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骨董・古物のワールド

陶磁器、紙、裂、金属、塗、木、石、絵葉書、切手、現代史、満洲、軍事、宗教、文化、風俗などに関連する資料の御紹介

印判兎・人物文大皿(直径約29.8cm) No. 107 IGEZARA produced in Meiji Era

2016-03-01 23:55:59 | 印判

  

 

 この皿はコレクターの間では有名な御品です。理由は古陶磁研究家の料治熊太氏の御本に出ているからです。余談ですが、お子さんは有名なニュースキャスターの料治直矢氏ですが、惜しくもお亡くなりになってらっしゃったんですねえ。残念なことです。

 この種類の皿は「イゲ皿」と申します。確か、外国の方がイゲ皿のコレクションをご本にしていましたね。なんでも外国人の方の眼と日本人の眼は構造が異なるので青い色が外国の人には素晴らしく美しく見えるのだそうです。

 さてこのお皿を見ますと大きな兎が周辺をめぐっております。この兎は印判手(釉薬を紙に印刷してその紙を貼り付けて窯に入れて焼く技法)の皿の中では最大の大きさではないかと思います。また数も十分です。実は「絵柄の大きさ×数」は斯界では大問題でございますよ。そういう意味では印判を代表する御品と思います。

  *器物の柄の大きさにも御注意ください。そしてなるべく骨董関係の御本を多数読むと蒐集の引き出しが増えます*

This kind of product is called IGEZARA in Japanese and produced in Meiji era : 1869-1912.  IGEZARA names after their edge being jagged .  Great meiji era comes , manufactures tried to make a large amount of goods with smaller costs therefore with  bleu chemical ink they print a paper and patched on the plate and burned. As a result fine bleu prints are left on the surface. I'm very happy to see your comment. If you have some questions do not hesitate to contact me. Thank you.

 

 


1 コメント

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Unknown (Rick)
2021-02-24 21:46:31
I have 1 of these plates. Could anyone help with era of manufacturing of this plate?
Many Thanks
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