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朝鮮の鎮海の二銭受領消印の葉書 カテゴリー: 郵趣(終戦直後) No. 1113

2018-03-02 23:01:19 | 郵趣

 軽いうつでございます。何時もHiでございますので、うつになりますとフツーの正常な方と同じレベルに修正されるとい便利な機序を持っているのでございます。私のコレクションの中心は戦中でございますので、戦争直後の数年の文物は全く私にとりましてはほぼ戦時中のそれと同じになるのでございます。

 本日の御品は朝鮮最大の軍港がありました鎮海の紫色の二銭の受領印が3銭の葉書に押されて、合わせて5銭になっております。葉書が5銭の時代は終戦直前の昭和20年中ごろから終戦後の昭和21年の中ごろまでの約1年間でございました。物資の不足で5銭の葉書が製造できずに受領印でしのいでいたわけでございます。

 消印が薄くて年月日が読めないのでございますが、終戦直後の消印は読めないのが常態でございます。しかし、文面の「新日本」という文字が終戦後であることを示しております。ただ問題がございまして、既に日本領土でない朝鮮の鎮海郵便局の料金受領の印が有効であるとい理屈はどこから出たのでございましょうか。



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