犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

誇れる筋肉。

2013年01月19日 | おせわがかり日誌


最近体を動かすのがすごく好きである。

座ってパソコンとにらめっこの仕事なので、気がつくとあっちもこっちもコリコリ。

みなさんそうでしょうけれど、私も肩こりがひどいクチで、

小学生高学年のころからそうで、特に対策も何もせずに、

そのままこの年まで来たもんだから、そりゃもう、

マッサージなんてもんじゃ追いつかないほどの凝りようである。

どんなにうまいと評判の店でも、マッサージの人はたいてい音を上げる。

で、こう言われる。

「結局マッサージじゃだめなんですよ、体操、ストレッチ、体動かさないと、あとは枕」

数人から言われたので、マッサージなんてエステと同じで、とっても気持ちいいけれど、

ある程度は気休めだ、要は気の持ちようだ、と思い、いかなくなってしまった。

人によっては、ひどいもみ返しなどで、かえって調子悪くなることもあるし。

放っておいたら定期的に歯が膿んで鎮痛剤を飲まないとだめになってきたので、

致し方なく、風呂上がりに体操をするようになった。これがきくのよー。

元々風呂ではなく冬でもシャワー派だったのだけど(仕事が忙しくてねえ少しでもいいから寝たかった)、

近頃は在宅でも仕事ができるようになったので合間にささっと家事をする技も覚えたし、

自分の体をケアする心の余裕もできた。それが入浴と体操である。

ひとりきりだと「いいや」なんつって食事もおろそかになりがちだけど、

今のところ、入浴と体操は続いていて、体を動かすのがとても面白い。

そうそう。お風呂は以前は効き湯っていうのが好きだったんだけど、

冷え性にあんまり効果なかったんで、バスクリンの「薬湯シリーズ」の生姜タイプにしたらこれがあーた、

お湯はいつまでもあちあちだし(ぬる湯好きだから困るけど)、体は芯からあったまって、

いつまでたってもポカポカしてるし、だから体操のとき体がよく動くのよー。

元々子供のころからヨガをやっていたので、今更お教室に通わなくても、全部体が覚えてる。

ヨガとストレッチと筋トレ。筋トレは自分の年の数だけやることにしている。無理はしない。

その代わり、よほどでない限り、毎日やる。おふろ上がりに。

高校生のころに「首から下はマドンナ」と言われたくらい立派な筋肉が目を覚ました。

ほんのちょっと筋トレしただけで、また隆々になって、体を動かすのが楽ちん。

ジムやお教室は苦手だからいやなので、もっぱら家でやる。

だってさー。

マシーン相手にもくもく走るなんていうのはもう、かごに閉じ込められたハムスターのような気がして、とても嫌なのよ。

アスリートなら別だけど、私、普通の人だもん。だからして、家で好きにやるのだ。

そのほうが思い切りリラックスしていて、ストレス解消にもなってると思うんだよねー。

オレコが13.5キロをずっとキープしているので、多分これが正しい体重なんだと思う。

きたばかりのころより、背丈が伸びたというか、柄が大きくなったんだよな。

ラブラドールだかゴールデンだか、レトリーバー系の血が入ってるらしいので、それは仕方ない。

問題はその13.5キロを毎日二回、抱っこして、外へ連れて行かないといけないってこと。

腰痛持ちの夫はいざというとき頼りにならない。私が具合悪くなったりするわけにはいかないのよ。

体操するまではやっぱり目肩腰がだめで、やがて背中まで痛んできて、つらかったんだけど、

体操始めててからは、体中の筋肉がサポートしてくれるので、楽になってきた。姿勢もよくなった。

少女のころはこの筋肉質がとても嫌(「きんにく」と呼ぶ友達もいた)だったけど、今は役立ってるわー。

この筋肉、本当にもったいない。学生のころは帰宅部で使う暇もなかったし。

生きてるうちに、なんとか役に立てたいもんだ。みせかけだけでなくてさ。

とはいえ、なかやまきんにくんみたいになるのは、やなんですけどさ。