暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2024年5月2024年度上回生雪上訓練・SL養成(3回生I)報告書より

2024-05-10 10:55:46 | 現役活動報告

<PL総括>

文責:PL(Y)

 

本合宿ではGWらしい好天に恵まれ活動を行うことができた。メンバー3人が雪山初心者・未経験者のなかで、予定していた搬送訓練や滑落停止訓練・アイゼン歩行訓練を行いながらも別山・奥大日岳・雄山にも登頂できたことは部員の雪山登山のモチベーションの向上にもつながると感じた。天気が良かったことで気のゆるみや慢心があったと感じたので、今回のような防ぐことができるミスを起こさないように気を引き締めていってほしい。

4日間を通じてメンバーには登山に対する注意点や心構えを伝えたので、今回の山行を糧に今年度の活動をより良いものにしていくことを願う。

 

<反省と改善>                         文責:SL3回生(I)

(反省)ペース配分が早くなることが多々あった。

    SLとしての後方確認を怠ってしまったり朝の準備や山行中に声掛けができていない場面があったりした

(改善)班員の状態等をよく確認し全体のペースが考えて行動する

    しっかりと声掛けをして準備や山行が円滑に進められるようにする

 

<行動記録>                          文責:SL3回生(I)

5月3日 (金)      

         

5月4日 (土)

5月5日(日)

5月6日(月)

 

<衛生報告>

文責:3回生(Y)

靴擦れ用のワセリンと痛み止め、ハイドロコロイド(キズパワーパッド)を使用した。また腹痛のため正露丸を使用した。

 

<食糧報告>

文責:3回生(Y)

5月3日

夕食は各自持参したものを食べた。

5月4日

朝食はチキンラーメンを食べ、夕食には大根鍋を作った。

5月5日

朝食にカレーメシを作り、夕食には鍋を作った。夕食の鍋は肉が多く油っぽくなっていたため、次回からは食べやすくカロリーを摂取できるよう注意したい。

5月6日

朝食は各自持参した食料とスープを温めて飲んだ。

 

<装備>                            文責:SL3回生(I)

使用済みガス缶を3つ消費した。

スコップ、プローブ、ヘッド等の団装を山で落とし紛失した。

 

 

<気象報告>

文責:3回生K

5/3

   

 

天候

気温

風向

風速

積雪24h

積雪深

視界

晴れ

2度

西

1m

0cm

610cm

良好

快晴で、15時の時間帯では室堂周辺では半袖でも活動できるくらい気温が高かった。

 
 


5/4 

天候

気温

風向

風速

積雪24h

積雪深

視界

晴れ

5度

3m

0cm

600cm

良好

雲一つない快晴で、稜線でもそこまで風はなかった。

 

 

 
 


5/5

天候

気温

風向

風速

積雪24h

積雪深

視界

晴れ

5度

0m

0cm

600cm,

良好

雪の状態は悪くなく、アイゼンピッケルは刺さりやすかった。

日差しがかなり強く日中の気温が高いため、入念な日焼け対策と汗冷え対策が必要であった。

 
 


5/6

天候

気温

風向

風速

積雪24h

積雪深

視界

8度

5m

0cm

580cm

-

行動中は曇りの状態ではあったが、視界が悪いわけではなかった。

雄山周辺など標高の高い稜線では風がかなり強く、耐風対策が必要であった。

事後報告書

文責:SL3回生(I)

  • ことの顛末

5月3日、別山へアタック時、腹痛により衛生装備から正露丸を服用したが回復しなかったためPLとの了解の元、ハイマツ付近で雉打ちする際に置いたザックが谷底に滑り落ちた。

 

  • ことが起きたことによる山行への影響

ザックの内容物として団体装備のスコップ、プローブ、ガスヘッド

個人装備として水筒、行動食、財布が挙げられるが

ガスヘッド→班員の個人ヘッド

プローブ→ストック

スコップ→食器

水筒→ペットボトル

行動食→班員のものを一部頂戴

等、代用補填することで計画書にある行程を続行した

財布に関しては班員に一部借用

 

  • 反省点

・体調管理ができていなかった

・山での荷物の管理における認識が甘かった

 

  • 反省を踏まえての今後の対策

・食事や睡眠等の面でしっかりと体調を整えておく。

・どういうことで体調が悪くなるか自身でしっかり把握しておく。

・山で荷物を下ろす際はピッケル等を使いしっかりと固定しておくことを徹底する。

 

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