行動記録
坊村明王院08:39~09:09RP御殿山109:09~09:36RP御殿山209:37~09:40846m地点09:41~09:51RP御殿山309:52~10:02RP御殿山410:02~10:11御殿山10:17~10:19ワサビ峠10:19~10:25西南稜1120m地点10:25~10:40武奈ヶ岳10:48~10:49細川尾根分岐10:50~10:52武奈ヶ岳10:52~11:00コヤマノ分岐11:00~11:24イブルキノコバ11:25~11:36八雲ヶ原11:59~12:09RP八雲112:09~12:20金糞峠西側下の分岐12:20~12:44大橋12:44~12:55渡渉地点12:55~13:41牛コバ13:41~13:46口ノ深谷 入口13:46~13:50伊藤新道出合13:51~13:56三ノ滝14:12明王谷林道ゲート14:13~14:16坊村明王院
距離14.4 km登り1,145 m下り1,144 m
コースタイム05:39
・SL総括
これからの活動においてPL、SL養成が必要であったため、今回のSL研修を行った。
今回計画したコースは比較的定石のコースであったが、滑落しそうな難所や分岐が多かった。分岐ではアプリに頼りすぎている場面があったので読図の精度をあげる必要がある。
スリングとカラビナを使ったチェストハーネスの作り方を学んだ。この技術により山行途中の滑落しそうな難所でも安全を確保し行動することができた。
また、アタックザックを使った搬送訓練やツェルトの設営を行い非常時に必要とされる技術を習得することができた。
今回のSL研修で学んだ技術をこれからの山行、計画書の作成などに生かしたい。
・PL総括
2023年度後期活動を実施するにあたり新規のSL養成が喫緊の課題であったため実施した。
奥ノ深谷コースは崩落個所のトラバースや数回の渡渉があったりと良い意味で緊張感のあるコースだったのではないかと考えられる。
読図に関しては近年の登山者に見られる傾向であるがアプリ頼りすぎている部分があるのでコンパスや紙地図の使用を今後はより積極的にするべきである。
今回の活動を経て今後はSL・PLを実施する機会があると思うので、最悪の事態や想定外の事態も想像しながら計画立案・現地での活動実施を行って欲しい。また、自身で計画立案も積極的に行って欲しいと考える。忘れ物があったのは残念であるが、今後はパーティメンバーの安全を確保する立場となる事を考え、忘れ物があった場合どのような問題が生じてしまうかをよく考えて欲しいと思う。
・装備報告
シュラフカバー忘れあり。
入山前に装備追加でチェーンアイゼンの携行を協議したが、氷点下にはなっておらず積雪報告もない為今回は持って行かなかった。
渡渉時に水面に堆積した落ち葉を地面と間違い片足の膝程に足が水没する場面があった。下半が浸かるまで水没してしまった場合低体温リスクがあったと考えられるが、予備下着・予備靴下などは携行しており水没トラブル対応する装備は携行できていたと考えられる。
ザックを使用した搬送の行い方を入山前に確認した。
ロープ、カラビナスリングの使い方などを渡渉時や崩落トラバース箇所の通過時などに説明、実践を行った。
・食糧報告
気温低下していたため出発直前に熱湯をテルモス(装備追加とした)に入れ、ダウン時に素早く暖かい飲み物などが飲めるように準備をした。
・電波状況
御殿山〇、武奈ヶ岳〇、八雲ヶ原×、大橋~牛コバ×
スマホに頼りすぎている傾向にある。完全に電波が入らない箇所で負傷し行動不能となった場合を想定し、伝令書の使用方法に関して指導を行った。
・衛生報告
靴擦れが完治してないメンバーがいたが歩行時に若干の違和感があった。自制の範囲内の為様子観察した上で行動をした。
・気象報告
08:40坊村290m
曇り/気温10度/層積雲/雲量10/雲行/東南/風速2m/風向/西北西/
10:42武奈ヶ岳山頂1214m
曇り/気温5度/乱層雲/雲量10/雲行/東南/風速8m/風向/西北西/
山頂付近は普段は大変風が強い場所であるが、本日登頂した際は比較的風の強さは落ち着いていた。
11:45八雲ヶ原910m
曇り/気温10度/乱層雲/雲量10/雲行/東南/風速3m/風向/東北東/