旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

2021年11月7日 博多観光

2021-11-11 | 国内旅行


最後の日は博多観光。
なんで博多をコースに入れたかというと、九州最大の都市ということだし、何より国立博物館があったから。日本には同じ組織の国立博物館は4つあって、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、そして九州国立博物館。一番新しいのがここらしい。国立博物館がら太宰府天満宮は近い、といいうよりほぼ同じエリアにあるので太宰府天満宮も観光できます。

朝はホテルでバイキングの朝食。博多ラーメンもありました。小分けにされた麺を網に入れ、お湯にくぐらせでお椀にあけて、その上から豚骨のおつゆを掛け、薄い小さいチャーシューとネギを入れる。意外と本格的な味。美味しかった。そのほかにもいろいろあって、いろいろ食べた。
朝は重くなった荷物はホテルに預けて身軽になって、観光。
前日、ホテルのソファみたいな椅子に座って、観光についてスマホで調べてたら、櫛田神社という博多民に親しまれて神社がここから近い事に気がついた。
最初に櫛田神社に。敷地は広くないけど、立派な神社でした。この日は七五三らしく、着飾ったちびっこと、おめかしした大人がちらほら。ここらは博多の歴史地区らしく、近くには古民家やお土産屋さんの一角もありました。朝はまだオープンしていなかったので最後に寄ったけど、古民家では女性が機織りの実演をしていました。小さな展示もあります。無料で見れました。

太宰府天満宮に行くには、意外と時間がかりました。西鉄太宰府線で太宰府天満宮駅で降ります。まるで、お参りように作られたような線。(ほんとにそうなのかもしれないけど)
駅には太宰府天満宮のシンボルの梅の布(?)が駅いっぱいに飾られています。
今日は日曜日、そして緊急事態宣言明けという事で、たくさんの人が参道を歩いていました。参道には食べ物屋さんなどが並んでいます。

最初は国立博物館に。赤い太鼓橋を渡って、右に各物館に繋がってるエレベーターがあります。
九州国立博物館は、新しい建物。雲を切ったみたいな形をしたガラスのカーテンウオールの建物です。そのガラスが鏡になり、近くの木々が映り込み、建物の模様のようになっています。
東京の国立博物館はよく行くのですが、広い敷地内に時代のランドマークになるような古い建物が4つ建っていて、1日では時間が足りないぐらいの展示があります。でも、九州国立博物館は1つです。東京国立博物館のような博物館を想像していたのですが、ちょっと期待外れでした。
正直いって、あまり魅力を感じなかったです。一昔前の東京国立博物館のような感じ。
特別展ともう一つ展示があって、どちらもあまりにも普通の展示。建物は、天井は高いけど、特に特徴もないし、といったとこ。ロビーの空間が広すぎて、むだづかい。展示も工夫がなく、普通。あと、従業員の方にお辞儀をしていただくんですが、多すぎていらないのではと思いました。なんだか、申し訳ない気になってしまう。
今回、長崎県立美術館と九州国立博物館に行きましたが、長崎県立美術館は、絶対また行きたいと思っているけど、九州国立博物館はもう1回でいいかなと思いました。これからよくなっていくかもしれないけどね。

太宰府天満宮に行くと、ここは多くの七五三仕様のちびっこがいました。
お賽銭を入れて、お祈りをする。たくさん願い事をお願いしたのであった。
時間があるので、宝物館にも入る。ここには親子の人形師の作品が展示されていました。2Fがあるかと思いましたが、1Fだけでした。展示スペースはそれほど広くありません。

その後は参道をうろうろ。梅餅というのが名物らしく、何件かありました。境内入り口の近くのある所で、梅餅を食べました。立ち食ができるけど、和風カフェでも食べられる。立ち食べは何となくコロナで怖いし、足が疲れていたのでカフェでいただく。梅餅と煎茶のセット、550円を頼みました。小さな梅干し2個付き。(ちなみに、立ち食べだと1個130円でした。)あんこが入った柔らかいおもち。出来立てきあったくて、おいしかった。

ここでやめておけばいいのに、明太子ごはんの専門店を見つけてしまった。明太子は福岡名物だし、こりゃいただかなくたは、という事で並ぶ。ちょっと時間はかかりましたが、中に入ってオーダー。ここの名物は、明太子アフタヌーンティーみたいな、2段のお皿に明太子の料理がのっているものらしい。隣の人が頼んでた。私は普通の明太子ごはんを頼みました。お盆に明太子が2つのったごはん、小さな器にはいったとろろ、あとは急須にはいったお茶がのってます。
最初は明太子だけ、次はとろろを掛けて、最後はお茶を掛けて、3回違う味を楽しめるってやつです。でも、明太子2切で、3回美味しいをするには明太子の量が足りないです。明太子は少ないかな。美味しかったけど、1回食べればいいかな。

参道には、有名な(?)歩けば当たる隈健吾が設計したスターバックスコーヒーがあります。この木組みはほとんど釘を使っていない、日本古来の組み方だそうですよ。でも、ここにあっても猫に小判のようなものかな、と思いました。写真だけとらせていただいて、退散。

ホテルに戻って、荷物を持って空港に。
帰りはLCCのジェットスター。成田は遠いから嫌だったけど、ANAもJALも高かったので仕方なし。
そして、機内持ち込み7K制限が。このLCCの重量制限には悩まされる。お土産があまり買えないのです。行きは,軽いビニールバッグとリュック。あと一番重さを食うのは一眼レフカメラ。これで5.5Kぐらいに抑えてました。しかし、ガラスのコップとかお皿とか買ってしまったり、パンフレット類が山で、かなり重くなっていました。7K超えてそうですね。こういう時は、ユニクロのポケットダウンを広げて着て(本当は、温度的にダウンはいらないんだけど)、中のポケットにガイドやパンフレットなど詰めれるものは詰めてしまうのだ。ジーンズのポケットにはスマホや充電器とかをねじ込む。
搭乗口に入るまでは重量の検査はありません。客室乗務員さんがゲート前でおもむろに体重計のような重量計を出して、「計測済みでないお客様は、計測してください」とのアナウンス。
空港の重量計で計ってたけど、7キロ無かった。6キロ後半でした。でも、ポケットに入れてなかったらオーバーしてたかもね。
こうして私の九州旅行は終わりを告げました。
九州、いいですね。どっちかというと、北方向より沖縄なんかの南の土地の方が好きです。特に長崎が良かった。長崎の市内観光は詰め込んでしまったので、今度はゆっくりしたいです。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産では、大浦天主堂、黒島天主堂、出津教会の3つを見ましたが、五島列島の教会も含むまれていて、そちらも見に行きたいです。
また、武雄温泉のチームラボのプロジェクションマッピングは全部見てないし、有田焼で今回買わないで公開している食器も解体。
来年も絶対ここには来ようと思った私なのであった。
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2021年11月6日 武雄温泉と有田観光

2021-11-09 | 国内旅行


朝起きて、ここらはモーニングを食べれそうなところがなかったので、前日にコンビニで朝食用に購入していたパンを食べる。
しかし、京都家さん、館内案内を見たけど食事処がなかった。部屋食なんでしょうか?
せっかく温泉に来たので、朝のひとっぷろ。朝の温泉は、きもちよか~
武雄温泉の温泉街は、大通りから横に1本の道になっていて、そこに数件の温泉宿が並んでいます。その一番奥には、武雄温泉大衆浴場という公衆浴場があります。竜宮城のような上が赤で下が白の大きな門が入り口に構えています。
武雄温泉のシンボル的な存在なんでしょうね。でも今は工事中のようで、下はカバーがかかっていました。その後「鶴瓶以の家族に乾杯」という番組で、武雄温泉が出ていました。辰野金吾が設計したと言ってた。中にも入れるみたいでした。
2度目の朝ぶろに武雄温泉大衆浴場に行く。ここは公衆浴場でも高いのと安いのがあって、個室付きの温泉もあります。宿泊もできるみたいですよ。いろんなパターンの温泉がある。
私は高い方の公衆浴場のチケットを買いました。460円ぐらい。高い方の公衆浴場は天井が高く、木で作られており、昔ながらの温泉という感じです。実際に古いみたいですよ。地元のマダムたちが来ていて、楽しそうに裸の付き合いをしていました。

宿に戻って、チェックアウトして、荷物はあずかってもらう。
いつの間にか、チームラボのプロジェクションマッピングが武雄市に来たメインイベントになってしまっていますが、本来は武雄市図書館がメインベントであった。
宿から歩いて13分ぐらいで到着。昨日ライトアップで来た武雄神社の前です。
図書館は武雄市子ども図書館の建物が独立して隣にあります。最初はそちらに入ります。しかし、一般人は私しかいませんでした。図書館の人以外、だれもおらん。
すらっと並んだ本棚には、絵本がぎっしり。
子ども図書館はガラスを多用した造りで、明るくて開放的です。両側に本棚がある座れる階段もあり、ここで子供たちが座って本を読むのだろうなと。
子ども図書館は写真撮影は特に制限なくできますが、隣の武雄市図書館は写真撮影可能な場所が1階と2階に1っか所づつしかなく、基本撮影禁止。この差はなんなんでしょうね。
子ども図書館の2Fには、九州パンケーキというパンケーキのお店が。図書館の中にあるカフェですが、値段は普通です。パンケーキは1000円以上になるみたい。さすが企業が経営している図書館。
しかし、困ったことが一つ。図書館内にパンケーキの甘いいい匂いがぷーーんとだ頼っています。これって、子供には耐えられないのではないでしょうか?さすがにコーヒーの匂いは子供には合わないし、体調を壊すかもしれないけど、パンケーキの甘い匂いもちょっと。。。
私個人としては、やめたほうがいいのではないかと思いました。しかし、パンケーキ、匂いに吊られて食べたくなりました。

隣の武雄市図書館に入る。
1Fにはスターバックスがあり、雑貨もかなり並んでいます。キャンプ用品とか、あったかグッズとか。本もあって、どこからが売り物で、どこからか貸し出しの本なのか見分けがつかないぐらい。普通の本屋ぐらい売本があって、思った以上に売り場は大きかった。
カフェ専用の席もあり、多くのスターバックスのたぶんクリスマス仕様の赤のコップをもった人がくつろいでいました。
2Fを見上げると、壁一面に弧を描いた本棚があります。それはもう圧巻!天井も素晴らしく、まるで本の巨大なオブジェのようです。凝った造りです。
上に書いたように、写真撮影のスポットが1Fと2Fの2か所あって、それは写真を写す私のような旅行者がたくさんいるからなんだろうな。まあまあ、プライバシーを考慮した場所です。2F廊下の端っこ、1Fも端っこにあって、1Fがわかなかったから係の人に聞いちゃいました。ここは写真撮れるなら、とらなきゃもったいない。

武雄市図書館に満足して、次は有田に向かいます。有田までは30分ぐらいかな。有田には伝統的歴史地区の内山地区があります。そこを歩こうと。
駅を出たらカフェを併設している観光案内所があったので、地図をもらってどこにあるのか聞く。意外と距離があるようです。でも、私は健脚なんで大丈夫。(というか、一人だとタクシー代がもったいないので、歩きで行くだけ。結果、足が強くなった。)
最初に腹ごしらえ。ことりっぷに載ってた「ギャラリー有田」に行く。そこは駅から7分ぐらいだけど、内山地区と逆方向でした。また歩く距離が長くなることに。。
ギャラリー有田は、焼き物売り場の中にカフェがあるといった感じ。
しかし人気店らしく、着いたら並んでました。想定外。有田駅の周辺はがらがらで、どこでもすぐ入れると思ってた。時間がもったいないから、ほかに行こうかなやんだけど、焼きもの見ながら待つことに。
20分以上まったかな、席に着く。メニューを見て、食べるもの決めていたので、すぐオーダー。おすすめの豆腐定食。お豆腐が名物らしいです。大きなお豆腐が大きな有田焼の蓋のある器いっぱいに入っています。にここのお豆腐、普通の豆腐の大豆からできた味ではなく、沖縄のジーマ豆腐に近い味と触感で、とっても美味しかったです。小鉢もいろいろついてます。ごはんがおかわりできるというので、おかわりしました。これで1650円!とってもお得です。
内山地区までは、駅から1本道だけど、やっぱりちょっと遠かった。
古い家々が並んでいます。ビルみたいな高い建物は一つもありません。昔ながらの街並みです。町の人達が守っているのですね。こういう町並みは、今時努力しないと残せません。感謝です。だだ、人が少なく、閉まっているお店も多く、ちょっと裏寂れた感じもしました。時期的なものコロナの影響かな?
長い通りに瀬戸物屋さんがこれでもか!というように並んでいます。なにかいいものがあったら買おうかと思ってましたが、歩き始めるとがぜん買う気になってしまった。
しかし、せとものって意外と高いんですよね。有田焼は一般的に出回っている焼き物だし、作家物はデザインが古いし値段も高い。もしかしたら東京で勝った方がいいものあるかもしれないと思いつつ、帰りのLCCの機内持ち込み荷物の7K制限も考慮しながら見定めようと思い歩く。
最初に見つけた食器がかわいらしく、デザインもよかったので目を付けていましたが、歩いてるうちに30%offとか、宮内庁ご用達のメーカーのアウトレットとかがあって、悩んで訳が分からなくなって、宮内庁御用達のアウトレットを買ってしまった。。。
今、すごい後悔してます。。。距離ながいから、また戻って比べてこっちがいいと思ってももう歩けないし。
買ってからそのお店に入って、声かけられてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった(いる)。
昔(20年前になる?)、トルコでトルコアイス売ってたおじさんと小さな子に、アイス買おうとしてやめた時、親子そろって「え~買わないの~」という顔をして私を見て、その時もなぜか後悔の気持ちでいっぱいになって、今でも覚えてる。たたがアイスなのに。普段はすっかり忘れてしまうのに、なぜかその時の事は覚えてる。あとから「日本人、嫌いにならないでください。」と思った、そんな感じ。
でも購入したカップとお皿、朝食に丁度良くて、それで買ってしまったというのもあるのだけど、さっそく使っています。
こうして、有田焼をGetして、次は博多に移動します。有田から博多は1時間半ぐらいかかります。博多の駅にでると、華やかなクリスマスイルミネーションがきらめいていました。人も多く、都会です。
博多では、ホテルビスタ福岡中州川端というホテルに泊まりました。ここは安くて評判も良かったのです。博多駅からバスで数駅、ホテルに着くと、今はやりの非接触でのチェックイン形式です。ロビーは部屋の設備など、できたばかりで新しい感じでした。大浴場もあります。
このホテルでいいと思ったのは、普通のビジネスホテルでよくある、壁に張り付いた机と椅子でじはなく、壁に沿ったソファ形式の椅子と丸テーブルであった事。ちょっとした、ホテルの新しい形ですね。ソファ型の椅子はくつろぎやすいです。
夕飯を食べに外に出る。福岡はガイドを買っておらず、食べ物屋さんがよくわからず、うろうろ。せっかく中州なんだから、屋台街に行けばよかったですね。ちょっとは頭にあったけど、一人だし、お酒飲めないし、まあいいか。
アーケード商店街の中に入って探してみたけど、飲み屋さん風のお店ばかりで、あんましこれといったところがなく、つけ麺屋さんでつけ麺を食べました。しかし、せっかく福岡なんだから、麺食べるなら豚骨ラーメンにすればよかったににね。つけ麺もまあまあ美味しかったけど。
部屋にもどって、インスタ上げながら、いつの間にか寝ていました。
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2021年11月5日 黒島

2021-11-05 | 国内旅行


この日はほぼ1日黒島観光です。
黒島に行くには相浦港から出るフェリーに乗って約50分。
しかし、このフェリーは1日に数本しかなくて、冬だと2本ぐらしか出ないみたい。
時間的にこれしかない。
 行き 10:00-10:50 相浦港ー黒島港
 帰り 15:30-16:00 黒島港ー相浦港
夏だともっとあるのかもしれません。
黒島天主堂を見るだけなのに、約4時間半の滞在になってしまいます。黒島は他にみるとこなさそうなので、ちょっとまのびする気がします。
でもこれしかないので、これで往復しなければなりません。

「セントラル佐世保ホテル」は、特別料金で3900円で安かった。朝食が美味しいと評判で、朝時間もあったので朝食付きの料金にしました。朝食は+1000円です。
バイキング形式です。まあまあ種類があって美味しかった。
今はコロナの世の中、ビニール手袋を両手にして、マスクをして食べるものを取ります。今回3回ホテルで朝食を食べましたが、全てバイキングで、マスク&ビニール手袋で食べ物をとりました。感染拡大対策で、仕方ないですね。
私はバイキングというと、いろいろ食べないと気がすまないしもったいないと思ってしまうので、い~~~~っぱいとって食べました。こういうことするから、あれだけ歩いているのに旅行で太るのです。今回も太って帰ってきました。
ホテルは9時ぐらいに出て、佐世保駅のコインロッカーに荷物を入れた。
佐世保駅から出ている松浦鉄道という1両しかないかわいいローカル電車で、30分ぐらいで相浦駅に着きます。そこから歩いて5分ぐらいで港に着く。
チケット売り場で往復のチケットを購入。1260円。
五島列島行きをやめたのは、長崎から島までの高速フェリーの代金があまりにも高かったからというのもある。片道5000円以上したと思った。せいぜい1泊か2泊しかできなくてこの値段じゃ割に合わないという事もあってあきらめた。
だから黒島のフェリー代はすごく安く感じた。
黒島に上陸。観光客も6人ぐらいいた。
上陸したところにお土産屋さんをかねたサービスセンターがあって、そこで自転車を借りました。何時間借りようかまよったけど、お店の人に聞くとそんなに時間かからないから2時間ぐらいでいいのでは、後は延長すればよいとの事なので、2時間の料金600円を払って電動自転車を借りました。島の地図ももらえます。地図見たけど、ほんとに何もなさそうだった。
レンタル自転車ですが、台数が決まっているので、休日や夏なんかは予約しないと借れないそうですよ。私は予約しなかったけど、平日なんで借りる事ができました。
まずは目的地の黒島天主堂に向かいます。港から自転車で10分かからない距離。
黒島天主堂も事前にネットで予約しておきました。予約していないと本来は中には入れません。しかし、出津教会では確かに係に人は教会の前にいたみたいだけど、入るのに何のチェックもなかった。てっきり受付があって、チェックされるのかと思ってた。
黒島天主堂は教会の前に立っている人がいて、「予約していますか」と聞かれて、している事と名前を告げると、なんかメモしてました。しかし、教会を出た時にはもうその人はおらず。教会の中には関係者はおらず。
第一ネットから予約する時間も30分ぐらいで区切られてるけど、観光のために訪れるのフェリーはほとんどこの1本で、フェリーを降りた時間しかないんじゃないかと思うのですが。
う~ん。。。予約してなくても入れる感じはします。でも、村民の都合もあるし、大勢の人に押しかけてほしくなくて、調節しているのかと思います。村民に迷惑をかけるようなことがあってはいけません!
黒島天主堂は外部は赤い煉瓦で、新しい感じがします。修復をしたのでしょうか。
中に入ると、リブ・ヴォールトの屋根の美しい天井が広がります。
リブ・ヴォールトですが、コンクリートや石で作られていません。天井全てが木で作られているのです。リブもリブに挟まれている板も。それも美しい木目が出ている。木でできたリブ・ヴォールトの天井!
いろんな国で教会を見ていますが、木でできた天井の教会もありましたが、木目が奇麗に出ている木でつくられたこういう天井の教会は見たことない。
ぼーと天井を見上げて、美しい木目とリブ・ヴォールトの弧の交わりを見る。
入った時は観光客が何人もいましたが、出た時は私一人でした。
サイクリングをしましたが、黒島は本当に素朴な島で、観光客にまったく媚びた所がなく、カワイイカフェやお土産屋さんとか、そういうものは一切ありません。海の景色を堪能しながら海岸線を回るだけ。だから時間も余ってしまい、島一周して、黒島天主堂にも再度訪れました。
小さい島なので、すぐ回れてしまいます。
そして、人があまりおらす、木や草が生えてうっそうとした道もあるので、ちょっと怖い。。。
ちょっと雲ってたけど、まあまあの天気でよかった。雲てったり、雨だったしたら本当に怖い。そして、同じ便で着いたカップルに出会って「この先でヘビがいたから気を付けて」と言われました。こっこわい。。でもヘビはどっかに行ってしまったらしく、遭遇しなかった。よかった。
食事をするところもあまりなく、もらった地図ではレストランは数件あるようにかいてあるけど、季節外れのためなのか、コロナの影響なのか、空いている店は1軒しかありませんでした。せっかく時間あまあるし、島なので、海の幸でもいただきたいなと思っていましたが、食べたのは1軒だけあったカフェでチャーハンをいただく。650円。美味しかったけど、ちょっと残念である。しかし、ここが開いてなかったら、お昼食べる事ができなかった。個人旅行はエネルギーいるし、お腹すくので、この店が開いていて本当に良かった。
結局、ちょっとおまけで1時間オーバーで自転車を返しました。
時間があまって、しばらくサービスセンターで帰りの船を待ちました。

佐世保に戻り、武雄温泉に移動。30分ぐらいで着きます。
なぜ武雄温泉に宿泊することにしたかというと、せっかくなんで温泉に行きたかったという事と、武雄市にはTUTAYAが運営している素晴らしい図書館があるということをみたから。
宿は京都家という、京都ではないけどそういう名前の宿。安かったのだ。素泊まりで6500円。
私でも温泉に泊まれます。
武雄温泉駅で降ります。この駅は佐世保から乗ってきた他の駅に比べると大きな駅でした。
京都家は武雄温泉駅から8分ぐらいの場所にあります。駅からの道は大きな車の走ってる道ですが、一つ横道に入ると温泉街があります。数件の宿が連なってる。
この宿、とてもいい宿でした。ロビーにはオルゴールの部屋があり、大正ロマンを意識した装飾になっています。湯上り珈琲のサービスもあります。宿の人も親切です。写真に写っているオルゴールは、レコードもかけられるし、レコードの代わりに点々と穴の開いた紙を置くと、オルゴールにもなるという優れモノでした。ほかにもたくさんの昔のオルゴールがありました。コロナでなければ、触って聞くこともできるみたい。この時は、従業員の方が音を鳴らせていました。
偶然にもチェックインの時、ロビーで目にしたのが武雄市のイルミネーションのパンフレット。見るとイルミネーションのイベントを11月7日まで開催していて、チームラボのアトラクションもある!
ちっ、チームラボ!私チームラボさん大好きで、はっきりいてファンです。最近は、プロジェクションマッピングの需要が多いらしく、いろんな所でチームラボの作品をみます。夏に「Luxe」というアイスショーを見ましたが、チームラボさんのプロジェクションマッピングが白いリンクに投影する動画が本当に素晴らしく、感動しました。
レセプションの人に聞くと、歩いて25分ぐらいの御船山というところで夜10時までやっているとの事。こりゃいいかねば。でもその前に食事しないと、おなかもたないし店も閉まってしまう。

宿の近くに福太郎という和食家さんがあって2200円の福太郎定食があると書いてあったので入ってみる。料理人と女性(奥さん?)お二人で切り盛りしている、カウンターメインの小料理屋さんです。福太郎定食をお願いしました。サラダ、小鉢、お刺身、煮物、焼き物、ごはん、香の物、ソーメンがでる、ミニ懐石のお料理で、とってもお得で美味しい料理でした。写真の他にサラダと小鉢が付きます。食べてから気づいたので、写真ないです。旅をして、こういう美味しい食事をいただけると、うれしくなります。








そのあと、宿の貸自転車を借りて御船山に。貸自転車は無料ですが、2台しかないようです。使っていないので、借りれました。電動自転車です。
しかし、方向が悪かったのか、寂しい暗い道に入ってしまい、ちょっと焦る。遠回りしてしまったようで、自転車なのに時間がかかって到着。
1200円の入場料を払って中に入ります。この日は金曜で、かなりの人がいました。
プロジェクションマッピングは素晴らしかった。木などの自然をプロジェクションマッピングの媒体として用意ています。
そういえば、前にチームラボのプロジェクションマッピングの記事を見て、行きたいけど遠いから見に行けないな、と思ったあれがこれです。すごい偶然!ラッキーでした。ここで入らなかったことを知ったら、後悔する。
いやー、偶然、ここで出会えるとは!感謝感激でした。
木で埋め尽くされた広大な場所が時間と共に色が変わったり、大きな石が花柄に染め上げられ次々と色が動いていたり、真ん中に立つと不思議な光と音が発生したり、廃屋での次々と色と模様が変わるいくつもの角柱があったり、落書きの絵が光で落とされる光の部屋があたっり、そりゃあそりゃあ、さすがチームラボさん!といったもようしでした。
この偶然に感謝です。
しかし、ここで心残り。どんな作品があるのか知らなかったし、時間もなく、全部見切れてません。たぶん、最大の見どころを見逃したようです。それに、真っ暗な面白そうなカフェもあって、入ってみたかった。
宿の人に聞いたら、このもようしは毎年開催されるそうです。絶対に来年来ようと思っています。と、チェックアウトの時に、また来年京都家に来ますと、宿の人にも話した。
宿に戻り、温泉に入ります。きもちよか~
武雄温泉、硫黄とかの匂いは全然しなくて、無職無臭透明のお湯です。しかし、お肌つるつるになる、いいお湯でした。
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2021年11月4日 外海の教会と長崎市内

2021-11-04 | 国内旅行


ホテルフォルツア長崎では朝食は付けない料金だったけど、時間もあったので朝食をホテルで食べました。1400円をフロントに払う。ちょっと高い。でもバイキングだから普通か。
バイキングだと、いろいろ食べないと気が済まない私。もりもり食べます。
この日は夜は佐世保に泊まるので、荷物を持っての移動です。荷物は帰りはジェットスターで機内持ち込みの7Kg制限がある事もあり、軽くしてるからそんなに重くはないけど、やっぱり荷物をもっての移動はちょっと辛いかな。リュックとビニール材質のボストンです。
この日は世界遺産の長崎教会群の一つ、外海地区にある出津教会に行きます。私、出津教会が読めなくて”でづ”だと思ってたけど、”しつ”なんですね。
しかし、この移動には大(私にしたらそうでもないけど)失敗したのであった。
ちゃんとGoogle先生でバスの時間を調べていて、以下のバスに乗ろうとしていました。
 8:23-9:13 中央橋-桜の里ターミナル
 9:20-9:43 桜の里ターミナルー出津文化村
桜の里はターミナルというぐらいだから、それなりの大きなバス停かと。中央橋のバス停でバスを待っていると、8 15 ぐらいに桜の里ターミナル行きが来て、どうせ終点だしと思って、それに乗ってしまいました。時間が違うからだいじょうぶかなとも思ったのですが。。。そしたらそのバス、鈍行というか、23分発より回り道するから時間がかかるバスだった。市街から出るバスは本数が少ないので、1本間違えると繋げない大惨事になります。終点が桜の里ターミナルだからと安心してたら、なかなか時間がたっても付きそうもない。だんだん焦ってきた。意を決して運転手さんに聞くと、不愛想な運転手さんで、「乗り継ぎがないってアナウンスしましたよ。聞いていなかったんですか?」とかなんとか。そう、そんなこと言ってた。しかし、ここは日本で日本語はわかるけど、土地勘のない人にはピンときません。23分発なら、当初予定したバスに乗り継ぎできたけど、このバスではどこかで降りて、ほかのバスに乗らないと時間通りに次のバスに乗れなかったらしいです。仕方ないので桜の里ターミナルでしばらくバス待ち。1日に2本しかでないという便もあるけど、ここは1時間に1本はある。その間に、ソケット口を見つけてスマホに充電。
そしてバスが来て、出津文化村に到着。出津文化村は、道路にポツンとある小さなバス停で、周りには人っ子一人いない場所でした。Google先生に頼って、7分ぐらい歩いて出津教会に到着。またこの地域、風景が素晴らしいところです。教会は高台にあるのですが、そこまでの道のりが趣があって、昔隠れキリシタンがいたことを思にをはせます。
外海地区というところになりますが、「かくれキリシタンの里としても知られており、遠藤文学の原点とされる小説『沈黙』の舞台となった場所です。」との事。(http://www.kanko-sotome.com/shitsu_kurosaki/)
私は「沈黙」は読んでいます。マーティン・スコセッシという有名監督のハリウッド映画にもなりました。窪塚洋介や日本の俳優さんも多くでてた映画で、飛行機の中で見た。暗い、残酷なキリシタンの迫害の映画でした。いい映画ですが、あまりヒットしなかったよう。
村民がお祈りをする神聖な場所という事もあり、教会を訪れるには時間指定で事前予約が必要です。チェックがあるかと思いましたが、何もありませんでした。でも、関係者らしき人が教会の前で世間話したてので、たぶんチェックもしているのでしょうね。私の他に、6人ぐらい観光客がいたでしょうか。
教会はベースが白で、窓枠などはグリーンになっています。中は大浦天主堂や翌日に訪れる黒島天主堂のリブ・ヴォールトの天井とは違い、平坦な天井です。中も白壁で、木の枠があります。シンプルですが、シンプルさの中に上品さとほっとするような緩やかさのある空間でした。
出津教会の周辺には、旧出津救助院とド・ロ神父記念館があります。4分ぐらい歩くと、外海歴史民俗資料館があります。
旧出津救助院は入場料を払うのですがだれもおらず、ベルを鳴らしてくれとあるので鳴らすと、シスターがやってきました。入場料をお支払いすると、説明もしていただけます。この施設は「ド・ロ神父が困窮を極める村人達を救うため、私財を投じて設立した明治初期の授産・福祉施設で、後に修道院へと発展しました。」だそうです。マカロニなどを作っていたとのこと。「あのマカロニですか?」と聞いてしまいました。この時代にこういうところでマカロニが作られていたんですね。そういえば、ここに来る間に「マカロニ発祥の地」と書いた石碑があったな。2階建ての木造で、2回にも上がれます。
ド・ロ神父記念館には、ド・ロ神父が使った物などを展示されいます。また、ここも受付のおばさんが朗らかで、こういう旅でのちょっとした交流が楽しい旅になります。
ド・ロ神父記念館と外海歴史民俗資料館は共通チケットです。外海歴史民俗資料館はコンクリートの箱で、よくあるタイプの博物館で、この地域の昔の生活を展示しています。
この地域には、出津教会の他にも黒崎教会や遠藤周作記念館などもありますが、バスを使わないといけない距離で、バスも少ないので、あきらめて長崎市に戻りました。
最初の予定では、11:47発のバスでもどるはずが、へまして到着が遅れてしまったので、以下のバスで戻りました。
 12:27-12:50 出津文化村-桜の里ターミナル
 13:00-13:50 桜の里ターミナルー出島表門橋
今度は間違えなかった。

市内に戻って腹ごしらえ。ここから予定していた「吉宗」というお店に行く。ここは老舗らいしけど、すぐ入れました。よかった。
角煮定食を頼みました。1800円。角煮とお店の名物茶碗蒸しがあります。角煮も茶碗蒸しも大きい!老舗にしては、値段も安いです。満足な昼食でした。
ここからは予定は立てていませんでした。昨日はゆっくりできる時間がなかったのでやめたグラバー園には行こうと思ってた。

その後、ここから眼鏡橋が近いそうなんで、眼鏡橋に行って写真をパチリ。長崎といったら眼鏡橋よね。やっぱ。私が小さいころ、眼鏡橋が台風の大雨で流さてしまい、それから復元したらしです。大切な資源ですもんね。
出島も近いので、せっかくなので出島にもよる。出島には当時の街並みが再現されていて、テーマパークになっています。町家風の木造住宅や、明治の洋風建物が建っており、多くは博物館になっています。レトロ洋風建築の中にあるレストランなどもあります。なかなか雰囲気がよさげなので、機会があれば入ってみたいです。

本当は、グラバー園をメインにしたかったこの日の長崎市内。これからグラバー園に直行しようと思ってたけど、途中で旧香港上海銀行長崎支店記念館を通る。ここは前日の軍艦島行きのフェリー乗り場の前にあって、レトロな外観で入ってみたいと思った建物。1Fが無料という看板をみて、ちょっとだけ入ってみようと。2,3階は310円ぐらいだったと思う。レトロで素敵だったので、時間ないのに2階にも行ってみたくなり、結局入場料を払って中に入る。2,3階は、レトロで素敵な空間で素敵だったので2階も行きたくなり、ついつい入場料を払って上に行ってしまう。そこは赤い階段と緑の壁と濃茶の木材で、素敵な色合いの室内装飾でした。時間がないので、写真だけとりました。展示はほとんど見てない。さっと入って、写真撮って、さっと出るといった感じ。そういえば、ここもあたし一人の空間だった。(だれもお客さんいなかった。)
これでグラバー園へ。結局、昨日はゆっくりみれないからと言って他に行った4時半以降の入場になってしまいました。


長崎最後の観光地のクラバー園。グラバー邸は残念なことに改修中で、外からみるだけでした。グラバー邸以外にも、素晴らしい複数の洋館があります。見下ろせば港が見えるので、レトロな洋館はホテルで、アジアのリゾート地に来たみたいな感覚に陥ります。
グラバー園は高台にあり、長崎の港を見下ろすことができます。この日は晴天でした。ちょうど夕日の時間で、これまたピンクに染まった空と港の夕日の風景が美しかった。素晴らしかった!この夕日に出会えて、すっごく得した気になりました。
どの日も旅行してると素晴らしい日なんですが、この日は外海の風景とグラバー園の夕日で、素晴らしい日として私の心に残りました。
記念にグラバー園のお土産屋さんで、目についたきれいなビードロを買いました。昔長崎に来たことがあって、その時もビードロ買ったな。800円でした。

このあとは、明日黒島に行くために佐世保に移動します。到着が8時近く。
佐世保では佐世保駅から歩いて12分ぐらいかな?「セントラル佐世保」に宿泊しました。
ちょっと年代ものの、普通のビジネスホテルです。昼食付けても4900円で、安かった。
佐世保といえば、海軍カレーとか佐世保バーガー。駅内に佐世保バーガーの小さい売り場があったけど、閉まってました。残念。
この日はセブンイレブンにご当地ものだからか佐世保バーガーが売ってて、それを買って部屋で食べました。
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2021年11月3日 長崎市と軍艦島

2021-11-03 | 国内旅行


羽田7時40発長崎行きのフライトで、9時半過ぎに長崎空港に到着。
エアポートバスに乗り、大浦天主堂に近いバス停で降りる。
方向音痴な私は、今回もGoogle先生に頼りっぱなし。大浦天主堂に到着。
大浦天主堂は長崎の教会群で構成している世界遺産の1つの教会です。
入場料は1000円。高い!と思ったけど、ミュージアムも併設していて、そこの入場も兼ねてます。今時は世界的に世界遺産の入場料は高騰してるから仕方なし。このまえTVでバルセロナのカサ・ミラを紹介していて、入場料が5000円超えていました。高ったかい!私が数年前に行った時も高かったけど、さらに上がってた。
教会の中はどこも撮影禁止です。大浦天主堂の中はリブ・ヴォールトという、ヨーロッパのゴシック教会で見られる、アーチを組んだ屋根の形をしています。
ヨーロッパだと大きくて高さがある空間で、石やセメントでできていますが、日本の教会は発祥の地のヨーロッパとはまた違う趣です。「和」を感じます。
装飾の様子も違います。ステンドグラスは大きな模様をカラフルなガラスで組んでいて、ヨーロッパ細かい豪華なキリストの歴史を表現したものとは全く違う。そのステンドグラスから外の日が入ってきて、素朴な美しさ。教会の規模もこじんまりとして、装飾も質素。海外だと、教会にもよりますが、講堂だけでなく複数の空間があって、どーんと大きな絵や豪華な彫刻で装飾されています。
小規模でこじんまりしていて、質素。だからと言って、ヨーロッパの教会に比べて劣っていると感じる事はなく、素朴な信仰心と美しさを感じます。
博物館では江戸時代・明治時代初期にキリスト教徒が迫害されていたことの展示があります。
小さな部屋に横になれないぐらい多くのキリシタンを閉じ込めたりしたそうです。
逮捕さた人や殉教した人の人数の説明があって、一つの村で何百人と逮捕されて、そういう環境だから病死したり死刑になったりする人がほとんど。イスラエル人を迫害した、ナチスドイツのような状況があったようです。
とても残酷な仕打ちでした。

旺文社の「COLOR+」という長崎ガイドに、近くに「瑠璃庵」というガラスのお店が載ってたので行ってみる。ガラスの製品が欲しかったのだ。
入ってお店のご主人とちょっと会話。手作りはやっぱり高い。見てるとB級品のコーナーがあった。小さな空気が入ったのでB級品になったころっとしたかわいい深い青のグラスがあったので、それを買いました。

大浦天主堂を出て、ランチに。近くにある「カフェレストラン レッケル」で念願の長崎名物トルコライス。なんとなく食べたかったのだ。旺文社の長崎ガイドに載ってたお店です。入ると、こじんまりとしたお店で、サッカーのユニフォームやペナントなんかがそこらへんに飾っており、きっとここの店主は大のサッカー好きなんだろうな。
トルコライスは、1つのお皿にいろんなものが乗ってる、ヘビーで体重に影響がありそうなメニューです。スパゲッティと、揚げ物、ケチャップライスなんかが乘ってました。
美味しかった。完食で、ご馳走様。


その後、大浦天主堂の入り口近くにある長崎屋の建物で、軍艦島の受付。近くの桟橋から乗船します。軍艦島クルーズは大人気で、予約が必須のようです。それも早めにしないとすぐ満席になってしまう。私も予約してました。
船内では大型TVがあって、ガイドさんがTV画面に向かって説明をしてくれます。ガイドさんは建築とかグラバー邸のグラバーさんとかを研究していたと言ってました。
軍艦島は一時期は5000人いたそうです。東京の人口密度の5倍と言っていたかな?ともかくすごく人口密度が高くて、人の居る場を上に上にと上げていったそうです。学校なども上に造ったり、屋上を遊び場にしたり。そして、その頃としたら電気製品も各家庭であり、かなり裕福な生活をしていたよう。ガイドさんが聞いた話だと、この島の炭鉱で働いてる人は普通のサラリーマンの何十倍ものお給料をもらっていたそうですよ。
ツアーには上陸するコースとしないコースがあって、私はもちろん上陸コース。絶対島の廃墟の風景が見たい!しかし、乗船した時には、上陸できるかできないかはわからないとのアナウンスが。波の高さとか、そういう規制があるそうです。この日は晴れていたのに、着くまでわからないとの事。最近長崎県で上陸の規制が厳しくなって、上陸できない日も多くなったようです。前日は午後が上陸できなかったと言ってました。5回軍艦島に来ても上陸できない不幸な人もいるそうですよ。
軍艦島に近くなると、島の周りをまわってく軍艦島を一週します。そして、上陸です。やったーーー
上陸しましたが、歩けるところはほんの一部。鉄柵が張られています。もっと歩けるのかと思ってた。今にも建物とかが崩れ落ちそうなので、中には危ないからいけないそうです。軍艦島は、映画「進撃の巨人」のセットでも使われていました。
ガイドさんは鉄柵の前で、当時の写真を見せながら説明してくれます。軍艦島は世界遺産なのですが、島自体が世界遺産ではなく、この壁が世界遺産なんだそうです。産業遺産だからかな?ガイドさんは「驚いたでしょ。」と言ってましたが、そういう事をどこかのTVで見てました。
あそこが偉い人達の住居だった所ととか、島は埋め立てて大きくなったとか、島に沿って高い建物が建っているけど台風除けにも使ったとか。そして、正面の建物、少し前は崩れていなかったところが、つい最近崩れたそうです。次回来るときには、また違った風景になっているかもしれないとの事。それより、そのうち崩れきって観光できなくなるんじゃないかと。だから、早く行って軍艦島を見たかったのです。もし、今回上陸できなかったら、次回はもう無いかもしれません。


戻ってきて、16時半ぐらい。その後はグラバー邸に行こうかと思ったけど、18時にクローズするので、ゆっくり見れないので明日にしました。長崎県立美術館は20時までオープンしているので、歩いて7分ぐらいのところにある長崎県立美術館に行くことにしました。
途中、屋台のアイスクリーム屋さんを見つける。もしかしたら、と思ったらバラアイスだった。へらを使ってアイスでバラを作ります。昔なんかの番組で、バラアイスの屋台を見たことあって、長崎だった気がして、もしかしたらと思ったら大当たり!すごいキレイで食べるのもったいないけど、とけちゃうから食べちゃう。きれいでおいしい。これで200円ですよ、200円。ラッキーでした。



長崎県立美術館は絶対に訪れたかった場所の1つ。なぜなら、オリンピックの東京国立競技場を設計し、全国でも設計した掛物が点在し、歩けばあたる隈研吾(私見です、はい)という、今を時めく建築家、隈研吾が設計しているからです。
この前、東京国立近代美術館で「隈研吾展」をやっており、そこにもこの長崎県立美術館の展示がありました。
港に面した公演の中に立てられています。期待を大きく上回る凄さでした。
いま主流のガラスのカーテンウオールの外観で、内装には隈研吾建築の特色である木が多用されています。2つのガラスの箱が、小さな人口の川を挟んでシメントリ―にあり、その2つの箱を行き来できるガラスの通路が上に渡されています。。
素晴らしいのが、港に向かって建つ立地を生かしているということ。ガラスのカーテンウオールの中からは、美しい港の風景が広がり、ガラスの外観の建物の美しさを一層引き立てていました。内部もガラスが美しく輝いている。
すばらしい!さすが飛ぶ鳥落としている隈研吾作品!
あらためて、その才能に脱帽です。
公式サイトからもその美しさがわかると思います。
http://www.nagasaki-museum.jp/
せっかくなんで、常設展を見学しましたが、その常設展も素晴らしかった。長崎県立美術館は、スペイン絵画を昔の有力者(お名前忘れました)から寄与されたとの事で、スペイン絵画の素晴らしいコレクションを持っていることを初めて知りました。そのコレクションを展示しています。近代のスペイン絵画なども購入して、数を増やしているようです。
そして、長崎県にゆかりのある芸術家の再評価をして展示を行っていました。その展示もよかった。素晴らしい絵画の作家さんでした。(名前忘れた)
長崎県出身のプロダクトデザイナー・清水久和氏の展示もありました。
小さなカフェもありましたが、ここは16時にしまってしまうようです。港が見えるガラスのカフェで、美味しそうな角煮弁当とかのメニューのレプリカがありました。時間があったら、ここでお茶したいと思うカフェです。
しかし、大きく特大で致命的な残念なことが1つあり。
なっ、なんと、こんなに素晴らしい美術館なのに、展示室に入った時も、出る時も、私一人しかいなかったのです。
1人ですよ、1人。この広い展示室に私一人!!!!!!
監視に数名、受付の人など数名。ってことは、従業員さんのほうがお客さんより圧倒的に多い。10倍ぐらい?そして、この日は祝日。祝日にも関わらず、このがらんとう。
一体どうなってるの、もったいなさすぎる。
宣伝とか足りないのでは?もっとガイドブックにフューチャーして載せるべきところです。
お願いしますよ、長崎県と長崎県立美術館の学芸員の皆様。展示ではこんないい仕事してるのに。

長崎市では、フォルツァ長崎というホテル。中央橋というバス停の近く。出島エリアの見どころまでも歩いて行かれる。
Google先生に案内してもらいまいしたが、着いてもわからなかった。なぜなら、このホテルはアーケード街に建ってるんです。入口が古びたアーケード街の中にあります。最初入口だとは思わなかった。
たぶん新しいのでしょう。ロビーはピカピカで、チェックインが非接触形式でした。部屋は広くて、新しくてきれい。
食事なしで約5500円で、お値段以上かとお値段以上かと思います。でも、なんとなく非接触式は味けないかな。コロナの今時だから、しょうが無し。

その後宿にチェックインして、少し休んで夜景を見に稲佐山山頂に行く。
バスでロープウェイ前で降ります。そこから少し歩くのですが、ロープウェイ乗り場は、なんと神社の境内の中にありました。これにはびっくり!ロープウェイ前の趙と先に駐車場を管理している人がいて、その人に声かけてもらわなかったら迷ってたかも。
長崎の夜景は香港とマカオと世界3大夜景と言われいるそうです。まあ、3大と言っても発表する媒体によって全然違いますけどね。夜景はまあまあかな、といったところです。
夜景はきれいでした。ハート形の夜景もあった。展望台と下界を結んだ、ちょっとした演出ですね。

宿に戻り、近くに五島うどんのお店があったので、入ってうどんを食す。
本当だったら、GWに五島列島いくので、その時に五島うどんを食べようと思っていた五島うどん。優しい味で、美味しくいただきました。
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2021年11月 長崎世界遺産と九州旅行

2021-11-02 | 国内旅行
旅行ブログ書くの久しぶり。
緊急事態宣言につき、海外はおろか、国内の旅行にも行けませんでした。
全国的に緊急事態宣言が開けた11月、念願の九州旅行をしてきました。
4泊5日です。国内旅行としたらちょと長い。
本当は2021年のGWに約一週間で行く予定を立てたいました。そしたら緊急事態宣言が発令されてしまった。エアチケットも当然ながら早割とかの格安チケットで、キャンセルしても戻ってこないから、急に発生した緊急事態宣言にもかかわらず行ってしまおうかと思ってた。
しかし、数日前にホテルから電話かかってきて、クローズするとか。(そこはどうやら緊急事態宣言だけの理由ではなかったようにも思いますが)。緊急事態宣言により、エアチケットは格安でもほぼ全額戻ってくるそうなので、泣く泣くキャンセルしました。エアチケット、宿、教会見学、軍艦島ツアーなんかの予約をしていたんだけど、片っ端からキャンセル。

苦労してコース取もしてたので、キャンセルは悲しかった。
そのリベンジが今回です。旅の目的は、世界遺産の「明治日本の産業革命遺産」の軍艦島と「長崎と天革地方の潜伏キリシタン関連遺産」の教会を見る事。
GWは「長崎と天革地方の潜伏キリシタン関連遺産」の五島列島にも行く計画があった。しかし、日程が短くなったのと、秋も深まり日没が早くなったことから五島列島は断念しました。
でも、島に泊まらなくても行ける教会があるので、そちらを訪れる事にしました。
軍艦島ツアーは人気があって満席になってしまうので、予約が必須です。
運航会社はいくつかあるけど、「軍艦島コンシェルジュ」というところにしました。
午後便がでるのが遅いので、長崎到着後に参加するのにちょうどよかった。
また、黒島天主堂と津市教会堂を訪れる場合は、は事前予約が必要です。
URLはここ https://kyoukaigun.jp/reserve/list.php

スケジュールは以下です。

11月3日(水)
7:40-9:35 羽田から長崎へ。
 ツアーの時間まで大浦天主堂を見学。
13:30ー16:30 軍艦島上陸ツアーに参加。
 長崎県立美術館 を見学。
 いったん宿にチェックインしてから、夜景を見に稲佐山山頂へ。
   長崎市 泊

11月4日(木)
8:23-9:13  中央橋ー桜の里ターミナル
9:20-9:45  桜の里ターミナルー出津文化村 
 出津教会堂などを見学
12:27-12:50 出津文化村-桜の里ターミナル
13:00-13:50 桜の里ターミナルー出島表門橋
 眼鏡橋、出島、最後はグラバー邸を見学して佐世保に移動 
   佐世保 泊

11月5日(金)
9:10-9:43 ホテル-相浦桟橋
10:00-10:50 相浦港ー黒島港
 黒島に渡って黒島天主堂を見学
15:30-16:00 黒島港ー相浦港
 佐世保駅に戻って、そのまま武雄温泉に移動。
    武雄温泉 泊

11月6日(土)
午前中は武雄市見学
午後は有田に行って伝統的歴史地区をぶらぶら
 夕方博多に移動
     博多 泊

11月7日(日)
 博多市内を見学
 18:15-20:00 福岡空港から成田へ

予定はこんな感じでした。
毎回の事で、長崎ではあれも見たい、これも見たいで時間が足りなくなり、詰込みになってしまいました。
あと、バス間違えたたりしていろいろあった。市外だと1本間違えると取り返しがつかなくなることもあるけど、今回もなんとかやりくりできた。
それらは中で描きます。
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