ここは、京都の北東の洛北の八瀬でございます。右は三千院、左は寂光院とよい街道があり、その支に京美人の大原女がいて、その近くには何やら床しい石灯籠が道の両側にございます。幽玄の世界の入り口まで来てしまいました。もうこれはたまらないシチュエーションではございませんか。この世の聖と俗が混然一体の境地でございます。
昨年度は大変お世話になりました。当方の力不足であまりにも貧弱な内容でしたが、さらに改善の目途もなく、本年も続きそうです。自己の無力をつくづく感じながらも、よろめくようにこのブログは続いてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。