところに行きますよ」「どうしますか」「まっててもいいですよ」みたいな説明があると思う。
こんな風に海外で旅行していると、日本って親切すぎる気がします。
なにからなにまでお膳立てしてくれるというか、お客様は神様すぎるというか。。。

登ったところに、小屋みたいな家があった。
特になにがあるというわけでわない。
教会のような建物もあったが、運転手兼ガイドさんは「クローズド」と。
閉まっていたようです。
そこの隣に洞窟のようなところがあって、人が一人通れるか通れないかという穴から上に出ます。
きつかった。。。
いったいここ、何なんでしょうねえ。
たぶん、リラの僧院の創始者が住んでいた所じゃないですかねぇ。
わからないけど。
そして、ホスタルに戻ったのは16時半過ぎぐらいでした。

このツアー、お昼を取る時間はありませんでした。
ランチどころによってくれるかと思ったけど、結局どこも寄らず。
たぶん、リラの僧院見学の2時間で「ランチを食べる人は食べなさい」、だったみたい。
レストランは1件だけあったそうで、逆に言うならそれ以外食べ物屋はまったくなかった、そこで食事ができたみたいでした。
見てなので、値段とかはわからないけど。


リラの僧院は、中も外も天井もカラフルな宗教絵で埋め尽くされていました。
ルーマニア・ブルガリアの教会はこういう中も外も描かれているものが多いです。
4つの修道院のツアーの時、Gigiさんが「この時期を境に、こういう教会が建てられなくなったんだよ。」と言っていました。
今まで見てきたルーマニアの修道院や、前日に見たボヤナ教会とは趣の違う絵です。

リラの僧院はルーマニア・ブルガリアで今まできた教会からしたら大きいのですが、といっても2時間リラの僧院だけでは時間が余ります。(ほんとはランチの時間も含んでいたみたいだけど)
同じツアーの日本人と話したりしてました。
2人の男性は友だち同士ではなく、社会人のGW一人旅行だそうです。
どちらもかなりの旅行好きで、海外旅行も沢山行っているようでした。

時間があるので、写真を撮りまくる。
僧院の中は写真禁止なので、写真ないです。
中も絵で壁から屋根まで埋め尽くされていました。

自撮りなんかもしてしまう。
どうしたら、自撮りでうまく撮れるかも試してしまう。
もちろん、そんなもんで時間はつぶれない。

敷地内にある歴史博物館に入る。8Lv。
現代に作られた地下にあります。
まあ、はいっても入らなくてもいいかな、という博物館ですね。
そうは思ってたけど。
男性2人は入りませんでした。
目玉は「地球の歩き方」にも書いてあった、層ラファエロが作ったという十字架です。
ラファエロと書いてあったから、ルネッサンスの代表的な画家のラファエロ!?なんでブルガリアにと思ったけど、まったく違うラファエロでした。
これは見ごたえありましたよ。
本当に細かい彫刻で、1つの十字架の中にいくつ物の場面が彫刻されています。
個々の場面には群集も描かれています。
気の遠くなりそうな細かさ!!

敷地にはお土産やさんも3箇所ぐらいにありました。
売っているのは宗教関係のものだけですが。
マリア様が立体になったマグネットを購入。たぶん3Lv。
今、マリア様はヨルダンやスペイン、トルコで買ったマグネットとともに、家の冷蔵庫にいます。

何回もリラの僧院の絵を見てるうちに、2時間過ぎる。
そして、再びバンに乗って先に書いた山登りをしてホスタルに戻りました。
ちょっと男性2人と話して、預けていたキャリーバックを受け取って、ホテルを出ました。
ランチ食べてないので、腹ペコ。
既に5時過ぎ。
昨日"セントラル・ハリ"というショッピングセンターにブルガリア料理のお惣菜のお店があるのをチェックしていた。
この"セントラル・ハリ"、ブルガリアの首都ソフィアにあるショッピングセンターにしては簡素です。
ソフィアのほかにありショッピングセンターは、もっと華やかなのでしょうか?
ソフィアの旧市街やバスから見た外の風景と比べると、東京は"ビック,ビックビック,ビックシティ"です。
ブルガリアって、なにが主要産業なんだろうか?
身たるところが限定されてて、もっと華やかな場所もあるのかも知れないけど、全体的に寂れた都市という印象です。
「ブルガリア経済は、大丈夫なんだろうか?」と思ってしまった。
ここのブルガリア料理のお惣菜、美味しかった!!
そして安い!!
あまり美味しいと感じた食べ物がなかったこの旅行、その中でも美味しいと感じた食べ所の一つです。
お勧め。
3品+ペットボトルのアイリャン(薄いヨーグルトドリンク)で4.5Lv。約330円。
白チーズがかかったサラダ,リゾットのようなお米料理、豆のスープを100gづつ頼みました。
プラスチックの入れのに入ったものを、近くにあるテーブで食べます。
昨日もここにすればよかったと思ったぐらい。

そしてそのお店の近くにお土産やさんがあったので、ローズウォータとローズリップを買う。
両方で8Lv。約550円ぐらい。
ブルガリアと言えばバラ。ローズウォータが欲しくなったのだ。
そして、84番のバスに乗って空港に行って、特に問題もななく、日本に到着しました。




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5月3日 ソフィア観光

2016-05-03 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア
朝3時に起きる。
昨日は着いたのがたぶん21時過ぎていて、24時ごろ寝たので、仮眠ですね。
しかし、ここで起きられないとブルガリアのソフィア行きの飛行機に乗り遅れます。
そうするとリラの僧院が見れないだけではなく、ソフィアOutの日本行飛行機に乗れないかもしれないのだ。
恐ろしすぎる。。。
スマホと目覚ましの2重体制。
でも、特に問題なく起きられました。

「The Map Hostel」という宿。
この宿はひどかった。
一応、個室で共同バス。16ユーロ。20Ron。ブカレストからしたら破格の安さかと思う。
部屋の広さはまずます。清潔さは普通。
そこまではいいんだけど、天井から水がポタポタ落ちてきていました。
たぶん上の階のそこがバスルームなんだな。
でも、ちょうどベットには水がかからないところだったから、レセプションの人には言わないでそのまま寝た。
どうせ仮眠取るだけしか期待してない安ホテルだし。
それに若者がうるさかった。
部屋にいる時間が少ないから、できるだけ安く、かつ空港に行くバスの出るバス停まで歩いていかれるというので選んだからいいんだけどね。
でも、その点ではどんぴしゃでした。
空港行バスのバス停までは10分ぐらい。

4時にペンションを出た。
この時間にドアが空いていることも昨日レセプションの人に確認済み。
24時間出入りできるみたい。(あぶないかも?)
宿代も支払い済み。
空港行きバスのバス停には、ちょっと悩んだだけで着きました。
まだ真っ暗だけど、すぐ大通りに出て明るいので、それほど怖くはなかった。
恐れていたブラショフの時みたいに、来るはずのバスがこないという事はなく(前日のブログに書いた)、問題なく空港に着きました。
Ronも今回は変換する事なく、宿代を払って、バス代を払って、空港でクロワッサンとカフェの朝食を食べて、あまったRonで自動販売機でお菓子を買って、おわり。

そしてタロム空港でソフィアへ。
ブカレストから1時間ちょっとのフライトです。
お隣の国。近いです。

ソフィアへは予定どおり9時半ぐらいに着きました。
ソフィア空港は日本円からの両替のレートは悪くないとの情報があった。
それで、両替したけど、2つ両替屋があって日本円のレートがでていなかったけど、ユーロのレートがいいほうで1万円を両替した。
ここでまたまた失敗。
レート悪かったみたい。。。
結構こいう事ってショック。
ちゃんとレート確認してから変換しましょう!
こうして、何回旅行して失敗しても学ばず、再び失敗してしまう私。。。。
私の人生、学んで蓄積することがないんだな。。。。
1泊2日なんで、宿代払っても1万円で足りました。

ブルガリアはソフィアだけで1泊2日になってしまいました。
到着した次の日の夜には日本へ帰ります。
本当はもっとほかのところにもいきたかったけど、時間が取れなかったのだ。
だから、どうしてもいきたかったリラの僧院だけでもという事で予定を組みました。

まず最初、今日のお宿「ホステル・モステル」に行く。
なんでここにしたかと言うと、安い!そしてリラの僧院へのツアーがあって、安くいけるから。
ここは日本語のサイトがあります。
ホステルまでのアクセスもかいてあるけど、バスの番号が違ってる。。。
エアポートバスがソフィア大学まで走ってるけど、84番。
このホステルのアクセスだと、82番かな?そういう誤った番号が書いてあるのだ。
84番が来たけど、82番まとうかと一瞬思ったけど乗ってしまった。

終点のソフィア大学からは、ホステルのアクセス方法でだいたいいけました。
ここからはちょっと歩きます。
バスの終点には、スターバックコーヒーがありました。
ソフィアにもスタバがあるのね。。。
もちろん方向音痴な私は、地元の方に聞きながら着きました。

「ホステル・モステル」はいわゆる安宿です。
30Lv(2200円ぐらい)で朝食も夕食付きます(内容はたたが知れていますが)。
そして個室です!この値段でドミトリーではありません!
部屋は超広々、2段ベットとシングルベット。要するに、3~4人でも十分な広さ。
一人で使うには広すぎるぐらい。
バスは共同です。
でも、個室が4個ぐらいかな?それでシャワールームが2つあるから、十分です。
ただ、洗面台がちゃんとしたのがなかったな。
ここはビルの3階のスペースが「ホステル・モステル」の個室部屋になってて、レセプションがある建物は食事場所とドミトリー。
個室はそこから5分以上かかります。
レセプションからアルバイトの大学生の女の子につれてってもらったんだけど、夕食をとりに本館(?)に一人で行ったら、迷う迷う。
行きは女の子となんだか話していて、英語だから英語に集中していて、道を気にとなすするどころではなかったという事もあるけど。
方向音痴なんで。
またまた地元の人に聞きながら着きました。
危うく夕食時間過ぎて、食べ損ねるところだった。

夕食は何種類かの料理がキッチンの上に置いてあって、好きなものを一皿取って、パンをもらいます。
私はシチューのようなお皿を取りました。
隣の日本人女性はスパゲティみたいなお皿だったけど、美味しくなかったと言っていた。
私はまーまー。
食べれればそれでいいって感じの料理です。
でも、ソフィアはあまり外食できそうなところがないので、夕食を出してくれると、お腹も懐にも助かる。

レセプション兼食事所は、こういう宿にありがちなちょっと退廃した雰囲気ですが、そんなに悪くはなかたです。
食事場所には、この時期なんで日本人も何人かいました。


午前中にホステルにチェックインして、荷物だけを預かってもらう。
そしてソフィア観光に出る。
しかし、ソフィア、もっと見所あるかと思ってた。
ソフィアは最後だし、リラの僧院のついで観光みたいに思ってから、あんまりガイドも見てなかったけど。
近い範囲に見所が固まっていて、そのうち入場料とるのはソフィア・シナゴーグだけ。
ソフィア・シナゴーグも、「う~ん、どうだろーなー」という感じ。
あっという間に見終わる。

そして、地球の歩き方に載ってる"フォークアート&クラフトセンター"に行ってお土産も購入。
今回、ここまであんましお土産も買わなかった。
イースターエッグしか買ってない。
というか、買いたいものがなかったのだ。
どこの国に行っても、その国ならでのものでひかれるものが1つや2つあり、買ってしまう私。
ルーマニア,ブルガリアはそういうものがすくなかったな。
ここでは、マーブル模様が独特の陶器とバラの石鹸を買いました。

まだ2時ぐらいだったのかな?
これからどうしようかと。
そして"地球の歩き方"を見ると、世界遺産のボヤナ教会がトローリーバスに乗っていけばいけるらしい。
そうだ!ここ行こうと。

まず、お腹を見たねば、という事で、ガイドにある店の中で一番近い"スカラバー"というお肉料理のお店に入る。
サラダとハンバーグに似てる料理とアイリャンという飲み物を頼む。
アイリャンはさすがブルガリア,ヨーグルトドリンクなんだけど甘みがまったくなく、プレーンヨーグルトに水を入れて薄めた感じ。
あたしは、これ、さっぱりしててよい!
サラダは野菜食べてなかったから頼んだんだけど、ブルガリア版ハンバーグのお皿に刻んだキャベツついてたからいらなかった。
ブルガリア版ハンバーグは、ジューシーでないハンバーグ。
ハンバーグをおでんのネタにした感じ。
美味しかったすよ。
全部で16Lv。サラダが4Lvだった。


腹ごしらえがすんで、2番のとローリーバスで終点まで行く。
しかし、ここからが大変だったのだ!
終点から国立歴史博物館があって、そこからボヤナ教会は離れているらしい。
ガイドの地図にはバスの番号があって、64番と107番に乗れば着くらしいのだ。
しかし、終点からはこのバスはつながっていない。
111番のバスがここから出ていて、地図では64or107番と交差しているので乗り継ぎができるだろうと、111番のバスに乗ってしまったのだ。
そしたら、乗り継ぎしそうなところのずっと先まで行ってしまった。。。
「ええ~~~~!!」という感じ。
バスでの戻り方もわからないから、仕方なく歩いて戻った。。。
結構な距離歩きました。

仕方ないんで、歩いていこうかと。
静かな町で、あまり歩いていない地元の人がいると、”このチャンスを逃がすな”状態でボヤナ教会への道を聞きまくる。
結構遠いんです。
閉館時間は迫ってきます。
ホント、こんな苦労して見れなかったら、ブルガリア嫌いになってしまうところだった。
久しぶりにはまりました。
昔は、こういう迷い方たまにやったなぁ。
行くつもりだったらネットで行方調べてたんだけど、時間がないから無理だろうと、まったくノーマークだったのだ。
ソフィア市内はもっと観光に時間がかかると思っていた。

最後の人は、教会の前まで連れて行ってくれました。
またまた感謝です!!
閉館時間に、やっとやっと間に合いました。
ボヤナ教会に行こうと思っている方、地球の歩き方だけでは着けません!
2番のとトローリーバスで終点に行っても、そこから歩いても行けるのかもしれないけど、かな~り距離があります。
あたしは歩いて行ったけど。。。。
事前に調べていくことをお勧めします。

ボヤナ教会は、ひっそりと隠れて建っていました。(写真)
一人でこの辺に来てもここがそうだとわからなかったでしょう。
連れてきてもらったから、入ることができた。
本当に、小さな教会です。
外側は絵が描いてあるという事もなく、茶色の壁の何のへんてつもない、ごく普通の小さな教会。

敷地に入ると、まず受付のようなものがあって、そこで入場料を払います。
10Lv。約700円。規模のわりに、結構な値段です。
ちなみにずっと大規模なリラの僧院は入場無料。
そこから中に入ると、小さな入り口があり(写真の黒いドア)、教会の中に入ります。
中では英語ガイドさんが勧誘してきますが、要らないので断る。
写真はだめ、大きなバックは入り口でおいてく、バックは手で持つ(肩から掛けない)。
見るのは10分間だけ。
いろいろ制約あります。
だから写真なし。

でも、教会の中に書かれた絵は、それはそれはすばらしいものでした。
10cmぐらい先にはすばらしい世界遺産の絵があるんですよ。
がん見です。
教会の内部ももちろん小さいけど、すみからすみまで,天井まで絵がかれています。
お客さんはとっても少なくて、私の前にはおらず,後でも1~2組でした。
後から来たお客さんは、ちょっと見て、すぐ去っていきました。
私は「なんてもったいないことするんだ」と。
私は、時間をいっぱい見ていました。
言われるまで見てた。

あまりにも良かったので、写真禁止だったので、普段は買わなガイド本を10Lvで購入しました。
これも高い。
日本語版がありました。という事は日本人はツアーでここ来るんだろうな。
こんな小さいとこ、ツアーで押し寄せて大丈夫なんだろうか?

帰りは地元の人に再び帰り方を聞いたところ「バスに乗ったほうがいい。2駅で降りて歩きなさい。」と言われたので、そうしました。
迷ったけど、無事に2番のトローリーバスのバス停について、乗って帰りました。
しかし、トローリーバス、頻繁に来るはずだがなかなか来ない。
ブラショフのデジャブか!?と思ったけど、来た。

そして、ホスタルに戻りました。
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5月2日 ブラショフ観光とブカレストへ

2016-05-02 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア


この日の朝はゆっくり。
今回の旅行は朝が超早いことが多々あったけど、この日は夕方ブカレストに向かえばいいのだ。
そして、次の日もソフィア行きの朝の飛行機に乗るために、恐ろしく早くチェックアウトする必要があるのだ。


朝食は料金に含まれていて、8時からとの事。
ヨーロッパのホテルは朝食の時間が8時からが良くあるけど、これって遅いよね。
7時からにしてほしい。。。
時間があったので、ホテルの前の広場を散歩。
戻って朝食を取りました。
まあまあ種類も豊富で、朝食を楽しみました。

チェックアウトして、ドラキュラ城に行く。
ドラキュラ城までのバスが出ているアウトガラ・ドイまではタクシーで行くことにしました。
歩いてもいかれるらしいけど、どうせ迷う。
私はメモを取っていて、メモによると6.5レイでした。

実はブラショフでもツアーを頼もうかと思っていた。
カサ・サムライという、日本人の方(だんなさんが日本人なのかな?)経営するペンション兼旅行会社があって、そこにメールで聞いてました。
ブラン城とルシュノフ要塞と世界遺産のブレジュメル要塞教会、この3つを回ってほしかったけど、ブレジュメル要塞教会は月曜がお休みだそうです。
あいにくブラショフ観光かできるのは月曜日。
メールで聞いて、ブラン城とルシュノフ要塞だけで40ユーロって言ってたかな?
ブレジュメル要塞教会にいけないのならあんまし意味ないかと思い、バスで行くことのしました。

アウトガラ・ドイに着いて、バスが出るのを待つ。
観光客らしい人たちもちらほらいました。
中国系の男1人女2人のグループがいて、私も含めてタクシー運ちゃんから勧誘があった。
そんなに高くはなかったと思った。
私はタクシーで行きたかったのだが、そういうわけにも行かず、確か10時半出発かな?バスがでるまで30分ぐらいまった。
とりあえず、行きは始発なんで、バスは予定通りでた。
このときは帰りのことは想像だにせず。。。

ブラン城はブラショフ市近郊の観光スポットみたいだった。
子供連れも多かった。
これまで見てきたルーマニアの修道院や木造教会とは、かなり赴きが違う。
修道院や木造教会には観光客が数人しかいなくて、周りにお店もなかった。
ブラン城回りは人が沢山いて、マーケットのように多くの屋台のお店があった。
食べ物屋あり、チーズ売りの屋台も何件もあり、こちらの地方独特のブラウスやドラキュラ伯爵の絵のマグネットを売っているお店あり、いろんなものが屋台で売られていました。
あんまりたいしたものはなかったけどね。
名物なのか、スモークチーズのお店が何件かあり、味見して美味しかったので購入しました。
10cmの円系のチース半分で、15レイでした。約450円ぐらいかな?
お店はいっぱいあったけど、ほかは買うものなかったな。

プラン城のチケットは35レイ。高いです!
特にガイドとかが付くわけではなくてもこのお値段。
中は昔の家具や、このお城に住んでいた有力者の紹介などがありました。
高いけど、まあ、せっかくだしね。

ここで、1つ大失敗。
バス停に帰りのバスが来ているのが見えた。
このまま急いでバスに乗ってしまおうかと思ったが、30分に1本あるという事なので、このバスを見送ってしまったのだ。
そのバスに乗ればルシュノフ要塞に行く時間は十分にあった。
しかし、その後のバスはなかなか来なかった。
失敗といっても、次がすぐ来るかなんてわからないけど。
30分待ってもこない... まだルシュノフ要塞に行く時間あるな。
45分まってもこない... 急げばルシュノフ要塞に行く時間あるな。
1時間待っても..... もう危ないかも
1時15間待っても... あきらめたほうがいいかも
こんな感じになってしまい、あきらめざるを得なかった。
普段は30分間隔でくるはずのバス。
ブラショフとブラン城の途中で降りれば、ルシュノフ要塞に行けます。
普通に着ていれば問題なく行けたはずのルシュノフ要塞。
何ゆえこんなにバスが来ないの?
私が最初にそのバス停にならんだんだけど、その後集まってきた人たちも、なかなかバスが来ないんでいらいらしているようだった。
結局1時間半ぐらい待ったのかな?
地球の歩き方には、世界遺産になるのでは!?というような書き方だったので、さぞかしすごいところに違いない、という妄想ばかりふくらんで。。。
残念ですが、そのままブラショフに戻りました。
悲しい。。。。
それなら昨日食べ損なったサルマレを食べよう!と、あきらめていたルーマニア名物料理を食べることにした。
昨日「クローズです」と言われて入れなかったレストランに入る。
メニューも見ずに、サルマレを頼む。
ママリガ添えのサルマレがきました。
ママリガというのは、とうもろこしから作ったペースト状の食べもの。
マッシュポテトのとうもろこし版かな?
とうもろこしの味とういうか風味があって、なかなか。
ママリガはロールキャベツよりすっと小ぶりですが、おいしかったです。
満足!
これでルーマニア名物には悔いなし、かな。。。
もっとルーマニア名物、食べたかった。

またまたタクシーで駅に向かう。
タクシー乗り場から乗って、10レイ。
ブラショフでは4回タクシーに乗ったけど、たしかそのうち2人の運ちゃんに「東京から来た」というと、「あの、ビックシティかい!?ビック、ビックシティだね。」みたいな、ルーマニアとは比べ物にならない巨大な都市だという事を言われました。

東京に戻って、昨日は電気製品買いに有楽町に行って、銀座にもいった。
ビルなんかの建物をみてると、「ああ、やっぱりルーマニアの運ちゃんが言ったとおり、ルーマニアの町と比べるとビック、ビックシティ」にちがいない、なんとなくと思いました。
ルーマニアの人口が東京の人口と匹敵すると言ってたかな?
人の多さも高いビルの多さも、その近代的な町も、ブラショフとは違います。

ブラショフの駅で、チケットを買う。
ここでまた失敗追加。
チケットを買うとき、列車の種類を確認していなかった。
たぶん、ローカルな電車とIRという早い列車があって、時間のかかり方が違う。
ちゃんと「一番早くブカレストに着く列車のチケットをください。」と言えばよかったものの、そんなことは頭になく、すぐに出る列車の切符を買ってしまったのだ。
切符をみたら、IRだとたぶん2時間半ぐらいなのに4時間もかかるのだ。
ブカレストには明るい時間に着きたかった。
だって、北駅が危ないという評判はかなり読んでた。
とある旅行記では、北駅のATMでお金おろしていたら背後でナイフつきつけられた、とか書いてあったし。
女一人、怖いです。
そう思ったから、念入りにルーマニア・ブルガリアの旅行計画を建てた。
しかし、これでは北駅に暗くなってから着くことになるので、おじゃんに。。。
その上切符の窓口は混んでおり、出発時間も近づいている。
私がそんな感じでうろうろしていると、親切な青年が声をかけてきてくれて、インフォメーションでこれより早く着く列車があるか確認してくれた。
やる気がなさそうなインフォメーションの女性は、ないとの事だったそうだ(ほんとか!?)。
ありがとう、青年!!
なんだかこの日は、この青年からルーマニアの人々に何回も助けてもらうことになるのだ。
感謝の一日になるのだ。

そして、自分のあほさ加減に落ち込みながら、4時間かっかってブカレスト北駅に到着。
もちろん、既に真っ暗。
でも、鉄道駅と地下鉄駅は通路でつながっていました。
そのまま地下鉄に行く。
思ったほど、危険性を感じなかった。
たぶん、外に出ると怖い人がいっぱいいて怖いんだろうが、出なければそれほどでもなさそう。

今日の宿は統一広場駅から歩いて10分ぐらいらしい「The Map Hostel」という宿です。
安宿で、空港に行くバスのバス停まで歩いていかれるのでこの宿にしました。

統一広場駅に着いて、どこの通路から出ればいいか悩んでいると、またまた感じのよさそうな青年に「May I help you?」と。
ホテルの住所を見せると「こっちだ」と出口まで出てくれて、宿に行く道も「こっちだよ」と教えてくれ、そのまま去っていきました。
私のために、自分が行く方向でないところまで案内してくれたようでした。
なっ、なんて親切な!!
もちろん100%信用するわけには行かないので半分身構えてはいましたが、それも申し訳ないぐらいいい青年でした。

そして、道を歩いているとまた迷う。
大通りで明るいので、それほど危険性を感じなかったけど、それでも夜遅いから怖い。
地図を見てると、スナックを食べながらあるいている2人組みの女の子が声をかけてくれて、住所を見て宿まで案内してくれました。
この女の子たちも私を宿まで案内してくれて、そのまま去っていきました。
ブカレストの皆さん、ほんというにありがとう!!
いい人に出会えてよかった。
感謝感激なのでした。
こうして無事、暗い中を宿までつけました。

ルーマニア、特にブカレストって治安が悪くて怖いというイメージがある。
だから、前述のように計画も慎重に立てた。
それも私のボンミスで計画崩れになってしまいましたが。。。
こんな治安の悪いと聞いている東欧の国を旅行して大丈夫なんだろうか?怖い人に絡まれたりすることはないんだろうか?と思ってたけど、悪い人はほんの一部で、庶民はラテン系で困っている外国人には、とっても,とって~~~も優しい!!
いい国でした。
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5月1日 バイア・マーレからシギショアラでブラショフ

2016-05-01 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア

バイア・マーレ5:24発シギシショアラ13:57着の列車に乗るために、宿を4時15分にチェックアウト。
起きられるか心配だっけど、スマホと目覚ましの2個がまえで3時ごろにスタンバイ!
でも、1個目で問題なく起きました。
シギショアラ行は1日1本、この時間にしかでません。
厳しい列車事情。。。
だから早め起きて、早めに宿を出ます。

「Pensiunea Casa Rusu」のオーナらしきおやじはいい人だった。
着いたとき、なぜかハイタッチ。
明るいおやじだった。
夜7時頃着いて、翌日4時過ぎのチェックアウトだから、そんなに顔を合わせる機会もなかったし、なにより英語がしゃべれない人だった。
でも、なんとか「明日、5:24発の列車に乗るから(列車のチケットを購入済みだったのでそれを見せる)、4:15にチェックアウトしたい。」と言うと(というか、ゼスチャーとレセプションにいた英語を話せるお友達がいたので、どうににか通じた。)、「わかった。その時間にはレセプションをあけておくから問題ない。タクシーを呼んでやる。」みたいな返事だった。
朝が早いと、出入り口に鍵がかかっていて、出られない危険があるのだ。
そうなったら、列車に乗れない~~~
計画がおじゃんになってしまう。

この日は、シギショアラで少し観光してブラショフに向かおうと思っていた。
シギショアラは世界遺産の町です。
シギショアラで宿をとろうか、ブラショフで宿を取ろうか悩んで、ブカレストに近いブラショフに宿を取ることにした。
経路上は、シギショアラ->ブラショフ->ブカレストで、シギショアラからブカレストまでは5時間ぐらいかかる。
ブラショフからなら、2~3時間らしい。
5月3日はソフィアへ朝の飛行機で飛ぶから、ブカレストまでの距離があると心配。
そして、ルーマニアの旅行記を見ると、シギショアラは2~3時間あれば回れるらしい。
という事はあんまし見所がない。

朝3時過ぎに頃起きて、4時15分前にレセプションに行って前に立っていると、ドアが開いた。
そしてタクシーも呼んでもらい、無事に駅に到着。
バイアマーレの駅は、社会主義の残り香のする駅だった。
待合室があったが、あまりきれいではないコンクリートの箱。
地下通路には落書きがいっぱいあった。
ルーマニアの鉄道、レールの脇には草が生えてました。
売店があって、開いていたので、スナックとお水を買っておきました。

列車は20分ぐらい遅れた。
特に問題もなく、ちょっとした今回の旅の難関を抜けてほっとする。
私のようなあんまりしっかりしてない人が個人で海外旅行をすると、旅の完了までいくつも難関を突破しなければならないのだが、突破したときのほっとした感とか、それが旅の醍醐味だったりもする。
まあ、特にどってことがない移動なんだけどね。

バイアマーレからシギショアラまでは、8時間以上あります。
2等で80RON。
こんな長い間昼間の列車に乗ったことあったかしら?、という長時間。夜行はあるけどね。
列車はのんびりと進みます。
日本の列車と比べて、遅い遅い。
それがいいようにも思うけど、時間のない旅人にはつらい。
でも、この先ルーマニアが日本のように早い列車になってしまうと、それはそれで情緒がなくなったとガッカリするかも。
わがままなもんですね。

アジアのように列車で食べ物を売りにくることもなく、空は曇っているせいか、それほど風光明媚な景色もなく、というか窓も汚れていたけど、この8時間以上時間をもてあまし、退屈しました。
いつもなら、こういう移動の時間はスマホで音楽を聴いたりしてるけど、今回はおばかな私はUSBをつなぐソケットを忘れてきてしまい、充電ができなくなっていました。
だから、こんなところで音楽を聴いて、スマホの電池を減らすことはできません!!
電池もほとんどない状態だったけど。
本を1冊持ってきていたので、それを呼んだりしてました。
1回だけ、物売りが来たな。
おもむろにコンパートメントを空けて、ノートなどの文具を何個かおいていきました。
そしてしばらしてから戻ってきた。
どうやら、この文具を売っているようです。
彼は口がきけないようでした。
私のコンパートメントにいたご婦人は、ノートを1つ購入していました。

そして、30分ぐらい遅れてシギショアラに到着。
シギショアラには荷物預かりがあるという事をネットで見ていた。
ほんとうに駅に荷物預かりありました!!
やった!
 
駅から旧市街には歩いていかれます。
シギショアラは、ルーマニアの旅行記で読んだとおり、観光にそれほど時間はかかりませんでした。
小さな町です。
特にお城などの入場する建物はなく、ヨーロッパのかわいい町並みをぶらぶらするという感じ。
私はすでにこういう町並みはほかの国でも見ているので、特にどうという感じは持ちませんでした。
ハンガリーのチェスキー・クルムロフの感じに似てるかな?
観光資源としたら、チェスキーのほうがいいかも。
「地球の歩き方」には、”かわいいグッズ探し"とか書いてあったけど、これっていうようなものを売ってるお店は見つけられなかったな。。

とっくにお昼時間過ぎてましたが、お腹すいたのでどこかに入ろうと。
ドラキュラの家というレストランがあるというので探す。
シギショアラは小さい範囲だからすぐ探せた。
チャールズ皇太子が食べたグラーシュ(パプリカの利いたスープみたいなもの)があるという"カサ・ク・チェルブ"も近くにあった。
最初はドラキュラのレストランに入ったけど、席に案内してくれなかったので、グラージュのほうにした。
グラーシュとミネラルウオーターを頼む。
ルーマニアのレストランでは、パンは頼まないと着かないのね。
もう遅い時間で、夕食もすぐの時間だったので、グラーシュだけ食べてでました。
31RONでした。

その後もぷらぷらするが、これといった見所はなし。
観光時間は2~3時間でしょうか?プラス駅からの往復の時間。
ランチをしても、それで十分かと思います。
で、駅に戻る。
予定どおり18:09発の列車に乗ってブラショフにいきます。
といっても、列車の到着は20分ぐらい遅れたかな?
18時台はブラショフ行きの列車は2本でていて、18:43発もあります。
「地球の歩き方」ではシギショアラ-ブラショフ間は1日12本あると書いてあったけど、調べた限りとシギショアラ駅での情報だと、そんなにないみたい。

ブラショフに着いて、タクシーで旧市街にあるホテルへ。
今回の泊まったなかで、一番の高級ホテルです。
ほかはペンシオーネだった。
この運ちゃん、「どこから来たの?」とか「僕は小さい頃柔道やってたんだよ」とか、話しかけてきました。
でも、「地球の歩き方」には駅から市内まで3レイとありましたが、ホテルまでメーターで20レイだった。。。
やられた!のかしら??
でも、帰りもちゃんとしたタクシー乗り場からタクシーで駅に行ったけど、10レイ超えてたな。
3レイじゃ少ないと思う。地球の歩き方さん。

いつも旅行で土地のものを食べるのを楽しみにしている私。
今回はまだあんまり食べていないので、ぜひここで"サルマレ"というルーマニアのロールキャベツみたいなものを食べてみたいと思っていた。
宿はブラショフのメイン広場のスファトゥルイのまん前。
広場にはいくつものレストランが外にテーブルを出ています。
ガイドに載っていた"シィレナ・グスタリ"だと思える席に座ろうとしましたが、時刻は9時を回っていて「申し訳ないですが、もうクローズです」といわれてしまった。
仕方なく、ホテルのレストランでたぶん郷土料理でなさそうなお肉の料理を食べる。
美味して、お給仕さんのサービスもよかったけど、ちょっとガッカリ。。。

この日の宿はこの旅初めてのホテル。ペンシオーネではありません。
「ベラ・ムジカ」という、結構ブラショフではいいホテルなのかな?
朝食付き50ユーロ。
ブラショフのメインの広場から道を隔てたところにあります。
そのロケーションと、朝食付きってことで、1回ぐらいのんびりホテルで朝食が取りたかった。
そして、古い建物ということで選びました。
ホテルは今回の旅行で一番高いにもかかわらず、バスタブもないしアニメティもなかった。
普通このぐらいのホテルだったら、少しはアニメティあってもいいかと。。。
がっかり。。。
この半分で泊まれるペンションとどちらにしようか散々悩んだのに。
もしかしたらバスタブあるかと思ったんだけど。
このホテルを選んでよかったのは、朝食もまあまあ良かったけど、LGの液晶TVが部屋にあって、USBの口があって、これでスマートフォンの充電ができたこと、かな。(最初に書いたけど、USBは持ってきたんだけど、USBをつなげるソケットを忘れてきてしまったのだ。USBだけあってもソケットにつなげられないので充電できません。)
なんか充電できるものないかと探したら、TVにUSBが!!
電池は0に近かったので、これでなんとか助かりました。


コメント (4)
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