旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

パリのホテル

2011-05-04 | 2011年05月 パリとバルセロナ旅行

”パリのプチホテル”というのを雑誌や旅行記でよく目にするが、そういうホテルに泊まってみたいと思っていた。
フィガロとか、そういう雑誌で旅行特集があると、昔は買ってたのだ。
「すてきー」とおもうが、値段をみてだいたい無理。
最近は買わなくなったな。
ホテル好きなのだ。
四角い高級ホテルはどーでもいんだけど、トラディショナル系が好き。

パリのホテルは高い。
一泊80ユーロ以下のホテルはなかなか見つからない。
1年以上前にパリを旅行したとき、Ratest Goという直前割引サイトで60%引きで80€ぐらのホテルを予約した。
写真がきれいだったので、とっても期待してたのに廃品のようなベッドと小さなシャワーユニット、汚いカーペットがひかれた部屋だった。
アジアの10$ぐらいの宿です。
パリのホテルは高いから、もしかしたらこんなものなのかな?とも思ったが、完璧にだまされてた。
NHKの「世界の街歩き」(タイトル名違うか?)で、パリの街歩きの中で、パッサージュの中にある「ショパン」という古くて素敵な外観ホテルが出ていた。
基本的に古いホテル(建物)が好き。
TV見たときから「このホテルに泊まってみたいなー」と思っていた。
今回、せっかくなんで、このホテルを探してみた。
しかし、ホテルのHPはあるものの、メルアドがない。
FAX番号はあったんで、FAXで予約を入れてみた。
しかし、FAXに拒否される(つながらない)。
きっと、NHKの番組にでてから日本人の予約申し込みが殺到して、そういうのが面倒なオーナーがFAX切っちゃったのかな?と想像した。
ということで、ショパンはあきらめ。

「プチ・ホテル・ド・パリ」というサイトのホテルをみてみた。
http://www.petit-hotel-de-paris.com/
ここに載ってるホテルには、日本語のHPもある。
値段は高いが、ネットで予約すると割引になるようだ。
予約サイトに日にちを入れると値段が出てくる。
「Hotel de la Porte Doree - ホテル・ドゥ・ラ・ポルト・ドレ」というホテルがかなりの割引率で朝食込で65ユーロであった。
半額ぐらい?朝食は普通でも10ユーロぐらいするんで、込でこの値段は安いです。
トリップアドバイザーで探してみると、かなりの上位にランクされている。
で、このホテルに決定!!
でも、半額ぐらいになってるんで、きっと写真にのっているような奇麗な部屋じゃなくて、もっとぼろい部屋なんだろうな、と思っていた。
パリは家賃が高いから、100ユーロ以上ださないと、”パリのプチホテル”というようなホテルには泊まれないのかなと思ったりしていた。


パリに到着した日に、舌をかみそうな名前のホテルに行く。
しばらく迷うが、ホテルはメトロの出口のななめ前にあった。
外観は、白い壁に赤いひさしの窓のシンプルな建物。
レセプションルームは、赤の壁に白いタイルの床,濃い茶色のデスク。
現代風クラシックな雰囲気で、素敵だった。
部屋は、写真と同じだった!!
白い壁と、赤のベッドカバーとカーテンで、かわいい感じ。
小さいけど、一人なら十分な大きさです。
階段には赤い花柄のカーペットがひかれていて、各階には本棚があり本が素敵に並べられてます。
これが雑誌やブログでみる、パリのプチホテルなんだ~


朝食もおいしかった。
セルフサービスで、クロワッサンとジュース,コーヒー,ハム、ヨーグルトなど。
食堂は窓際に面していて、窓の所に席をとり、朝の様子をみながら朝食をいただく。
「ショコラいかかですか?」と聞かれたので、もちろん「いただきます」と。
日本で言うココア。
満足の朝食。
このホテルには2泊。

バルセロナから戻ってきてから、ほかのホテルに1泊した。
”Hotel Langlois”というホテル。
このホテルは予算をオーバーしていた。
しかし、ふらつーとかトリップアドバイザーでもかなり評判いいし、わたし好みの古いホテルとの事で、最後の1泊なんでここにした。
ふらつーはフランス旅行口コミサイト。
ここ http://www.france-tourisme.net/
かなり、参考にしました。こういうサイトがあると便利。
ホテルはメトロの出口からすぐだったけど、わからなくてしばらくホテルを探して時間のロス。
歩いてるジモティらしい人に、ホテルの場所を聞きまくってやっと着く。
メトロからこんなに近いのに、大回り。
ホテルに着いたのは夜の9時前ぐらい。
でもこの時期のフランスはまだ明るい。
チェックインして、キーをもらう。
フロントも金細工のドアのあるエレベータも昔のままのエレベータで、レトロでいい感じです。
金属細工のドアを開ける昔のもので、素敵であった。
エレベータでフランス式4階に上がって、44号室へ。
部屋の鍵はなぜか、カードで近代式。


入ってびっくり!!
応接間とベッドルームがある!!
バスルームも広い。
頼んだのはシングルなんですけど。。。
その時は、すてき~と思ってそのまま入ってしまった。
しかし、時間がたつにつれてだんだん不安になっきた。
メールで返信されてきた値段じゃなかったらどうしよ~、チェックアウトで高い値段要求されたらどうしよ~
そう思うと落ち着きません。。。
チェックアウトの時、ドキドキした。
でも、大丈夫でした。
ホテルからのメールでは120-130€との事であった。130€で、書いてあったとおりの値段でした。
ホット胸をなでおろしました。
130€ぐらいが、私が払えるギリギリの値段です。これ以上高いホテルには泊まった事がないぐらい、私にとっては高級ホテル。
まあ、一人なんでしょうがないか。二人だったら÷2できるんだけどね。

ベッドルームには、木でできた大きなダブルベッド。
木でできたタンスとイスとTV。
応接間には、一人掛けのソファ2個。
テーブルとイスとTV。
TVが応接間とベッドルームで2個もあるのだ。
家具はみな、アンティークです。
アンティークを持ってきたというより、ホテルと一緒にアンティークになった家具という感じです。
バスルームも広くて、白いタイル一色。
トイレ別で、バスタブがありました。
古い感じだけど、は設備は整ってる。

たぶん、古いものが好きではない人は、かび臭い感じがしてだめだと思うけど、アンティーク好きの私には、うれしいかぎり。
応接間とベッドルームに1つづつ大きな窓があり、窓から見る風景は映画や雑誌でみる、パリのあの屋根の風景でした。

その日の夜は、ホテルの近くのビストロで夕食。
相変わらず、ムニュを頼む。
サラダとお肉とアップルパイ。
サラダはレタスにチーズが入っていて、おいしかった。
アップルパイはボリュームはあったけど、そんなに甘くなくおいしかったです。
そういえば、カマロン食べたかったけど、結局食べなかったな。
そんな余裕なかった。。。この余裕のなさは、いつもの事か。

このホテルからキュスタフ・モローの美術館がすぐそこで、行きたかったけど、10時オープンだった。
空港に向かう前に時間ないけど無理しても行こうかな、と思ったけど、ここは涙をのんでやめました。

ホテルの近くに空港行のバスの停留所があって、バスに乗り込む。
バイバイ、パリ。

そういえば、たまにこはん食べに行く後輩に、パリ20回以上というヘビーリピーターがいるのを発見。
前からパリに行くとは言ってたが、20回以上とは。。。
なぜゆえパリなんだろう?たしかに、いいとは思うけど。
今度聞いてみよう。
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モンタネールとバルセロナ

2011-05-03 | 2011年05月 パリとバルセロナ旅行

バルセロナでは、モンタネールのカタルーニャ音楽堂は絶対に見たいと思ってた。
前に世界遺産だったけな?TV番組で見たとき、すごいきれいだった。
バルセロナといえばガウディだけど、ガウディ以外にもこんなすごい建物を建てる人がいるんだな~、と。
モンタネールとガウディは同じ時期に活躍した建築家で、ライバルだったらしい。

カタルーニャ音楽堂は、約1時間のガイド付きで回る。
12ユーロである。
当日分が売り切れだったので、翌日初回10時からののチケットを買っておいた。
バルセロナ、約1.5日あってよかったです。。。。

美人な女性ガイドについて行って、最初は小ホールでVTRを見る。
今日は満席らしい。
約80人は座れるのかな?
席には、空きがなかった。
この音楽堂では、こういう有名な人たちがコンサートをしてますよ、こんな歴史がありますよみたいなものだったようだ。(英語なので。。。)
それから2組に分かれて音楽堂を回る。
階段で大ホールの2階に行く。
階段もきれい。
大ホールの天井には、涙が落ちてくるような、ガラスの装飾がある。
天井からガラスで覆われた円形の突起が出ていて、細かいガラスがグラデーションしているのだ。
これをTVで見て、きれいだーと思ったのである。
やっぱり、きれい。
ガラス窓のには、花のステンドグラスのようになっいた。
音楽堂の外から見える柱を、窓から見る。
いろんな花が柱に装飾されていた。
大ホールの1階にいく。
舞台の両側には、馬や人の横顔の彫刻があった。

しかし、ここは写真禁止だったようだ。
誰も写してなかったから。
なんでも写真に写さないと気が済まない私としては、あの美しいシャンデリアやガラス窓なんかを写したかった。
本なんかも売ってなかった。
もう記憶薄れてるなー。
モンタネールの建物はバルセロナにはいくつも残っているようである。

カタルーニャ音楽堂の次に有名な建物が、サン・パウ病院。
ここはほんとに病院なんで、入場料は無料です。
有料のガイドツアーもあるようですが。
病院というと、白い四角い建物を創造しますが、サン・パウ病院は病院とは思えない、アラビアンナイトチックな建物が病院の敷地内に多数あり。
茶色いレンガ色で、タイルの装飾があります。
しかし、患者さんが来る,普通の病院なようです。
ちょっと不思議。
モンタネールの建物は敷地内に5個以上あったかな?
そのうちのほとんどが工事中でした。
工事中だからかもしれないけど、病院としては使われてないみたい。
ガランとした感じ。
そのうちの1つの建物は、中に入れました。
入っていいんだろうかと恐る恐る。
まあ、なにも言われなかったからいいんだろう。
入れるものは、なかに入ってみないと気が済みません!!
そのうち、逮捕されるんじゃないかと。。。
工事中じゃなければ、もしかしたらほかの建物も中に入れたかもしれないかな。

中はすごかったですよ~
ホントにここが病院、豪華オペラハウスじゃないの??と。
タイルで飾られた壁、ステンドグラスがはめ込まれた窓ガラス、階段の装飾、
うお~~~~すごいぞ~~~~~!!

そんなこんなで、1.5日のバルセロナの観光は終了したのであった。
書いてる順番違うけど。
バルセロナ、来てよかった。
建物好きにはたまらん町です。
帰りの飛行機の時間は悩んだけど、1日じゃなくて1.5日にしてよかった。

空港に行くバスは、デパートの真ん前にある。
時間はなかったが、デパートに駆け込んで食料品売り場に行く。
ちょうどいいところに、サラミがあった。
お土産用にサラミをとる。
ハムもほしかったけど、時間もないし、暑かったのであぶないかなと思い、やめました。あとは、クッキーの2箱とって、レジへ。
お土産コーナーも見たけったけど、時間がないからあきらめ。
そうして清算して、バスに乗り込むのであった。

パリまではLCCで戻りました。
本当は夜行列車に乗りたかったんだけどな。
帰りの飛行はeasyJetです。
バルセロナの空港は、ターミナル1と2があって、ターミナル2。
1と2はかなり離れていています。
行きはvnlingで、たぶんターミナル1を使ってるんだろう。華やかできれいな国際ターミナルで、免税店とかもいっぱいいあった。
しかし、easyJetの乗り場はターミナル2でも一番奥の建物で、ボロくてお店もない。。。
お昼食べてなかったんで、1件しかないさびれたカフェでサンドイッチとコーヒー。
そして飛行機に乗って、席を探せども、私のチケットに書いてある席はなし。
乗務員さんに聞くと、怪訝な顔して「Free」と。
自由席だった。。。
飛行機で自由席は初めてのことである。
vnlingのほうがよいかも。。。
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ガウディはガウディ

2011-05-02 | 2011年05月 パリとバルセロナ旅行

ガウディはやっぱ天才なんだな~
バルセロナでガウディ建築を見て、あらためて実感。
この人は、みずぼらしいみなりで路面電車にひかれたとのことだ。
これだけの建築をしていながら、なんでみずぼらしい身なりなんだろう?
当時から名声はあったらしい。
建築なんて絵画と違って目につくし、これだけの建物建ててたら、一目両善である。
建築の事で頭がいっぱいで、お金に無頓着だったから、貧乏だったのかな???

最初はグエル邸へ。
どうやら保守工事中で、5月末まで休館らしい。
残念。
ここは前にツアーで来た時に入った覚えがある。
もう、忘れちゃったけど。

入るのに、少し並んだ。
前もサグラダ・ファミリアは見た。10年以上前だなぁ。
たしかに工事は進んだようだ。
前に来た時は、内装はみれなかった。
あの有名な外装の中は、今こんな風になってます。
いつまで工事は続くのだろう?
最近、進みが早くなったという話も聞く。
次に来るとき(いつ?)までには、できてないかなあ。
早く完成形がみたいです。
今度来たたときに(いつだ!?)、あまり進んでいないようだったら、高い入場料払ってまではいんないかな?
室内を見上げた時の天井のカクカク装飾やステンドグラス、彫刻など、確かにきれいですばらしいです。
しかし、あんまり感動しないというか、なんというか。。。。
単に新しくてピカピカだからそう感じたのか、好みの問題なのか。
ほんとにガウディの意思とかコンセプトとかに合っているのだろうか、、、、すみません。。。。
日本人の彫刻家で長年サグラダ・ファミリアの建築に携わっている方がいて、TVのインタビューで、「なにかあると、ガウディという原点に戻って考える。」というような事を言ってた。
ガウディは,あれっこれ,そしてそれ,追加でこっちも!!というようにガンガン指示を出して、激しくタクトを振った人なんじゃないかと想像する。
だから、ガウディ不在で作ってるサグラダ・ファミリアは精彩にかけるのかな??(あくまで想像)
屋上に上がるエレベータが別料金であるそうだが、エレベータが故障中らしく、上がれませんでした。




午前中はゴシック地区に行ってしまったので、1日目は時間もなくなってきた。
カサ・ミラよりカサ・バトリョのほうが見たかったので、こっちを先に見ることにした。すごく並んでいたが、我慢して待つ。
ここは8時までオープンしてるから、まあ大丈夫かな。
私の持っている地球の歩き方のガイドは古いもので、カサ・バトリョの期限の切れた10% の割引券が付いている。

だめもとで出してみると、引いてくれた。
出してみるもんだ。
ガウディやモンタネールの建物の入場料はどこもめちゃくちゃ高いけど、ここの入場料は18ユーロで一番高い。
日本語のガイドつきだけど。
ここのお宅は個人で管理しているらしいです。
維持費を賄うために、入場料を払って室内を公開しているとのこと。
前は公開していなかった。
維持費に困って、公開する事にしたのかな?
オーナーは、ここに住んでるのかな?
こんなに観光客がきたら、生活は大変だろう。
でも、こんなに混んでいるんだったら、儲かってしょうがないかも。

30分ぐらいなんだろうか?
カサ・バトリョに入る。
玄関ホールに入った途端に、鳥肌が立つような感触。
言葉では説明できないぐらいすごい!!
玄関ホールや階段や廊下は、丸みをおびた、なんとも言えないフォルム。
普通は内装と言ったら、すみなんかは角ばってる。
マンションや、一軒家。コロニアル建築といわれる建物もそう。
しかし、ガウディのこの建物は、廊下にはその角がない。
丸みをおびた階段上の天井には、楕円の窓がついている。
かといって、シンプルでないともいえない。

ガウディの家って、もっと装飾的で、あまり人が住むには向かないというか、暮らしにくいんしゃないかと思ってた。
しかし、住みやすそうである。
住む人の事を考えて、設計されてる。
意外。。
全体的に”水”をイメージしてるらしい。
天井の装飾も水滴がイメージできます。
建物の真ん中に明かりとりの吹き抜け通ってて、青いタイルで装飾されていて、きれい。
それも上から下へ、濃い青から薄い青に色がグラデーションしてた。
特徴のあるうねうねした窓枠は、ステンドグラスになっている。
ステンドグラスや窓枠も、海とかそういうものがイメージされているのだろう。
窓も大きいいから、光は十分に差し込む。
木の大きな部屋の間仕切り?もうねうねしていて、上にはガラスの装飾がある。
玄関ホールも、廊下も、階段も、階段の手すりも、部屋も、ドアもドアノブさえ、すごいな~と。
ガイドを聞きながら、ゆっくり見て回りました。
順路があって、最後はお土産屋さんにたどりつく。
いろいろなガウディグッズを売ってた。
日本語版のカサ・バトリョの本だけ購入。
今その写真みてたら、もう一度見に行きたい気持ちに駆られました。


1日目の最後の観光は、まだ時間があったんでカサ・ミラへ。
カサ・ミラはいわゆるマンションで、その中の一部を公開しているらしです。
しかし、ここも住んでる人は大変かなぁ。
でも、あたしだったらそれでも住んでみたいです。
家賃、いくらなんだろう。すごく高そうです。
入って屋上にあがります。
屋上には、タイルで装飾された,ねじりかりんとうのような煙突のようなものが何本も立っている装飾があります。
この図は、写真集とかで見たことがある。
ここなんだ~。
ちょっとしたガウディ博物館もあります。
屋上だけではなく、内部も見ることができた。



カサ・ミラの内部は、白いです。
白い部屋、白い廊下。
カサ・ミラもカサ・バトリョとおんなじように、直線はあまりなく,曲線の世界。
ここも、最後はお土産屋さんにたどりつく。
カサ・ミラ本を購入。
この日はカサ・ミラを見終わって、すでに8時ごろ。
観光は終了。
といっても、ライトアップしたカサ・バトリョも見たけど。
ガウディの建築で、もうひとつ見たいものがあった。
コロニアル・グエル教会。
これも前にTVで見て、見てみたいナ~と思ってたものだ。
しかし、翌日は16:40の飛行機でパリに戻る。
となると、15:00までには空港に着きたい。
コロニアル・グエル協会は、市外にあるのだ。
どうしようか悩む。
10時からは、カタルーニャ音楽堂のガイドツアーを予約してるから、11時以降の移動になるので、飛行機の時間大丈夫かな?
方向音痴なんで、教会すぐ見つかるかな?
グエル公園行ったほうがいいかな?
とかいろいろ考えたけど、ええーい,いっちゃえー、と。
賭けである。

翌日、約1時間のカタルーニャ音楽堂のガイドツアーを終えて、急い音楽堂を出る。
終りのほうは、気もぞぞろになってしまった。
そして、近郊連絡線の乗り場に行く。
キップの自動販売機の前に駅の案内人がいて、コロニアル・グエルというと、ボタンを押してくれた。
それも往復切符らしい。
切符の自動販売機に案内人がいるとは、いい制度である。


地球の歩き方に書いてある番号の列車にのる。
行先が書かれている電子掲示板に、コロニアル・グエル駅があるんで、これでいいんだなと、ほっとする。
バルセロナもちょっと郊外にでると、なんにもない風景が広がっていた。
コロニアル・グエル駅について、とりあえず外に出る。
なんいもないところである。商店街はもとより、1件の店すらない。
道には、点々と青いペンキで書かれた足跡が続いていた。
この足跡についていけば着くに違いないと、足跡を追う。
やった~、迷わないで観光案内所に着いた~
すごい便利。あたしのような方向音痴でも迷わず着ける、案内方法である。
しかし、観光案内所でチケットを購入したが、入口がわからず、右往左往する。
人に聞いて、やっと見つける。
ここの入場料は5ユーロで、市内のガウディ建築に比べるとずっと安い。
コロニアル・グエルは教会だけど、敷地は広く教会以外にも見る物があるようだ。
でも、時間がないから教会堂だけ。

コロニアル・グエル教会堂には人がいなかった。
バルセロナ市内の、あのガウディ建築を見るための行列はここにはない。
観光客は1人ぐらいしか見なかった。
大きくはない教会。人はおらず、静寂。
屋根に特徴がある(写真)。
しばらく、ベンチに座ったり、写真を撮ったりしてた。
しかし、時間がないため、ここを見ただけで早々と引き揚げた。

青い足跡を逆にたどり、駅へ。
すぐ電車に乗れてた。
B&Bから荷物をピックアップして、バスで空港へ。
飛行機の時間は問題なかった。
かけに勝ったぞ~というかんじでした。
旅行運は悪くない。

無駄に長い。読んだ人、いたらすまぬ。
もっと写真貼りたいがスペースがなくなった。
ガウディの建築は、どこもかしこも素敵!
高橋大輔のスケートみたい。
(編集日 2014.07.11)
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バルセロナでは。。。

2011-05-01 | 2011年05月 パリとバルセロナ旅行

バルセロナはツアーで来たことがある。
前に来た時は、それほど建築に興味があった時ではなかった。
ガウディも、単なる観光名所として見ていた。
その時は、カサ・ミラもカサ・バトリョも公開されていなかったと思う。
しかし、今は公開されている。
あの写真集とかでみる、タイルのくねくねの屋根の装飾とか,ガウディ建築の内装が見れるのだ。
あと、モンタネールのカタルーニャ音楽堂も世界遺産のTVで見て、見てみたいと思ってた。
すっごいきれいだったのだ。

バルセロナでは最初の日はEddy's B&Bというゲストハウスに泊まった。
朝食付でシングル35ユーロ。
古い建物の中にあるというのと値段ににひかれて、予約。
同じスペインでも、年末のマドリッドの朝食なし50ユーロぐらいよりは安く感じました。
まあ、監獄のような部屋ではありましたが。
夜中について朝チェックアウトしたので、ほとんど寝ただけ。
古い建物の中にあるB&Bで、ビルの入り口の装飾や金属の門の細工は歴史が感じられました。
4回上がるために使うエレベータは、金属の扉がある古いものがそのまま使われていました。
こんなアパートに住んでみたいぞ!!
オーナーのエディさんは、朗らかな壮年の男性で、次の日は別のB&Bに移るなんて、ちょっと悪かったかなと思った。
8時半からの朝食は、コーヒー,パン,ヨーグルト,いちごなんかがありました。

2日目は、バルセロナB&Bというところを予約していた。
ここは、住所を知られたくないらしく、HPには詳細は書いていない。
でも、行き方を書いたメールをもらっていたので、行けるだろうと思ってた。
Eddy's B&Bから近くて、朝の朝食前,散歩がてらに歩いてみた。
看板かなにかあるだろう、とたかをくくっていたら、こっちのB&Bにはそんなもんないんで、わからなかった。。。
仕方がないから、観光の途中に近くまで行って、電話をかける。
ガウディのあんまり有名でない建築物が近くにあるので、その名前を言ったけど知らないらしかった。
なぜ!?地元の人はあまり関心がないのか!?
住所を言ってもらって、やっぱりここだと。
"マジョルカ 319"だったかな?
今回、携帯電話を持っていって、羽田のドコモ相談センターで海外での使い方を教えてもらって、本当によかったよ。
いつも携帯は持っていかないか、どうせ使わないからと思って、接続方法とか気にしてなかった。
ソウルでは、なにもしなくても使えたんだが。
携帯なかったら、今日の宿さがしに奔走するところだった。
Eddy's B&Bでもよかったんだが、クレジットの番号教えていたと思った。
2日で違う宿なんて、変な宿の予約をしてしまったよ。
そう思ったけど、キャンセルして予約しなおすのが面倒くさくて、そのままになってしまった。
その後も、入口の前で電話をかけて、やっとチェックインできました。
宿の心配がなくなって、ほっとする。
このB&Bは、トリップアドバイザーの上位だった。
しかし、もうここはいい!!と思った。
住所を明かさないのは、宿としては反則である。
朝食は、結構豪華でおいしかったけど。
パン、コーヒー、ジュース、チーズなどがあって、テーブルに素敵に並べられていた。
チーズはすっごいおいしかった。

バルセロナでは、とくにここに行こうとは考えてなかった。
約1.7日あれば時間は十分かと思ってたし。
時間がなくて、考える時間もなかった。
旅行にくると旅行の事だけで過ごせるので(変な言い回しだが。。。)、ガイドをじっくり見時間がある。
そうすると、ここもあそこもというようになって、結局以下を回った。

1日目
・カテドラル
・ダリ美術館
・サン・ジュセップ市場
・サン・パウ病院
・サグラダ・ファミリア
・カサ・バトリョ
・カサ・ミラ
その他、ガウディの建物数件。

2日目
・カタルーニャ音楽堂
・コロニアル・クエル教会堂

1日目は、歩きすぎて疲れ果てました。。。
バルセロナはわりと歩ける範囲に観光名所が集中して歩いて観光できるけど、メトロもある。
メトロは1回乗って、変なところに出て、よけい時間がかかったので、歩きですませた。

1日目の朝、荷物を預けて、ゴシック地区へ。
まず、カタルーニャ音楽堂のガイドツアーのチケットを購入する必要があったのだ。
ネットからも7日前から予約可能で、日本で予約しておこうと思って忘れてました。
しかし、入口がしまってるようで、クローズしてるのかな?と勘違い。
本当は、チケット売り場はぐるっと回ったところにあった。
時間をおいてまた来てみると、今日の分は売り切れで、明日の初回の10時からのチケットを購入した。
馬鹿ちん。
ちょっと回ってみればよかったのに。

ゴシック地区では、カテドラルとダリ美術館を見学。
カテドラルはゴシック様式の壮大なもの。
カテドラルでは回廊があると書いてあったけど、閉まってたようだ。
展望台には登れるので、登ってみた。
これといった風景が見えるわけでもなく、あんまり大したことなかった。
遠くに小さくサグラダ・ファミリアは見えた。
ダリ美術館は、10ユーロもしたが、ダリの版画絵ばかりで大したことなかった。
ダリは、あのカラーの彩色豊かな不思議な絵がよいのだ。
サン・ジュセップ市場では、バルのような店がいくつかあって食べたかったが、時間が早かったし、ちょっとひいてしまった。

スペインには1年で2回行ったことになる。
本場タパスを食べてみたかったけど、今回もタパスはたべられじまいだった。
残念!!
1日目は朝食だけで、昼は食べなかった。
時間がなくて、食べられなかったという事もある。
夕食は、地球に載ってる「ラ・リタ」という、レストランに行った。
ムニュ(これはフランス語か...)を頼む。
魚のソースのパスタと、ミートボールにソースをかけたもの。
お魚を頼んだのだが、なぜかこれが出てきた。語学力がないので、クレームしないでそのまま食べた。
あと、オレンジのアイスクリーム。
全部で20ユーロぐらい。
おいしかったです。満足!!
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パリ アールヌーボー ギマールめぐり

2011-05-01 | 2011年05月 パリとバルセロナ旅行

ギマールの建物巡りをしました。
ギマールは、パリのアールヌーボーの有名な建築家とのこと。
地下鉄の入口などを設計した人らしい。
PENという雑誌にアールヌーボー建築の特集があって、パリに行くなら是非みてみたいと思っていました。
雑誌には詳しく場所が出ていないので、ネットで検索。
今は便利な物で、Googleの地図がでてきます。
その地図をプリントアウトしておいた。
見どころは固まっていて、意外と時間掛からずに見学できた。
メトロJasmin駅から、 ラ・フォンテーヌ道り沿いをふらふらしました。
ギマール建築を見に来ている観光客も、ちらほらいた。
たしかに、窓や入り口や金属の細工ものやフォルムなど素晴らしい建築だった。
しかし、中に入れないのだ!!

普通に人々が暮らしている。
ちょっと欲求不満です!!。中も見てみたいぞよ。
こういう有名な建物って、家賃いくらぐらいなんだろう。
高いんだろうな。
住んでみたいな、なんて思ったりした。
ギマールの建物の門が開いていたので入って敷地内で見学していたら、いつの間のまにか門がしまってた。
しまっっつた!!
押しても引いても回しても、どうにも開かない。
門は以外と低く、登れそうなんで登って外に出ました。
すみません。。。。


まだ時間もあったし、エッフェル塔まで近いんで、エッフェル塔を見に行くことにした。エッフェル塔を高台から見渡せるところで見たんだけど、エッフェル塔の下にはすごい人の行列ができていた。
どこかの旅行記で、5月1日にあいている観光名所はエッフェル塔しかなくて、すごい行列ができると書いてあった。
それはこのことなんだ。
あれじゃ、上がるのに何時間待つんだろう。。。。
エッフェル塔は、「やっぱりパリといえば、これよね、これ。」という感じでした。
そういやあ、前も見てないな。
卒業旅行(すごい昔だ。。。)でパリに来た時に、上ったような気もするが。。。

そうして、パリ観光は終了~
ホテルに戻って、近郊連絡線でオルリー空港に向かう。
途中からモノレールになるのだが、わからなくて駅から外に出てしまい、聞きまくる。
駅をでちゃいけないという事が判明して、駅員さんに切符を見せて再び駅に入り、モノレールに乗って、到着。
初めてのLCCである。
vueligというバルセロナが起点なのかな?のエアライン。
なにかあるといけないんで、早めに到着するようにした。
確かにターミナルは劣るし、ロビーは小さい。
でも、十分である。
荷物を預けると20ユーロぐらいかかるようである。
しかし、航空券を購入するときに指定すれば10ユーロ。
全部で20Kオーバーしちゃいいけないのかな?
機内持ち込みサイズは、預けなくてもいいのかな?
そんなところが、いまだによくわかってない。
座席もそれほど小さいとは思わなかった。
有料の飲み物やスナックのメニューがあったが、1時間ちょいのフライトなんで、飲み物や食べ物がほしいとも思わなかったし。

20:55発,22:30到着。
降りたバルセロナのターミナルにはショップなどがたくさんあって、立派なターミナルだった。
バスで、カタルーニャ広場へ。
予約したB&Bは、そこから歩いていけるようだが、迷った。。。
歩いて行かれるようだが、道がわからない。
夜遅いし、バルセロナ危険だし(意外と明るかったし、大丈夫なようにも見えたけど)しかたないからタクシーを捕まえる。
タクシーの運ちゃんも、「ここから近いのに、なんでタクシー乗るんだ」と。
しかし、「Where?」と言うと、状況を分かってくれたらしくタクシーでB&Bまで連れて行ってくれた。
近かった。。。
今回、唯一のタクシーである。

この日はホテルに着いて、シャワーを浴びて、就寝。
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パリ近郊 サンリスをさんぽ

2011-05-01 | 2011年05月 パリとバルセロナ旅行

5月1日だった。
5月1日はメーデーで、フランスの美術館など,入場料を払う観光施設はほぼお休みになる。
ということで、到着した日に美術館観光は済ませた。
この日は、午前中はパリ近郊の町のサンリスへ行って、午後はギマール建築めぐり。
夜はオルリー空港からバルセロナに飛びます。
飛行機のるので、時間だいじょうぶかな~と思いつつの計画。
サンリスの往復切符は、既に駅の窓口で購入済み。
パリの駅の窓口は、進みが遅くてほんとにいらいらします。
一人一人の購入時間がながいです。なんでなんだろう。行く先決まってるんだと思うんだけど。
当日だと間に合わなくことがあるかもしれないので、なるべく前に購入しておくべし!!
それに、ネットで買うと早割みたいなもんで、半分以下の値段で購入できることもあり。
フランス旅行のポイントはこれだ!!みたいな。。。

朝7時に朝食を食べに、ホテルの朝食ルームへ。
パリのホテルは普通は朝食は別料金だが、込だったので。
昨日は朝早くホテルを出たので、食べ損ねましたが。。。
チェックアウトして、荷物を預かってもらい、北駅に向かう。
北駅から9時15分発の列車でシャンティまで、駅からのバスでサンリスへ。到着が10時20分。
シャンティにもお城や美術館があって、シャンティもみたかったけど、時間ないんでパス。
サンリスよりシャンティのほうが、観光地としてはずっと有名です。
バスからちょっと見えるシャンティ城を素通りして、サンリスへ。
駅舎の前でおりる。
なぜか、電車の来ない駅舎があるのだ。
きっと電車を通す計画が、頓挫してしまったに違いない。
駅舎からとんがった教会の屋根が見えるんで、それを目指して3分ぐらいで、教会に着く。
なにかの雑誌で行く前にサンリスのちょっとした特集が載ってて、中世の古い石畳とゴシック建築の教会が残る町との事だった。
サンリスは雑誌に書いてあった通りの町だった。
想像していた通りの街。


世界遺産でも、メインの見どころもないけど、ぷらっと散策するには良い街である。
地図を持ってないんで、どうやって歩いたらいいのかもよくわからなかった。
あとから雑誌を見返してみると、教会のほかに小さいお城と博物館があったらしい。
5月1日で閉まっていてわからなかったのかな?
教会は、雑誌に書いてあった通り、ゴシックの素晴らしい教会だった。
「おお~、ゴシッツクだー」と。
あんまり教会を見て感動する事はないのだが、なんだかよかった。
内装も派手さはないが、おちついたゴシック様式で、品のある素晴らしいものだった。

町では、思観光客らしき人は数人しか見かけなかった。
ぜんぜん道わからなかったけど、教会を中心にしてぷらぷら石畳の道を歩きながら(道に迷うと、間に合わなくなるから)、写真を撮る。
途中でおいしそうなパン屋があったので、お昼のパンを買う。
帰りのバスは12時40分。
見学時間は約2時間しかなく、こんなんで大丈夫なのか?と思ってたけど、結構余裕でした。
地図がなかったんで、道がわからなくてそんなに広範囲歩かなかったけど、小さい町らしく、散策だけなら2時間で十分かな。

次は、パリにもどって、ギマールの建物めぐり。
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