花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

伊雑宮の神さまと約束したあの日。

2018年06月02日 10時10分10秒 | 謙虚の心柱

こんにちは。わたしの大好きな場所です。伊雑宮の御料田です。

再来週あたりに,いつもの京都・奈良・伊勢へ参拝に行かせて戴く計画を立てております。今回の目的は,新しい神札の交換と自宅の神棚の神さまへ御神水を奉納することが主な目的であります。最初の京都では,上賀茂神社に参拝させて戴くのが恒例になっておりますが,上賀茂神社には御神水を授与させて戴ける場所がありませんので,いつもながらの参拝をして次に貴船神社へと向う予定で計画をしています。貴船神社では,茶の湯を点てるとき,貴船山の名水でなければならないと言われるほどの名水を拝殿前で授与させて戴くことが出来ます。甘くとても素晴らしい御神水です。そして,京都での最終地点は,知る人ぞ知る出雲大神宮の真名井の名水です。ただ,時間の都合上,両社を参拝することは叶わないかも知れませんので,その場合,どちらの御神水にしようか今から楽しみながら思案しております。次の奈良では,やはり天川村のごろごろ水であります。満天の星々も恋するほどの秘水です。

考えて見れば,早いもので京都・奈良・伊勢の巡礼へ行くようになったのは7,8年前になります。参詣させて頂く度に,いろいろな発見があります。いつも同じ神社と寺院をぐるぐると廻っておりますけど,当初のことを想い出すと懐かしく感じることもあります。あらためて振り返って観るとありがたいことばかりです。ましてや,御神水を授与させて戴き神棚の神さまへ奉納できると云う縁を頂けることに感謝しかありません。水はすべて命「生命」の源です。水がなければ命「生命」が誕生することもありません。

水は命。この言葉は本当に真理そのものであります。

今回は,思い切って伊勢の神宮で,はじめての御祈祷の申し込みをさせて戴こうかとも考えているのです。もう何十回も参拝させて戴いて参りましたが,御祈祷は一度もしたことがありません。何かをお願いすることにとても違和感がありますので,これまでして来なかったのです。今回の参拝で御祈祷の申し込みをすると云っても感謝が主坐の神恩感謝であります。今まで何度も参拝出来たことへの神恩感謝であります。遠方から伊勢神宮に参拝させて戴けると云うことは,時間も健康もお金もなければ出来る事ではありません。参拝に行きたくても行けない人がたくさんいる中で,自分は参拝できるのですから感謝がやはり中心の主坐になります。

古神道にとって,神さまに何か自分のことをお願いすると云うことは御法度なことで,拝殿から奥に入ることも憚れることでもあるのです。伊勢神宮に参拝しますとよく見かけるのが一般の方々が参拝する所謂,拝殿の奥「御垣内参拝」に入内して参拝されている方々を御見受けすることが御座いますが,私には畏れ多くてとてもとても出来る事ではありません。多分,一生ないと思います。

やはり,わたしには遠くから遥拝するのが一番似合っているようです。

それと確か,今月は,伊雑宮での御田植祭があると思います。本当は,わたしも御田植祭に参加したいと想ってはいるのですが,人がたくさん居るところがどうも苦手で,いつも人があまりいない時に参拝しています。伊雑宮の神さまと約束したあの日を偶に思い出しては,辛く感じたり,困難なことに遭遇したときの励みにしています。上の写真の場所がとても好きで,御料田にいると風の神さまが来て下さって,身体を包み込んでくれるのです。身体が温かくなると云う表現の方が解かりやすいかも知れません。

なにごとのおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる。by 西行。

 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝



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