10月11日、佐賀遠征最終日、
この日は、福岡柳川へ足を伸ばし、のんびりと「川下り」を楽しむことにしました。
佐賀駅からローカルバスに揺られて小一時間で西鉄柳川駅へ。
構内に「川下り」の案内所があり、
乗船を申し込むと、送迎バスで船の発着場へ案内してくれました。
ほどなく出発時間。
乗船客は、我ら夫婦に韓国から観光に来たという5人家族の計7人だけ。
我らは、蓑傘を借りて船に乗り込みました。
船にはモーターが付いているものとばかり思っていましたが、
動力は一切なし。
船頭さんが竿一本で船を操ります。
ゆったりとした川の流れ。
川沿いには、しだれ柳や古民家が並び、
船旅の風情を楽しませてくれます。
白壁の古い蔵塀。
軒の低い木造のお店。
川面をなでるようにして立つ木の枝。
その間を船は音もなく、ゆっくりと進みます。
船の上には、時間が止まってしまったような異空間がありました。
新鮮な、そして心地よい異空間です。
頭を下げなければ通過できないような低い橋。
船の幅ギリギリに迫る狭い橋。
船頭さんの腕の見せ所もありました。
水上コンビニもありました。
船を横付けして、船上からお買い物が出来るシステムです。
約70分、船頭さんの歌と解説を聞きながら、
景色を眺め、花の色に喜び、水鳥と遊び、
のんびり、のんびり、そして、ゆっくり、ゆっくりの船旅を楽しみました。
柳川まで足を延ばした甲斐がありましたよ~。
おう
再びバスで佐賀へ戻りました。
最後の目的地は、佐賀市内城址です。
せっかく佐賀まで来たのですからね。
サッカーだけ見て帰るのは失礼でした。
駅から30分近くあるいて佐賀城址へ。
女房は、随分と歩かされたので、ブツブツ始まりましたが、
城址内、大門とその奥に再現された立派な佐賀城本丸歴史館。
鍋島藩の威光が垣間見えるなかなかの威容でした。
いよいよ九州とはお別れする時間となってしまいました。
佐賀駅へ戻って、「白いカモメ号」に乗って長崎空港へ。
おかげさまで、今回の佐賀遠征では、
九州内3つの特急列車に乗ることができました。
「ハウステンボス号」「カモメ号」「白いカモメ号」。
それぞれ先頭車両が斬新なデザインで、
革張りシートや板張りの床など、それぞれ仕様が異なります。
列車の旅も存分に楽しむことができました。
楽しい旅行でした。
4日間の佐賀の旅を終え、九州の地に別れを告げました。
11月の鳥栖戦は遠征できそうもないので、
次回、九州の地を踏むのは、来年になりそうです。
リーグ戦も最終盤。
レッズ優勝の可能性は、なかなか厳しい状態となってしまっていますが、
まだ、可能性がなくなったわけではありません。
最後まで、チカラいっぱい応援します。
頑張れ、浦和レッズ!