ぼりぼりぼりぼり。
見せびらかしてはくれるが、けっして、くれるわけではない、おじいわんサービス。
年がら年中なめてかじっての努力の甲斐あって、
少しずつやわらかくなり、「味わう楽しみ」に到達したもようです。
大好きな夕飯の最中も、チーズが気になって仕方ありません。
お散歩の途中だって、考えちゃう。
「いまごろ、わしのチーズはどうしているのか・・・」
おさんぽから帰るとねこまっしぐら、ならぬ、おじいわんまっしぐら。
チーズ、おてて、もうふ、もはやもう、何がなんだかわかりませんが。
先端が細くなってきたのは、がんばりの証拠ですね。
ちなみにこれは、昼から夜にかけて、菜の花の土手~(移動)~大きな公園という、
ハードな散歩のあと、駐車場について、車の中で40分くらい待たされて(おれこがシャンプーしていた)、
やっと家にたどり着いたと思ったらシャンプップーされた、ということへの怒りのぼりぼり。
土手でしっぽのつけねをマッサージしてもらったら、もさもさもさもさ、と、抜けモフ毛が表れて、
ふわふわ飛んで行ったので(フケいやいや~も出た)、有無を言わさず洗濯されちゃったのでしたが、
洗濯中はうっとり気持ちよかったものの、最後の洗顔とタオルドライはいかんとも許し難く、ぼりぼり抗議活動中。
おふろが気持ちよかったからか、タオルドライのとき「ぷっ」「っぷ」とかわいいおならを連発したので、
思わずを笑って「いまのなに?」と聞いたのがいけなかった。わかるんですねえ~。彼は怒りましたよ。
早々にタオルドライを拒否、ドライヤーを持ってくるため席を外すと、ゲージには毛布が敷いてあるのですが、
その毛布の上に「寒い時のくるまり用」のフリースを四つ折りにしておいていたのに乗っかって、ぶるぶる震えておりました。
かがみもちの上のみかんのような格好で、思わず笑っちゃったのでしたが、さすがに撮影するのは、どうかしらと。
すぐさま「ぶお~~~」とドライヤーをあてますと、ぶるぶる震えるくらいこわいのだけど、あたたかくてうっとり。
すっかり乾いたあとは、ぼりぼりするパワーは残っておらず、すやすやすう~とお眠りになりました。
老犬っておもしろいな~。