「医療少年院で職員が親身になり、サポーターが支援したからここまで回復できた」と更生を疑問視する意見を否定 . . . 本文を読む
被告には、2回の精神鑑定が実施され、起訴前の鑑定では「刑事責任能力がある」とされたが、起訴後の鑑定では、空想や実際にあった出来事を基に疑念や嫉妬を膨らませる「妄想性障害」との診断結果が出た。検察側は「妄想性障害があっても、善悪を判断して行動をコントロールする能力はあった。責任能力は認められる」と主張。 . . . 本文を読む
「再審請求準備中で極めて遺憾」日弁連会長が抗議声明〈来栖の独白〉定型文。新味も無ければ、説得力もない。再審請求というが、準備中では歯止めにならぬし、どこまで純粋な再審請求か。再審が目的ではなく、死刑執行阻止目的の請求が多い。「延命のため」と公言して憚らない弁護士もいる。執行阻止のために再審請求する死刑囚の身代わりのように、請求していない死刑囚が殺されて(執行されて)ゆく。そういえば本日執行された神田司死刑囚と宮崎知子死刑囚とは、同じ名古屋拘置所在監ではないか。 . . . 本文を読む
石破氏は「平和国家」といわれるスイスが国民投票で徴兵制の廃止を否決したことを指摘。自身が過去にドイツの与野党政治家から「ナチスをつくらないため徴兵制を維持する。軍隊は市民社会の中になければならない」と聞かされたエピソードも紹介した。 . . . 本文を読む
〈来栖の独白〉 おっしゃっていることが、よくワカリマセン。図書の利用についても、貸し出しを制限しなくても「良識ある読者が判断する」のではないのかしら。「慎重さを期す」のと「禁書・焚書」とは、案外、そう離れてはいないかも。 . . . 本文を読む
事件後、新聞や週刊誌に「母親との関係に問題があった」、「母親の愛情に飢えていた」、「母親に責任がある」、「母親は本当は息子の犯罪に気付いていたのではないか」などと書かれた。自分のことは何と言われようと仕方ない。でも母親を非難されるのだけは我慢できなかった。母親は事件のことについてはまったく気づいていなかったし . . . 本文を読む
『文藝春秋』5 月号で、Aの起こした事件に対する神戸家裁の判決文の全文が公開された。そこでは、当時の彼の犯罪心理として、「母への愛憎」の可能性を指摘していた。しかし、Aは手記でこの定説を自ら否定する。 . . . 本文を読む