皆様、こんばんは。
事務局です。
19日の一宮市内は、曇りから晴れの天気でした。
未明から今朝まで、涼しく、ぐっすりと寝ることができました。
昨夜、セミが鳴いていませんでした。
本日、ツイッターで、
白杖を頭上50cm前後に立てている視覚障害者を見かけましたら、助けてやってください、
という内容のリツイートがありました。
今日は、視覚障害者の方と接する時の、基本的なことを書きますね。
■■■(1)最初の接し方■■■
視覚障害者の方と接する時は、いきなり相手の身体に触れたり、杖を引いたりしないでくださいね。
先ずは、「何かお手伝いをしましょうか?」と声をかけてください。
視覚障害者の方から、誘導を希望された場合は、どうしたらよいかを尋ねましょう。
ここから視覚障害者の方と一緒に行動します。
■■■(2)位置の説明について■■■
視覚障害者の方に、位置を伝える方法として、「クロックポジション」というルールがあります。
視覚障害者の方の位置を、時計の文字盤の中心にいると想定して、方向を伝えるルールです。
6
3↓9 ↓:矢印先が正面になります。
12
正面を12時の方向と固定することにより、バックは6時、右は3時、左は9時になります。
■■■(3)目的地への誘導について■■■
1.誘導の基本――――――――――
視覚障害者の方を誘導する時は、白杖を持っていない側の半歩前に立ちます。
そして、視覚障害者の白杖を持っていない手を優しく取り、誘導をする人(あなた自身)の腕につかまってもらいます。
手を取る時には、事前に、「あなたの手を取ります。私の腕につかまってください」と説明してください。
2.段差や階段の誘導―――――――
傾斜路や階段を利用する場合は、傾斜路や階段の前で、視覚障害者の方に、「ここから〇段ぐらい上り階段です」などと声をかけます。
歩く速度は視覚障害者の方に合わせます。
傾斜路や階段が終わる直前で、「次の一段で階段が終わります」などと、視覚障害者の方に声をかけます。
3.狭い通路の誘導――――――――
狭い通路で誘導する場合、視覚障害者の方に、「狭い通路を通ります」と声をかけた後、誘導をする人(あなた自身)の腕を、背中方向に回して、視覚障害者の方を、縦に重なるように(縦列)します。
障害物がある場合は、前もって、障害物が前方にあることを知らせ、障害物の直前で、「左に避けます」などと声をかけます。
4.絶対にやっていけない行為―――
短い距離であっても、以下の3点は、視覚障害者の方に恐怖感を与えます。
・白杖をつかむ
・腕をつかむ
・肩や背中を後方から押す
視覚障害者の方の恐怖感を体験するために、あなた自身がアイマスクをして、上記と同じ行為を体験してみてください。
ものすごく不安になります。
5.盲導犬――――――――――――
街中で、盲導犬を見かけても、触ったり声かけはしないでください。
盲導犬は仕事中です。
邪魔をせずに、温かく見守ってくださいね。
以上、視覚障害者の方と接する時の、基本的なことを書きました。
詳しいことが知りたい方は、視聴覚障害者支援センターや、視覚障害者支援情報センターなどに、ご質問ください。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
19日の一宮市内は、曇りから晴れの天気でした。
未明から今朝まで、涼しく、ぐっすりと寝ることができました。
昨夜、セミが鳴いていませんでした。
本日、ツイッターで、
白杖を頭上50cm前後に立てている視覚障害者を見かけましたら、助けてやってください、
という内容のリツイートがありました。
今日は、視覚障害者の方と接する時の、基本的なことを書きますね。
■■■(1)最初の接し方■■■
視覚障害者の方と接する時は、いきなり相手の身体に触れたり、杖を引いたりしないでくださいね。
先ずは、「何かお手伝いをしましょうか?」と声をかけてください。
視覚障害者の方から、誘導を希望された場合は、どうしたらよいかを尋ねましょう。
ここから視覚障害者の方と一緒に行動します。
■■■(2)位置の説明について■■■
視覚障害者の方に、位置を伝える方法として、「クロックポジション」というルールがあります。
視覚障害者の方の位置を、時計の文字盤の中心にいると想定して、方向を伝えるルールです。
6
3↓9 ↓:矢印先が正面になります。
12
正面を12時の方向と固定することにより、バックは6時、右は3時、左は9時になります。
■■■(3)目的地への誘導について■■■
1.誘導の基本――――――――――
視覚障害者の方を誘導する時は、白杖を持っていない側の半歩前に立ちます。
そして、視覚障害者の白杖を持っていない手を優しく取り、誘導をする人(あなた自身)の腕につかまってもらいます。
手を取る時には、事前に、「あなたの手を取ります。私の腕につかまってください」と説明してください。
2.段差や階段の誘導―――――――
傾斜路や階段を利用する場合は、傾斜路や階段の前で、視覚障害者の方に、「ここから〇段ぐらい上り階段です」などと声をかけます。
歩く速度は視覚障害者の方に合わせます。
傾斜路や階段が終わる直前で、「次の一段で階段が終わります」などと、視覚障害者の方に声をかけます。
3.狭い通路の誘導――――――――
狭い通路で誘導する場合、視覚障害者の方に、「狭い通路を通ります」と声をかけた後、誘導をする人(あなた自身)の腕を、背中方向に回して、視覚障害者の方を、縦に重なるように(縦列)します。
障害物がある場合は、前もって、障害物が前方にあることを知らせ、障害物の直前で、「左に避けます」などと声をかけます。
4.絶対にやっていけない行為―――
短い距離であっても、以下の3点は、視覚障害者の方に恐怖感を与えます。
・白杖をつかむ
・腕をつかむ
・肩や背中を後方から押す
視覚障害者の方の恐怖感を体験するために、あなた自身がアイマスクをして、上記と同じ行為を体験してみてください。
ものすごく不安になります。
5.盲導犬――――――――――――
街中で、盲導犬を見かけても、触ったり声かけはしないでください。
盲導犬は仕事中です。
邪魔をせずに、温かく見守ってくださいね。
以上、視覚障害者の方と接する時の、基本的なことを書きました。
詳しいことが知りたい方は、視聴覚障害者支援センターや、視覚障害者支援情報センターなどに、ご質問ください。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。