これは8月6日の広島。
マートンはまじめな青年だ。
ヒーローインタビューで必ず「イエス様に平安がある」と結ぶ。
可能な限り日曜日には教会に通う、信仰心に篤い男である。
家族を大切にしていて、お子さんも4人いる。
おまけに日本でも屈指の人気チームのスター選手だ。
さんざん叩かれた打率だって今のところチームトップに返り咲いている。
そういう人がいま、広島にいって、祈りをささげてくれることには、大きな意味があると思う。
国と国とでは利害関係があってうまくいかないことも、個人のレベルでは、つながる。
どんな国でもほんとうは、平和を祈る人たちのほうが、多いのではなかろうか。
難民支援に熱心な大スターが、
「戦争を終わらせるためには原爆投下は必要だった」
とインタビューで語っていたのを聞いて興醒めだった。
国の代表として動くこともあるので、仕方なかったのかもしれない。
でもなあ。その一言でふだんの人道支援活動がなんだか空疎なものに見えた。
こどもはたくさんいても、言葉の通じない動物と暮らしたこてないのかもね。
悪に対する正義を貫く、という、嘘っぽさがヒラヒラして見えるのだった。
正義や大義を振りかざす、あの国のやり方も好きではないし。
人が人に絶対してはいけないこと。
そのひとつが70年前に広島と長崎で起こったことだ。
イラクやシリア、アフリカでも別のかたちで起こっているけれど。
いったん戦争になってしまえば、犬や猫を大事にする余裕なんて消えてなくなる。
生きるので精一杯になってしまうから。
平和のありがたさって、平和なときにはわからないのかな。
自分の大事な犬や猫が、
楽しそうにしているのを眺めたり、
健やかな寝息をたてていたり、
おいしそうに食べたりするのを静かに見守り、
やがて安らかな眠りにつくときには、
そばについていてあげたい。
そういう小さな平和を失いたくない。
ほんとにね。人間はバカだね。
3月11日のマートン。
ありがとう。
Aug. 6, 1945. 70 Years. #Hiroshima #Peace True peace can be found in Jesus! #John16:33 #Matthew11:28-30 pic.twitter.com/I3TzZTKeW8
— Matt Murton (@mmurton9) 2015, 8月 6
この日の朝、ある場所を訪れた。平和記念式典が行われている平和記念公園と原爆資料館。
その様子を自らの短文投稿サイト、ツイッターにつぶやいた。そこにはファンからのお礼のメッセージが次々に書き込まれていった。
なぜ、そこへ向かったのか。
「6年日本にいるけど、この日に広島にいるのは初めて。一度、行くべきだと思った。
(原爆投下は)母国と今いる国が関わっている。複雑な気持ち。
悲しい現実であると同時に歴史の一部。色んなことが頭をよぎった」
と言葉を選びながら説明した。
その様子を自らの短文投稿サイト、ツイッターにつぶやいた。そこにはファンからのお礼のメッセージが次々に書き込まれていった。
なぜ、そこへ向かったのか。
「6年日本にいるけど、この日に広島にいるのは初めて。一度、行くべきだと思った。
(原爆投下は)母国と今いる国が関わっている。複雑な気持ち。
悲しい現実であると同時に歴史の一部。色んなことが頭をよぎった」
と言葉を選びながら説明した。
マートンはまじめな青年だ。
ヒーローインタビューで必ず「イエス様に平安がある」と結ぶ。
可能な限り日曜日には教会に通う、信仰心に篤い男である。
家族を大切にしていて、お子さんも4人いる。
おまけに日本でも屈指の人気チームのスター選手だ。
さんざん叩かれた打率だって今のところチームトップに返り咲いている。
そういう人がいま、広島にいって、祈りをささげてくれることには、大きな意味があると思う。
国と国とでは利害関係があってうまくいかないことも、個人のレベルでは、つながる。
どんな国でもほんとうは、平和を祈る人たちのほうが、多いのではなかろうか。
難民支援に熱心な大スターが、
「戦争を終わらせるためには原爆投下は必要だった」
とインタビューで語っていたのを聞いて興醒めだった。
国の代表として動くこともあるので、仕方なかったのかもしれない。
でもなあ。その一言でふだんの人道支援活動がなんだか空疎なものに見えた。
こどもはたくさんいても、言葉の通じない動物と暮らしたこてないのかもね。
悪に対する正義を貫く、という、嘘っぽさがヒラヒラして見えるのだった。
正義や大義を振りかざす、あの国のやり方も好きではないし。
人が人に絶対してはいけないこと。
そのひとつが70年前に広島と長崎で起こったことだ。
イラクやシリア、アフリカでも別のかたちで起こっているけれど。
わー
これ見たかったなあ
https://t.co/7WZyHSlJD2
映画「あの日の声を探して」
http://t.co/pcmJg1gVEV
— にゃう子~ねこデザイにゃあ~ (@MYCROPGIFT) 2015, 8月 7
いったん戦争になってしまえば、犬や猫を大事にする余裕なんて消えてなくなる。
生きるので精一杯になってしまうから。
平和のありがたさって、平和なときにはわからないのかな。
戦争になると犬も徴用されました。無事に帰国できた犬はほとんどいませんでした。 pic.twitter.com/wYZW9AswWw
— mold (@lautrea) 2015, 6月 6
猫も同様に・・・ RT @lautrea 戦争になると犬も徴用されました。無事に帰国できた犬はほとんどいませんでした。 pic.twitter.com/EiFvkWIS06 pic.twitter.com/drARaTF97q
— haruminnn (@ZZZoomy_56) 2015, 6月 6
ほんま狂ってるな。 pic.twitter.com/nA3iIDjoRX
— ソウル・フラワー・ユニオン (@soulflowerunion) 2015, 8月 6
自分の大事な犬や猫が、
楽しそうにしているのを眺めたり、
健やかな寝息をたてていたり、
おいしそうに食べたりするのを静かに見守り、
やがて安らかな眠りにつくときには、
そばについていてあげたい。
そういう小さな平和を失いたくない。
#柴日記 pic.twitter.com/DRQ7PPPFhF
— 大サワ工房 (@ao_80) 2015, 8月 5
ほんとにね。人間はバカだね。
3.11 Will always be one of those days that you never forget! #Japan #PrayForJapan #Tohoku pic.twitter.com/poTIkKqFxp
— Matt Murton (@mmurton9) 2015, 3月 11
3月11日のマートン。
ありがとう。