れっどかなちゃんず

浦和レッズを応援するレッズな家族の記録です。

主役の座

2006-09-19 19:32:30 | 高校野球と草野球
日曜日、地元草野球チームの公式戦がありました。

初回から四番の左中間長打などで得点し、
三回までに3点リードしたので、楽勝かと思われました。
しかし、4回に味方のエラーからピッチャーのリズムが崩れ、
連続四球とさらにエラーが続き、大量5点を奪われてしまいました。
結局、7対3で敗れました。

この試合、強く感じたのは、ピッチャーの心理状態でした。
「平常心、平常心」といいますが、なかなかこれを保つのは、難しいようです。
味方のなんでもないエラーと、審判のストライク、ボールの微妙な判定の揺れに
ピッチャーは思わず「カーッ!」となり、我を忘れてしまったとのことです。
その後は、四球を出し、味方のエラーにさらに「カーッ!」となる悪循環で、
次々と相手に点を与えてしまいました。
途中、タイムを取り、ナインがマウンドへ行ってなだめる場面もありましたが、
これもなかなか冷静な状態に抑えることもできなかったようです。
普通の力を出していけば、負けるような相手ではなかっただけに、
気持ちを冷静に切り替えるのも大切な技量の一つということを強く感じました。

マウンドで表情一つ変えない「ハンカチ王子」は立派ですね。

その「ハンカチ王子」にレッズは敗れてしまいました。

試合後、友人にレッズグッズをプレゼントするために「レッドボルテージ」に向かいました。
「レッドボルテージ」に寄ると必ず立ち寄るのが、すぐ近くの本屋、「須原屋」です。

「須原屋」にはレッズコーナーがあり、過去のレッズ関係の本を凡そ手にすることができます。
また、店内への入り口脇の一等地には、常時、特別の販売台とワゴンが設けられ、
それぞれに最近発刊されたレッズ関係の本が大きな山になって積んであります。
まさに「レッズ関係の本は須原屋に任せて!」といった感じです。

ところがこの日訪れると、いつもと様子が違います。
その特別販売台に並んでいたのは、レッズではなく、「ハンカチ王子」でした。
彼が表紙を飾り発刊された5~6種類の本が山と成って積まれ、主役の座を占めていました。
レッズはといえば、その隣のワゴン一つに追いやられていました。

レッズが「ハンカチ王子」に敗れてしまいました。
とはいえ、それほど目に留める客も少なく、多くの客は、そこを通り過ぎていきます。
「一過性とミーハーにはあまり興味を示さない。」
これが「浦和」の気質なのかも知れません。

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