
那覇でしたかったことの一つは、「ガンガーラの谷」というカフェ併設で自然の森の中での徒歩での観光のコースを歩くこと。これは雑誌やTVでも紹介されていました。
ツアーは80分ぐらいとのこと。飛行機でるのが20:50なので、バスの時間も含めて16時からのツアーで大丈夫かと思って予約していました。しかし渋滞が心配になり、前日15:40からのツアーが空いていたので、ネットで予約を取り直しました。
この日は東京にもどります。チェックアウト後に荷物をホテルに置いておくと時間がかかるので、まずは空港までいってロッカーに預けました。
ツアーまで特に予定は考えていなかったのですが、昨日のグスク巡りで首里城の名前を見て、首里城に行きたくなりました。

3階まで上る階段があり、3階は首里城の赤い屋根を水平に見ることができます。沖縄の赤い瓦の屋根は京都などのお寺の黒い瓦の屋根とは異なり、沖縄独自の屋根でとても素敵です。平瓦と丸瓦を組み合わせていて、強烈な台風が多い沖縄ですが、台風で飛ばないようにコンクリートかな?で丸瓦の筒と瓦の重なったところを詰めて固めているとのこと。瓦の端が白くなっているのですが、これはどうしてなのだろうと思っていた疑問が解決。新しい屋根はオレンジピンクの瓦に白の縁、年期が立った屋根は赤い瓦にグレーの縁になっています。
首里城の城壁は多きく立派で、さすが首都のお城と行った感じです。沖縄のお城の城壁は縦に丸くなめらかにカーブしていて、それがすごく素敵だと感じます。
順路があって、出口でお土産屋さんがありました。ポスターなどほしいものもありましたが、節約で買わず。

やむちん道りに「琉球料理 ぬちがふう」という古民家一軒屋のお店があって、前回沖縄に来たたときそこに入りたいと思ってたので、今回こそという感じです。昔に1度入ったことがありますが、雰囲気がなかなかよかったと記憶しています。黄色いのれんをくぐって中に入り、並ばないですぐ席にとおされました。
観光客向けのお店で料金は高めですが、お給仕さんは沖縄の着物を素敵に着こなしています。
2180円かな?海ぶどうのそばとジューシーご飯のセットを頼みました。海ぶどうは沖縄名物で、超小型のブドウの形の緑の海藻です。食べるとちょっとプチプチする。お肉ものっていて、おいしくいただきました。
わたしの先に外国人カップルがいて、ぷくぷく茶を頼んでいました。ぷくぷく茶は大きな丸い深い洗面器のようなものに泡だったものがこんもりとなるまで入っていて、そこからお茶碗に泡を入れていました。こういう名物があるのは知ったけど、初めて見た。
味は甘い物ではないようです。(とお給仕サンが説明してた)残していたので、あんまりおいしくないのかも。
その後、まだ時間があったので「那覇市第一牧志公設市場」へ。ここは数年前に移転されました。移転前の市場にも何回か行ったことがあります。
入ると1階が観光客向けのお土産品や海産物の売り場で2Fがフードコート、3階がイベント会場のようです。3階には行きませんでしたが、アニメのイベントを開催していたようです。
鮮魚などはここで買って上で調理もしてもらえるのでしょうか。2階のフードコートはそばやチャンプルーなど、安い沖縄料理もあり20時ぐらいまでオープンしてるので、次回夕食に困ったらここに来ようと思ったのでした。

玉泉洞駐車場からガンガーラの谷はすぐ。玉泉洞に直接行くバスは、本数が非常に少ないようです。近辺の時間ではこれしかなかった。後は乗り換えか歩きになります。
到着して洞窟の中にある受付へ。ツアーは2500円ですが、この洞窟はカフェにもなっていてプラス500円でコーヒーやジュースなどが飲み放題になります。ツアーの参加者だけが入れるケイブカフェ。カフェもTVで放映されていて、洞窟の中でコーヒーが飲みたいと思っていたので、30分前に着くようにしていました。もちろんカフェ代追加。大きなマグカップがもらえて、ここぞとばかりにコーヒー(沖縄の有名な珊瑚コーヒーでした)二杯とマンゴージュースをいただきました。




港川人という約2万2千年前の旧石器時代の人骨が近くで発見された事や、ガンガーラの谷でも発掘が行われていろいろな古代のものが発見されているとか、屋根があり光がはいるここで生活していたのではとか。古代の人骨が発見されたお墓もそのままの状態でありました。
ガンガーラの谷でもまだまだ発掘が続いており、この先すごい発見があるかもしれないので、乞うご期待だそうです。そういう古代のロマンもあるのですが、熱帯雨林の植物が凄かった。歩く道は整備されていますが、両側には熱帯雨林の植物がうっそうとしており、下には川が流れてて、人気の大きなマングローブの木もあります。途中トンネルがあって、ランプを持って明かりを照らして進みました。
洞窟野中でのコーヒータイム、熱帯雨林の植物の中の散策と古代ロマン、ガンガーラの谷は大変楽しいアクティビティでした。
玉泉洞駐車場バス停に着いたとき、ガンガーラの谷の前に「沖縄ワールド」がある事を知りました。「沖縄ワールド」には現地ツアーで来たことがあります。玉泉洞という名前の洞窟があり、この洞窟には鍾乳石やエメラルドグリーンに輝くだんだんになった美しい水面もあり、予想外に素晴らしくきれいな鍾乳洞でした。知ってたら午前中から来て見てたと思う。
ツアーが終わって、帰路に。
帰りは20分ぐらい歩いた所のバス停からゆいレールの旭橋駅近くのバス停で降りて、ゆいレールで那覇空港へ。バス乗り換えでも那覇空港に行けたのですが、バスの場合は道路が渋滞するから、遅れて飛行機のれなくなるのが怖いのでいろいろ考えてこの時間とルートにしたのに、まったく道路が渋滞している様子はなく、調子抜け。もしかしたら、通勤が少ない日曜は車も少ないのかしら?
空港で時間があったのでお土産を見る。那覇空港には多くのお土産屋さんがあって、ほしくなってしまいましたが、節約して何も買わず。そのままゲートに向かいました。
羽田に着くのが23時過なので何か食べようかと思いましたが、サンドイッチなどは売り切れ。結局両替用にかった小さなちんすこうを食べて、おなかを満たしました。
羽田からは終電ぎりぎりで自宅に到着です。