金山公民館長のブログで~す!

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住所 南陽市金山2054-1

今年度もよろしくお願いします

2014-04-02 13:27:39 | お知らせ
冬が長く続いた金山にもようやく春の気配が感じられる昨今でございます。
昨年は、7月18日、22日の両日にわたる集中豪雨により、吉野川沿いにて住宅の床上浸水などの深刻な被害をもたらし、道路や橋の損壊、田畑への浸水、傾斜地の崩落等、未曽有の大きな災害となりました。
地区長会からの要請に基づき、公民館長が窓口になって、市とのパイプ役を担う事になった為、地区長や被災者からの情報を元に様々な現場を訪れ、現地の状況を関係課に伝達すると共に、市の対応方針等を情報者にお伝えしました。
市では、いち早く現場を確認し、補助事業やボランティアセンターの立ち上げを行い、対応してくれたのは大変有りがたい事でした。
7月20日から29日までの9日間で、延べ475人ものボランティアが当地を訪れ、流木やごみ等の撤去をやってくださいました。
自分の事しか考えない風潮が強い昨今にあり、見ず知らずの所で、見返りを求めない多くのボランティアの姿は地区の方々に大きな感動を与えてくれた事と思います。
早期の復旧復興と今後の対応マニュアルの策定を心から期待したいと思います。
今年度は金山地区民が安全安心で過ごせる年でありますよう切に祈ります。

 さて、公民館は地域の人々が自ら学習する手助けをし、地域課題の克服に寄与する施設です。地域や団体の構成員である住民が公民館に集い、互いに議論し、課題に取組んで行くことに大きな意義があります。
 それには住民自らが考え、行動出来る基盤づくりが何よりも大切な事でしょう。
 むらづくり委員会で、策定した「金山未来づくり計画」は “残そう明日に愛しいふるさと”をテーマに当面の方向性を明示しています。
 市民憲章の具現化を基本に、未来を切り開き、次代を担う人づくりを進める中から、持続可能な健康でつながりのある金山の創造を目指しています。

 近年「かねやま混声合唱団」や「さー来るソバ道楽」、写真愛好者で構成する「金山デジ友」、ヨガサークル「スマイル」など、この金山にも徐々にではありますが地区民が楽しく集える新たなサークルが生まれ育って来ているのはとても嬉しいことです。
 定期的に会員が集い、実践を積み重ね、歌うことや創ること、身体を動かす事の楽しさを通じ、自己実現を図りながら仲間づくりが進められています。
 それらの姿は、仲間の絆や活気に満ち溢れ、とても素晴らしいと感じています。
 今後は、健康づくりやスポーツクラブの組織化が模索されており実現に期待しています。

 又、金山の確かな未来の為には、新しい人材を発掘し育てていくことが大変重要です。
 特に若者や退職した団塊の世代が、この地での役割や、やりたいことを見つけ、仲間と共にそれが出来る環境の整備が喫緊の課題です。
 今年度は青年や熟年世代の組織化を目標にしたいと思っております

 人口減少や少子高齢化が一層進展する厳しい中ですが、皆さんの英知を結集し、課題を一つひとつ克服しながら、夢のもてる力強い地域づくりを進めて行きたいものと願っています。
 皆さんの温かいご指導とご鞭撻をお願い申し上げご挨拶と致します。