昨日とおとといのブログで説明済みだけど、
そんなこんなで忙しかった週末だったので、
金曜日にコンビニで慌てて買い込んだ「文芸春秋」は手つかず。
もともと日曜の夜に読むつもりが、いろいろあって無理だった。
速報:文芸春秋は又吉直樹さんの「火花」など芥川賞受賞作掲載の月刊誌「文芸春秋」を増刷、100万部突破と発表。 http://t.co/unWPgu51El
— 47NEWS (@47news) 2015, 8月 10
こうなるだろうと思ったので、買っておいてよかった。
世間一般にとってもそうであろうが、私にとっても目玉は「火花」。
読みたいと思ったときに読みたいし、電子文書は目が疲れて無理。
たまたま最近、お笑いの舞台を見る機会があり、
周年記念のイベントだったが、超売れっ子、
現役最古参のベテラン、そうでもない面々などの芸を、
まじかに見る機会があったものだから、それらの感想を加味して、
じっくり読みたいなあ、と、思っていたのだった。
又吉文学にはまだ手を付けられていないけれど、
又吉さんがいいといっていた、「漁港の肉子ちゃん」はすでに読んでいて、
あんまりおもしろかったので、先週末に数時間で一気読みしてしまった。
肉子ちゃんは年齢が違うけど藤山直美しか思いつかない。
いや容姿のこというてんのとちゃうねん。
読めばわかるけどこんな難しい役どころ並の女優には無理。
この物語は松本大洋さんの名作「花男」に似た世界だと思った。
花男こそ誰にもできないキャラクターかと思うけども、
肉子ちゃんにしてもまさに花男に近いものがあるので。
ファンタジーをやや控えめにした感じの。
映画化が決まった西川美和監督の「永い言い訳」と、
スタップ細胞の関連本、井上ひさしさんの「東慶寺花だより」の文庫もある。
これらは多分、ちかぢか行く病院(人間)の待合室で消化することになるだろう。
半日待つのは当たり前、ということらしいので。
あ、病院に行くことは行くが、大したことではないので、どうぞご心配なく。
寝しなに読もうとすると、すぐ寝ちゃうんだよなあ。
だからこの待合室での時間が、実はとっても楽しみだったりする。
なんといってもこの時を、1年前からねらっていたのだ。
って、大したことなんだから、はよいけっつーの。