暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2023年度自転車班秋期合宿2報告書より

2023-11-07 08:40:24 | 現役活動報告

<総括>

文責 PL2回生Y

 今回の合宿は今年度自転車班の2度目の合宿であった。3日とも天候が良く、ツーリング日和であった。班員全員が交通ルールを遵守し、最後まで安全に走行することができた。

〈反省と改善〉

(反省)

  1. 1時間出発を目標にしていたが、少し遅れてしまった。
  2. 荷物が多すぎてパッキングに苦労した。

(改善)

  1. 朝食を早く作れるようにもう少し工夫する。
  2. 今後は荷物をさらに減らして時間短縮を行う。

<行動日程>

 

11月2日 

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

9:15

広島駅・行動開始

2:00

11:15

宮島口駅・ダウン1

00:20

11:35

同上・出発

01:55

14:30

宮島口駅・ダウン2

00:30

15:00

同上・出発

01:15

16:15

古江駅・ダウン3

10:00

16:30

同上・出発

01:15

17:45

TS1・行動終了

 

11月3日 

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

6:50

TS1・起床

 

8:00

TS1・行動開始

1;10

9:50

呉駅・ダウン1

00:10

10:00

同上・出発

1:00

11:00

安芸灘大橋・ダウン2

00:10

11:10

同上・出発

1:00

12:05

豊島・ダウン3

00:10

12:15

同上・出発

00:55

13:10

岡村港・ダウン4

00:10

13:15

同上・出発

00:55

14:10

今治港・ダウン5

00:10

14:20

同上・出発

00:20

14:40

今治タオル本店・ダウン6

00:30

15:10

同上・出発

00:45

15:55

河原津海岸・ダウン7

00:10

16:05

同上・出発

1:05

17:10

TS2・行動終了

 

11月4日

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

6:30

TS2・起床

 

7:30

TS2・行動開始

01:30

9:00

今治駅・ダウン1

00:20

9:20

同上・出発

00:30

9:50

サンライズ糸山・ダウン2

00:10

10:00

同上・出発

01:00

11:00

亀老山・ダウン3

00:30

11:30

同上・出発

00:45

12:15

道の駅多々羅しまなみ公園・ダウン4

01:00

13:15

同上・出発

01:15

14:30

因島大橋前・ダウン5

00:15

14:45

同上・出発

00:50

15:35

尾道駅・行動終了

 

 

 

<食糧報告>

11月2日

夕食 カップ麺を食べた.

11月3日

朝食 棒ラーメンを3袋茹でて食べた.

夕食 パスタを一人当たり1.5人前食べた。

 

11月4日

朝食 カップ麺を食べた

 

<衛生報告>

衛生装備の使用はなかった.

次の合宿までに装備の残量を確認しておく。

 

<装備報告>

装備の破損はみられなかった.

次の合宿までにガス缶の残量を確認しておく。

 

 

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白馬偵察 報告書より

2023-11-07 08:14:24 | 現役活動報告

YAMAP活動日記(GPSログや写真等)

https://yamap.com/activities/30718982

 

文責:PL3回生M

<PL総括>

ルート上の地形や危険箇所を把握することができたのが何よりの収穫であった。本コースの難易度の高さを改めて実感し、入念な準備の必要性を再認識できた。春期合宿では、全員で山頂に立てるようにベストを尽くしたい。

 本偵察では(個人名省略)多くの関係者にご協力いただき、この場を借りてお礼申し上げます。

 

<反省と改善>

知識・技術・体力の獲得に努める。

<行動記録>

距離39.9 km登り2,584 m下り2,560 m

2023年11月3日金曜日

山行6時間37分休憩21分合計6時間58分

栂池パノラマウェイ栂池高原駅04:40~06:34ゴンドラリフト栂の森駅06:37~06:51栂池パノラマウェイ栂大門駅06:52~07:28早大小屋07:34~07:49成城大学小屋08:14栂池パノラマウェイ自然園駅08:15~08:19栂池ヒュッテ08:20~08:25栂池自然園(栂池ビジターセンター)08:27~09:39天狗原/白馬岳神社09:40~09:44風吹大池方面分岐11:03乗鞍岳11:09~11:38白馬大池山荘泊

2023年11月4日土曜日

山行 12時間16分休憩30分合計12時間46分

泊白馬大池山荘02:48~03:49船越ノ頭03:55~04:45小蓮華山04:51~05:41三国境06:30白馬岳06:34~07:05三国境07:06~07:52小蓮華山08:20船越ノ頭08:21~09:43白馬大池山荘10:13乗鞍岳10:23~11:06風吹大池方面分岐11:23天狗原/白馬岳神社11:24~12:35栂池山荘12:37栂池ヒュッテ12:42栂池パノラマウェイ 自然園駅13:04早大小屋13:32栂池パノラマウェイ 栂大門駅15:33栂池パノラマウェイ 栂池高原駅15:34

 

 

 

アタック全体像:

稜線に乗ってからは常に強風地帯であり、PLとしては緊張感が強いられる。観天望気として、日本海方面での雲の形成に注意を払う。到達時間のタイムリミットを定めて進退の判断材料とする。コースは長く、アップダウンも繰り返されるため、水分やカロリー補給はこまめに行う。当日の雪質を確認し、アタックにスノーシュー・ストックを持っていくか判断する。

 

白馬大池山荘→船越ノ頭:

稜線に乗る際には、船越ノ頭の手前にある小ピークに直登するのではなく、その奥にある鞍部にむけて直接トラバースするルートを選んだ。稜線に乗る前にダウンを済ませる。船越ノ頭付近では風よけになるような場所はなかった。ペナ棒の活用が想定される。

 

船越ノ頭→小蓮華山:

小ピークを1回超えると小蓮華山につく。傾斜は緩やかなものの、長距離・強風・トラバースのため注意が必要。スノーシュー・ストックで出発した場合、船越ノ頭の付近でアイゼン着脱を済ませておく。南側の斜面には雪庇が形成されているので注意。小蓮華山では南西側の斜面にて若干の風よけが可能(ダウン候補地)。小蓮華山から先は100mほど下るため、前進する際には慎重な判断が必要。

 

小蓮華山→三国境:

100mほど下ったのちに、再び90mほど登る。尾根は比較的なだらかであり、歩きやすい。鞍部→三国境までは、尾根を直登するかあるいは大回りにトラバースする。三国境は二重稜線になっており、緊急時は尾根の間のくぼみでビバーク可能。帰り際は、雪倉岳方面の尾根に誤って入らないように注意する。

三国境→白馬岳:

本ルート上で最も傾斜が厳しい。中間にある小ピークまでは急登であり、キックステップで登る。東側斜面に雪庇が形成されているので注意。山頂直前は比較的なだらかであるが爆風。

<気象>

1日目

行動中は常に暖かく、ドライレイヤーとベースレイヤーのみで快適に行動できた。雲は無く快晴であった。天狗原~白馬大池間は多少の残雪があり、岩の上に乗った氷、雪などでスリップに警戒が必要であった。

08:09栂池自然園駅1820m

快晴/気温10度/雲なし/雲量0/雲行/不明/風速3m/風向/東南東/

09:30天狗原への登り2160m

快晴/気温16度/雲なし/雲量0/雲行/不明/風速2m/風向/東南東/

2日目

放射冷却が予想されたものの、夜間の冷え込みは零度を下回ることはなかった。稜線にとりつくまでは無風であり、船越ノ頭付近より風や積雪が本格化した。雪質は大半がしまり雪であった。ウィンドクラストした雪面もありトラバース地帯では慎重な行動が要求された。雪は吹き溜まりでは70センチ程はあった。

02:46白馬大池テントサイト2376m

快晴/気温0度/雲なし/雲量0/雲行/不明/風速8m/風向/北西/

06:30白馬岳2932m

晴れ/気温-4度/層積雲/雲量4/雲行/東南東/風速15m/風向/北西/

11:12天狗原2204m

晴れ/気温16度/積雲/雲量6/雲行/東南東/風速3m/風向/東南東/

 

<食料>

炭水化物中心のメニューであったので、野菜などを歩荷してゆでる等して食事に入れる、温野菜サラダとして食べる等してもよかったのではないかと思う。

行動中脱水の為か足取りが重くなる者がいた。市販のエナジードリンク(低体温対策として歩荷していた)を1本飲ませるとたちまち元に戻った。

長い行程の為、行動中の水分摂取が多く必要であった。脱水気味になると足がつりスリップの要因となるとも考えられるので、定期的な水分摂取が必須と考える。

水は夕食朝食用に2リットル歩荷し、足りない分は沢の水等を煮沸して対応した。雪を利用するのには雪はあまりなく、施設を利用しての水確保もこの時期はあまり期待できないのでこの時期入山する場合は水確保に関しては注意が必要であると思う。

衛生報告

<装備>

・PLのヘッドライトが出発時不調となったため予備で持っていたハンドライトを渡して対応した。

・サングラスのレンズが片方外れて紛失してしまった。(雪盲リスクあり)

・当初は夏用フライシートを使用予定であったが, 積雪を想定し, 冬用外張りを今回は使用した。多少の保温性・防風性の向上が見られた。

・想定以上に燃料を消費した。行程が長い為, 行動中用に多くの水分が必要であった。そのための水の煮沸に多くの燃料を消費した。正確な計測必要がある。

・気象装備の入れ忘れあり。入山前にDLしていた天気図にて急きょ対応した。

メンバー間での装備準備に関してはコミュニケーション不足があると思う。

・出発直前の装備点検の必要性を改めて認識させられる事となった。

<衛生>

酷い靴擦れを発症されるメンバーあり。何回履いても色々対策をしても足に合ってないためか靴擦れが生じる。患部をかばう様なアイゼン歩行になってしまうため最悪買い替えも検討した方が良いかもしれない。

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