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歩兵伍長の上野 光敬の「歌集 戦野」No. 1909  A collection of poems in the battle field in China

2022-10-16 19:18:38 | 帝国軍人

 帝国陸軍>支那事変>俳人>「上野 光敬遺書 歌集 戦野」
 

 戦争はいろいろな物を生みますが、その中には歌集もございます。支那事変の頃にはまだまだ日本軍にも余裕があり、多数の従軍軍人の歌集も出ております。この中の一冊が本書でございます。

 それではその中の一句 

「重砲を打つ度に池の月ゆれて岸邊に白き花のにほへる」

戦場においてさえ美の一瞬をとらえております。昭和15年5月27日に湖北省にて惜しくも戦死されました。著者の近影もUPいたしました。


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