お茶の郷博物館

29日、清水戦、
参戦前、SL乗車待ち時間に合わせ、
金谷「お茶の郷博物館」へ立ち寄りました。

牧の原台地、
その高台に立つ博物館から望む向こうは、一面の茶畑。
見事な緑が広がっていました。
けれど、この日は残念、
富士山が見えなかった。
茶畑の上に富士山がそびえる光景。
見事だっただろうなぁー。

ウェルカムティーを味わい、
一通りの展示物を見て、
お茶室へ。

係員から建物と庭園の説明を受け、
和菓子とお茶にご対面。
ところがお茶の作法というものが全くわからない。
一番最初だったらどうしよう。
ドキドキの待ち時間。
良かった…。
順番は、一番最後でした。

おっと、手元が狂って、
畳の上をコロリと転がる和菓子。
これには茶室の主人も、
思わず吹き出し白い歯が。
茶を点てる手を止め、懸命に笑いをこらえ、
向こうを向いて肩を揺すっていた。
淑やかな着物姿と笑いをこらえるその仕草、
そのギャップに、
こちらも笑いをこらえ切れず。
神聖、静粛な場を大変失礼いたしました。

小さく見えた茶室も随分と奥まで広い。
襖を開けると部屋が、
さらに進むとまた部屋が。
お茶の先生には丁寧に解説いただきました。
季節、自然と建物との調和。
「もてなし」の心、
「ワビ」、「サビ」の心、そんなものに触れたのでしょうか。
ちょっと得した気分になりました。

「お茶の郷博物館」、
お茶室立ち寄りがお得です。