青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

視覚障害者の方の誘導

2015-08-19 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

19日の一宮市内は、曇りから晴れの天気でした。

未明から今朝まで、涼しく、ぐっすりと寝ることができました。

昨夜、セミが鳴いていませんでした。

本日、ツイッターで、

白杖を頭上50cm前後に立てている視覚障害者を見かけましたら、助けてやってください、

という内容のリツイートがありました。

今日は、視覚障害者の方と接する時の、基本的なことを書きますね。


■■■(1)最初の接し方■■■

視覚障害者の方と接する時は、いきなり相手の身体に触れたり、杖を引いたりしないでくださいね。

先ずは、「何かお手伝いをしましょうか?」と声をかけてください。

視覚障害者の方から、誘導を希望された場合は、どうしたらよいかを尋ねましょう。

ここから視覚障害者の方と一緒に行動します。


■■■(2)位置の説明について■■■

視覚障害者の方に、位置を伝える方法として、「クロックポジション」というルールがあります。

視覚障害者の方の位置を、時計の文字盤の中心にいると想定して、方向を伝えるルールです。

 6
3↓9 ↓:矢印先が正面になります。
 12

正面を12時の方向と固定することにより、バックは6時、右は3時、左は9時になります。


■■■(3)目的地への誘導について■■■

1.誘導の基本――――――――――

視覚障害者の方を誘導する時は、白杖を持っていない側の半歩前に立ちます。

そして、視覚障害者の白杖を持っていない手を優しく取り、誘導をする人(あなた自身)の腕につかまってもらいます。

手を取る時には、事前に、「あなたの手を取ります。私の腕につかまってください」と説明してください。

2.段差や階段の誘導―――――――

傾斜路や階段を利用する場合は、傾斜路や階段の前で、視覚障害者の方に、「ここから〇段ぐらい上り階段です」などと声をかけます。

歩く速度は視覚障害者の方に合わせます。

傾斜路や階段が終わる直前で、「次の一段で階段が終わります」などと、視覚障害者の方に声をかけます。

3.狭い通路の誘導――――――――

狭い通路で誘導する場合、視覚障害者の方に、「狭い通路を通ります」と声をかけた後、誘導をする人(あなた自身)の腕を、背中方向に回して、視覚障害者の方を、縦に重なるように(縦列)します。

障害物がある場合は、前もって、障害物が前方にあることを知らせ、障害物の直前で、「左に避けます」などと声をかけます。

4.絶対にやっていけない行為―――

短い距離であっても、以下の3点は、視覚障害者の方に恐怖感を与えます。

・白杖をつかむ
・腕をつかむ
・肩や背中を後方から押す

視覚障害者の方の恐怖感を体験するために、あなた自身がアイマスクをして、上記と同じ行為を体験してみてください。

ものすごく不安になります。

5.盲導犬――――――――――――

街中で、盲導犬を見かけても、触ったり声かけはしないでください。

盲導犬は仕事中です。

邪魔をせずに、温かく見守ってくださいね。

以上、視覚障害者の方と接する時の、基本的なことを書きました。

詳しいことが知りたい方は、視聴覚障害者支援センターや、視覚障害者支援情報センターなどに、ご質問ください。

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