犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

セコムとアルソック。

2013年01月17日 | おせわがかり日誌


月曜の成人の日は大雪だったけど、その前日は晴れて、とてもいいお天気。

上着が不要なほどに、あったかかったので、久しぶりに大きな公園へ、犬を連れて遊びに行った。

犬はテンションあがりまくって、うれしくってうれしくって、るんるんであった。

(そのあとに控えるワクチン接種のことを知らないもんだから。)

その日はもうずいぶん前から、8種混合ワクチンに行こうと決めていて、

行くことにしていたんだけれど、いやなことの前には、楽しいこともねー。




トイプーちゃんやら、小型のわんこちゃんとたくさん遊んで、大型犬にほえられて、

前から(1本のリードが先端で二つに分かれてる)黒柴の双子ちゃんが来たので、

「あそんでほしいー」

オーラを出しまくっていたオレコさんなんだけど、

おひとりはにこにこしっぽふりふり(でも控え目)、もうおひとりは前のめりでガルルルル、な感じだった。

これがまれにみる、美犬。しかも、そっくりの顔して全く違う表情。




(おふたりのイメージ画像)

あんまり人に心を開かなさそうなタイプの飼い主さんだったけど、こちらも出るタイプではないので、

「もうこいつらは本当にね、双子なんだけど、こいつはいいんだけど(おとなしいほう)、こっちがねー、悪でねー」

「うちは農家で隣んちがすごく離れてるんだけど、この子たちがいるからもう、ぜーんぜん大丈夫なの。
夜になるともう真っ暗で怖いけど、こっちがほえたらこっちもほえるでしょ?だからうち防犯ベルいらないの!
こっちがセコムでこっちがアルソック!(もちろんあだ名)」

なんていう風に話しが弾んだのだった。

そして、おとなしくてにこにこ尻尾を振ってるやさしい顔の子が男の子で、

歯と歯ぐきを見せながら唸って怒ってるほうが女の子、ということが分かって、驚いた。

「こっち(男の子)はおとなしくっていいんだけど、こっち(女の子)はだめだから、

日が暮れて、犬が少なくなってから、行こうと思ってきたんだけどねー」

女の子はひるむことなくがるがるしていたけど、男の子はにーっこり。

オレコはくーんくーんと「遊んでほしい」アピールしまくっている。




「ほーんとセコムとアルソックなんだよねー」

と言いながら、双子ちゃんたちは去って行った。

オレコは名残惜しそうに双子ちゃんを振り返る。

どっちの子と遊んでもらいたかったのかしら?

犬と歩くと、いろいろあって、結構面白い。